キャリア開発ラダーと院内研修計画
更新日:2023年11月2日
キャリア開発ラダー
ジェネラリスト(実践看護師)のキャリア開発ラダーをP.ベナーの段階的臨床能力の考え方に基づき4段階とし、臨床実践能力を看護実践能力(知識・技術・態度)、看護倫理、マネジメント、教育・研究の4つの項目としています。ラダーは「はしご」の意味であり、段階的にキャリアアップできる仕組みを提供して、さらにスペシャリスト(認定・専門看護師)・看護管理者・看護教育者を目指す看護職の支援体制を整えていきます。
ラダー別到達目標
※松戸市立総合医療センター看護局では、ラダー2(注釈1)を一人前とし、看護基礎教育終了 3年目の看護師を目安とします。
(注釈1)各ラダーについて、上記参照画像ではアラビア数字を用いていますが、松戸市ホームページの掲載基準により、説明文においてはローマ数字にて表記しています。
看護局院内研修計画
専門・認定看護師の講義を受け、専門知識と技術の取得ができます。
1.必修研修(卒後1.2.3.5年目看護職員対象)
卒後1年目
- 静脈注射講義
- 看護必要度
- 多重課題
- 急変対応
- ポジショニング
- 医療安全
- クリティカルパス
- チーム医療
- リフレクション
- ケースレポート
卒後2年目
- メンバーシップ
- 他部署研修
- 急変対応
- 退院支援
- 事例検討発表会
卒後3年目
- 静脈注射実技
- リーダーシップ
- コーチング
卒後5年目
- CVポート管理
卒後1年目急変対応:BLS
卒後2年目急変対応:シミュレーション
2.対象者限定研修
- 中堅看護師研修
- 中途採用者研修
- 主任・副主任研修
- 教育担当者研修
- 実地指導者研修
- 看護補助者研修
3.ラダー別選択研修
- 急変対応
- 心電図
- 認知症看護
- 倫理課題
- がん看護 など
オンライン学習も採用しています。自己研鑽に活用できます。