合併・政令指定都市に関する市民意識調査結果報告について
更新日:2013年11月25日
市では将来の一つの選択肢として、近隣市との合併・政令指定都市移行に関する調査研究を行ってきました。その内容について、市民3,000人の皆様にアンケート調査を実施し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。
調査概要
対象
- 松戸市在住の男女15歳以上から3,000人を無作為抽出
方法
- 郵送によるアンケート調査
期間
- 平成21年10月6日~22日
回収状況
- 回収数 1,479件
- 回収率 49.3%
調査の結果(要旨)
- 「平成の大合併」といった国が進める地方分権の動きについて、「大いに関心がある」(12.4%)、「ある程度関心がある」(49.0%)を含めた関心がある人は61.4%でした。
- 松戸市が政令指定都市を目指すことについては、「賛成」(23.5%)、「どちらかといえば賛成」(29.3%)を含めた「賛成派」が過半数を超える52.8%、「反対」(5.4%)、「どちらかといえば反対」(8.0%)を含めた「反対派」が13.4%でした。
- 政令指定都市に移行する際に期待することは、「行政機能の効率化」(37.9%)や「財政基盤が強化される」(32.7%)が多く、心配することは、「財政負担が増加する」(36.9%)や「地域への愛着が低下する」(28.7%)が多い結果となりました。
- 松戸市の3つのケースの合併のうち賛成派が多いのは、「北側の東葛地域での合併」(42.3%)が一番多く、続いて「南側の葛南地域での合併」(35.7%)、「東葛・葛南地域両方での合併」(34.9%)の順となりました。
松戸市の3つのケースによる合併の賛否
- 合併相手として一番良いと思う市では、「柏市」(41.2%)が最も高く、続いて「市川市」(24.1%)、「流山市」(12.8%)、「船橋市」(7.1%)、「鎌ヶ谷市」(3.1%)の順となりました。
- 「柏市」を合併相手に選んだ人は、小金地区(58.1%)や馬橋地区(53.4%)で多く、「市川市」を選んだ人は、東部地区(52.3%)や矢切地区(48.3%)で多い結果となりました。また、古ヶ崎地区では「流山市」を支持する人の割合(31.4%)が高いなど、地域によって合併したい相手が異なる傾向が見られました。
合併しても良い市の地区別の傾向
- 合併相手を選ぶ際に重視する点では、「将来的な発展が期待できる」(40.5%)、「土地の連続性がある」(40.4%)、「日常生活のつながりがある」(37.9%)の3つが多い結果となりました。
報告書
合併・政令指定都市に関する市民意識調査報告書(PDF:998KB)
報告書の項目別及びデータ集
調査の分析「合併・政令指定都市の関心度・理解度」(PDF:55KB)
調査の分析「松戸市の合併・政令指定都市移行への認識」(PDF:106KB)
調査の分析「合併パターン・相手に対する態度」(PDF:115KB)
調査の分析「合併・政令指定都市に関する自由意見」(PDF:33KB)
調査票及びパンフレット
関連情報
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