感染管理認定看護師
更新日:2026年4月7日
分野紹介
感染管理認定看護師(Certified Nurse in Infection Control:CNIC)は、患者さん・ご家族・職員など、病院に関わるすべての方を対象に医療関連感染の防止に取り組んでいます。病院全体で感染対策に取り組むことを目指し、感染制御チーム(ICT)・抗菌薬適正使用支援 チーム(AST)・リンクスタッフ(医師を含む各部署の感染対策担当者)など、多職種と連携して活動しています。チーム医療の一員として、それぞれの専門性を活かしながら、安全・安心な 医療環境づくりに貢献しています。
活動紹介
院内感染対策の推進とマネジメント
CNICは、院内の感染対策の中心的役割を担っています。日々のラウンドを通じて病棟内の感染リスクを把握し、清潔不潔のゾーニング・手指衛生の遵守状況・個人防護具の使用方法 などをチェックし、必要に応じてスタッフに直接指導を行います。また、ICTやASTと連携し感染症発生時の迅速な対応や対策の立案・実施を行っています。
職員への教育・研修の実施
感染対策の質向上には、スタッフ一人ひとりの知識と意識の向上が不可欠です。CNICは、 医師・看護職員・薬剤師・検査技師・事務職・清掃スタッフなど、すべての職種を対象とした感染対策研修を定期的に開催しています。また、新入職時には、標準予防策・手指衛生・感染経路別予防策に関する講義や実技指導を行い、知識の定着を図っています。
地域連携と感染対策訓練の実施
CNICは、地域全体の感染対策向上にも積極的に関与しています。特に近年では、保健所や救急隊との連携を強化し、感染症対応に関するシミュレーションを実施しています。訓練では、防護具の装着・搬送時の対応・情報共有体制の確認を行い、各機関の連携と即応力を強化しています。訓練後は改善点を共有し、地域全体の感染症対策力の向上に努めています。