ハチの巣駆除・相談について
更新日:2024年9月3日
土地や建物は所有者や居住者が管理する財産であり、ハチの巣も自身で駆除するのが原則ですが、活動期のスズメバチやアシナガバチの巣、ミツバチの保護等については、すぐやる課の危険回避業務の一環として駆除や相談を行っております。
※ハチは危険な虫というイメージを持たれがちですが、直接触れたり、不用意に近づかなければ人を刺したりはしません。巣を発見した場合は近づかないことが重要です。
駆除の対象となるハチの巣種類
スズメバチの巣
スズメバチ
巣の特徴は、球体のマーブル模様で、ハチが出入りする穴が1つあります。春先を越えたらご自身での駆除は困難になります。夏場にかけてはハチの数が増えて巣が次第に大きくなります。
スズメバチの巣(初期から後期にかけての画像)(PDF:394KB)
アシナガバチの巣
アシナガバチ
巣の特徴は、シャワーヘッドのような形をしていて、巣穴が見えます。巣の周りにハチがたくさんついています。
初期(4から6月頃)は女王蜂1匹だけで巣を作り始める為、攻撃性は低く、市販の殺虫剤で駆除できます。初期を過ぎたらハチの数が一気に増えて危険性が高くなります。
対象の巣の場所
市内の住居等およびその敷地内(マンション・アパート等の集合住宅の共用部分は除く)が対象です。
※屋根に上る必要がある場所や脚立が置けない足場の悪い場所での作業はできません。
蜂の巣の位置と形状を確認のうえ、ご連絡ください。
立ち合い
所有者または居住者等の関係者による立ち合いが必要となります。
時間帯は開庁日(平日)の午前9時30分から12時と午後1時30分から5時ごろの間です。時間指定はできませんので、午前または午後の希望をお伝えください。
※繁忙期は、要望件数や処理状況によって上記時間内に伺えない事もございますので、予めご了承ください。
駆除の対象外となるハチについて
ミツバチ・ドロバチ・ハナバチ等
ミツバチは女王バチを中心に大群で移動し、木の枝や家の外壁などに群がることがあります。
数日中に移動する場合が多いので、数日間は様子を見てください。数日経過しても状況が変わらない場合は、殺虫剤などは使用せずに、まずはすぐやる課にご相談ください。ミツバチは殺虫剤に耐性があり、殺虫剤をかけると多数の蜂が飛散して収拾がつかなくなりますのでご注意ください。
ドロバチやハナバチ等は単独で行動するハチで、こちらから手を出さなければ、めったに攻撃してくることはありません。
また、古巣(ハチが現在いない巣)、ハチの巣が近くに見当たらない場合や、エサ取り等で草木に飛んできているハチについては、危険性が低いため駆除の対象外です
ミツバチの分蜂
駆除費用について
すぐやる課の職員がハチの巣等駆除を行った際の、費用は無料です。
※巣がある場所によっては、稀にすぐやる課の職員でも駆除ができない場合があります。その際は、ご自身で業者を探し、費用も全額自己負担となります。
注意事項
- ハチの行動範囲は広く、ハチの巣は様々な場所に作られ、見つけることは困難なため、巣の場所を探したり調査することは行っていません。
- 管理・所有する土地や建物の構造上破壊が必要となるような場所や高所にできた巣など、状況により駆除できない場合があります。
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