生ごみの減量方法
更新日:2020年12月28日
生ごみは多くの水分を含んでいます
生ごみの水分を減らすことはごみの減量とCO2(二酸化炭素)排出の削減に役立ちます。
誰にでもすぐにできることから、ご協力をお願いします。
- 「もったいない」ライフ を実践する
- 生ごみの水切りを行う
- 生ごみ処理容器等を利用する
- コンポストをDIY
「もったいない」ライフ を実践する
- 買いすぎて捨てるなんて「もったいない」
買い物の時、食品を買い過ぎないように気をつける。 - 食べられるのに捨てるなんて「もったいない」
食べられる量だけ料理をつくったり、食材を無駄なく利用するエコクッキングを心がける。 - 保存方法を知らないなんて「もったいない」
保存方法を誤り食品を捨てることがないように気をつける。
生ごみの水切りを行う
水分を切ることで、生ごみの悪臭や腐敗防止に役立ちます
- 乾いている生ごみはぬらさない
野菜などの使えない部分(野菜の「へた」や「わた」、果物の皮や芯)は、三角コーナーに入れないのがコツです。三角コーナーに入れると水にぬれ、重量が増えてしまいます。 - 三角コーナーの生ごみは一晩置く
三角コーナーには、洗い流さないと落ちないごみだけを入れ、一晩置くだけでかなりの水分が減ります。 - 生ごみを絞る
生ごみを手で絞ったり、ペットボトルの底を使用して絞る方法があります。
生ごみ処理容器等を利用し、生ごみの減量にチャレンジする
生ごみ処理容器等を使用する上での注意点
- 大きなものは小さく切って入れる
- 腐敗した生ごみは投入しない
- 屋外に設置する場合は、臭いなどによりご近所へ迷惑をかけないよう注意する
コンポスト容器
設置型・バッグ型があり、土の中の微生物の働きにより分解
- 台所の生ごみの他、枯れ葉、小枝なども処理可能。
- 水分や投入物により、臭いや虫が発生する場合があります。
- 庭や畑があり家庭菜園やガーデニングをしている方に向いています。
設置型(屋外)
バッグ型(室内型)
価格帯
3,000円から10,000円程度
EM菌等使用容器
容器に生ごみを入れ、EM発酵剤等をふりかけ生ごみを発酵
- 密閉式の容器を使うため虫が発生しにくい。
- 生ごみを投入できない期間があるため、容器を2つ用意すると効率が良い。
- 庭や畑があり家庭菜園やガーデニングをしている方に向いています。
価格帯
1,300円から10,000円程度
EM菌等使用容器の使用方法
- 容器がいっぱいになるまで、生ごみを投入する度にEM発酵剤等を10から20グラム振りかけ、下にたまった液をこまめに抜きます。(液は1,000から2,000倍に薄めて肥料に使えます。)
- 容器を直射日光に当たらない場所に1週間から10日間程度保管し、生ごみを発酵させます。
- 取り出したものを土に埋めて熟成させます。(容器の中で堆肥はできません。)
電気式生ごみ処理機
乾燥型
生ごみを機械により温風乾燥させて減量
- 乾燥した生ごみを定期的に取り出す必要があります。
- 乾燥した生ごみを堆肥化するには土に埋める必要があります。
- 手間が少なく、取り出すものが少ないため庭のない家庭でも使用可能。
バイオ型
生ごみと分解媒体剤を機械に入れ、撹拌(かくはん)して生ごみを分解
- 分解媒体剤を数ヶ月に一度交換するものと少しづつ交換するものがあります。
- 分解時に臭いが発生する場合があります。
- 処理機から取り出したものを堆肥にするには土に埋める必要があります。
- 手間が少なく、取り出すものが少ないため庭のない家庭でも使用可能。
消滅型
生ごみと分解媒体剤を機械に入れ、撹拌して生ごみを水・炭酸ガス・窒素などの無害な物質に分解消滅
- 投入した生ごみがほとんど消滅するので、定期的な取り出しが不要。
- 分解媒体剤を数ヶ月に一度交換するものと少しずつ交換するものがあります。
- 分解時に臭いが発生する場合があります。
- 手間が少なく、取り出すものがほとんどないため庭のない家庭でも使用可能。
価格帯
20,000円から300,000円程度
取扱店
電気店 他
生ごみを処理する容器・機器を購入し、設置した方に購入費の一部を補助しています。
制度の詳細については下記のページをご覧ください。
コンポストをDIY
コンポスト容器をDIYしてみませんか?
廃材などを使用した手作りコンポストの作り方をご紹介します。
※手作りコンポストは、生ごみ処理容器等購入補助金制度の対象にはなりません。
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