松戸市の多文化共生について
更新日:2025年3月5日
松戸市の目指す多文化共生社会
日本全体における在住外国人が増加していることに伴い、松戸市(以下、「本市」という。)においても年々外国人市民が増加しています。
このため、本市の各地域においては、外国人市民と日本人市民との接点が増えていく可能性が考えられ、国籍や民族などを問わず、多様なルーツを持つ人々がともに支えあえる地域づくりを、ますます推進していくことが求められております。
また、これから取り組む本市の政策、施策をとりまとめた「松戸市総合計画(令和4年度(2022年度)~令和11年度(2029年度))」においても、「多文化共生の推進」を基本目標として掲げていることから、本市では日本人市民と外国人市民がさまざまな価値観を認め合いながら、共に学び、共に働き、共に安心して暮らすことができる多文化共生社会の実現を目指し、今後も様々な取り組みを行っていきたいと考えております。
これまでの具体的な取り組み
平成30年度
平成30年(2018年)5月
「多文化共生推進庁内連絡会議設置要綱」の策定
庁内における多文化共生の推進を図るため、庁内の担当課長・室長で組織される「多文化共生推進庁内連絡会議」を設置しました。
平成31年(2019年)3月
「松戸市多文化共生庁内推進指針」の策定
日本人市民・外国人市民にとって暮らしやすい多文化共生社会の実現を目指し、「松戸市多文化共生庁内推進指針」を策定しました。
平成31年度から令和2年度
- 庁内における国際化施策の検討
- 庁内での新たな取り組みについての情報共有
- 外国人市民対応の実態について調査を行うため、多文化共生推進庁内実態アンケート等を実施
- 外国人市民がお互いに助け合えるコミュニティづくりを目指し、講演会や交流会を実施
令和3年度
令和3年(2021年)7月
「多文化共生推進庁内連絡会議設置要綱」の改訂
本会議を庁内における多文化共生の推進を図るための意思決定機関とするため、要綱を改正しました。
「多文化共生推進ワーキングチーム設置要綱」の策定
連絡会議の指示に基づき、多文化共生推進の進捗状況を把握し、課題解決のための具体的な活動等を行い、その結果を連絡会議に提案または報告を行います。また多文化共生施策に係る指針の見直し等の検討を行います。
<多文化共生推進に係る庁内組織体制>
令和3年(2021年)12月
「多文化共生のコミュニティ形成事業」の実施
日本人市民、外国人市民の交流機会を創出し、国際理解の促進および多文化共生の地域づくりを目指すため、「運動会」を題材とした文化交流イベントを実施しました。実施後は、一部の参加者同士がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じた情報交換が行われるなど、日本人市民、外国人市民の交流を生み出すことができました。
令和4年度
令和5年(2023年)2月
「松戸市多文化共生のまち推進指針」の策定
本市の多文化共生社会の実現のための理念、基本方針を定めた「松戸市多文化共生のまち推進指針」を策定しました。
指針のダウンロードについては、下記のページから行うことができます。
令和5年度
令和5年(2023年)8月、10月
松戸市多文化共生ワークショップの実施
新松戸地域において、多文化共生に関する地域の困りごとや課題を抽出し、その課題解決のためのヒントやアイデアを模索するため、松戸市多文化共生ワークショップを実施しました。
ワークショップの詳細につきましては、下記のページより確認できます。
令和6年(2024年)2月
「松戸市多文化共生庁内推進指針(令和6年2月改定版)」の策定
「松戸市多文化共生のまち推進指針」に基づき、庁内における更なる多文化共生の推進のため「松戸市多文化共生庁内推進指針(令和6年2月改定版)」を策定しました。
庁内指針のダウンロードについては、下記から行うことができます。
松戸市多文化共生庁内推進指針(令和6年2月改訂版)(PDF:577KB)
令和6年度
令和7年(2025年)2月
松戸市多文化共生講演会の実施
「やさしい日本語」の講義、市内在住外国人によるパネルディスカッション、ワークショップを含んだ、松戸市多文化共生講演会を実施しました。
講演会の詳細につきましては、下記のページより確認できます。
リンク集
法務省出入国在留管理庁【在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表】
文部科学省【「生活者としての外国人」のための日本語学習サイト】
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