広報まつど2026年9月15日号 ガールズケイリン・川上いちご選手
更新日:2026年9月15日
挑戦を楽しみ競輪で心に残る走りを
ガールズケイリン・川上いちご選手

川上いちご選手
「今しかできない挑戦をしたい」。そう笑顔で語るのは、今年3月に日本競輪選手養成所を卒業し、5月にプロデビューした川上いちご選手。松戸競輪場をホームバンクに、早くも全国で活躍する松戸市在住のガールズケイリン選手です。
幼い頃から子どもと関わる仕事に憧れ、小学校教員となった川上選手。教壇に立つ日々の中で偶然目にした競輪選手の募集広告が人生を大きく変えました。「競輪に挑戦できるのは今しかない」そう直感し、新たな道へと踏み出します。当時はガールズケイリンの存在すら知らなかったと言いますが、その未知の世界への興味が、川上選手の競技人生の始まりでした。
競輪の魅力を「時速60kmを超える迫力と、一瞬の判断が勝敗を左右する頭脳戦」と川上選手は語ります。デビューして間もないルーキーシリーズ初の有観客レースでは、期待を背負いながらも思い通りの走りができず、大きな悔しさを味わいました。その経験を経て大切にするようになったのは、「自分らしく挑戦したかどうか」。勇気と覚悟を持ち、自ら積極的に仕掛けるレーススタイルを確立し、たとえ敗れても自分らしいチャレンジを貫くことを大切にしています。男子選手に混じっての厳しい練習、ウエイトトレーニングと自転車練習を組み合わせた独自の鍛錬など、日々の積み重ねが力となっています。
目標は、来年のGIレース「パールカップ」への出場、そしてガールズケイリン最高峰の舞台である年末のガールズグランプリ優勝。「地元である松戸では、結果だけでなく、観に来てくれる人たちの心に響くレースを届けたい」と意気込みます。
未来へ踏み出す子どもたちへ「失敗を恐れず、挑戦することを楽しみましょう」と語る言葉は、自ら挑戦を続ける川上選手だからこそ、より力強く響きます。多くの人の心に残る走りを届けるための挑戦は、これからも続いていきます。


