がん看護専門看護師
更新日:2024年11月11日
分野紹介
現在の日本では2人に1人ががんと診断され、日進月歩の医療の中でがん治療も様々な選択肢が増えてきています。がん看護専門看護師は、がん患者さんのからだの辛さや気持ちの辛さを理解し、患者さんやそのご家族に対して、QOL(生活の質)の視点に立った看護を提供し、病気のどの時期にあってもその人らしく生き続けられるよう支援する役割を担っています。専門看護師の6つの役割(実践、相談、調整、倫理調整、教育、研究)を通じて患者さんとご家族の抱える苦悩を理解し、様々な局面での意思決定を支えるとともに、チーム医療の一員として、患者さんやご家族のより良いQOLを目指した実践に努めています。
活動内容
所属での活動
現在は外来化学療法室で抗がん剤治療を受ける患者さんやご家族への看護を実践しています。診断・治療・再発・終末期と様々な病期にある患者さんやご家族と関わる中でニーズを抽出し、必要な情報提供を行いながらQOLの維持・向上に努めています。
社会活動
市民講座の風景
パートナー講座を通して市民の方々へがんに関する知識の普及に努めています。また、院内外の依頼に応じてがん看護に関する講演を実施することでがん看護の質向上を図っていきます。
