第二期緑推進委員会
更新日:2013年11月25日
第二期緑推進委員会の活動
第二期緑推進委員会は、第一期の委員会での課題を継承する形で平成14年7月から2年の任期で始まりました。まず、早急に取り組む課題の一つに、緑の恩恵を自覚し、社会資産としての緑の価値を高める具体的な方策とする「松戸みどりの市民憲章」(案)の制定が挙げられ、平成15年2月、市から「松戸みどりの市民憲章」(案)の策定に関する諮問を受けて、具体的な内容をにつめ、この度、提言の中で答申しました。また、委員会活動が机上の議論に終わらないようにするため、特定の課題を集中的に審議する2つの部会を設置し、実践的な活動を試行しました。
1.樹林地保全部会
樹林地保全ボランティアを育成するため、「里やまボランティア入門講座」を実施しました。講義だけでなく、森の手入れ体験や山林所有者団体である「ふるさと森の会」会員との交流も行い好評を得ました。また、この講座を機に、山林所有者から活動場所の 提供の申し出もあり、講座を終えた皆さんが自主的に樹林地保全ボランティア団体「松戸里やま応援団」をつくり、現在活動を続けています。
松戸の緑の現況について研修
森の手入れ体験
2.パートナーシップによる緑の育成管理方策検討部会
千葉大園芸学部と連携して「みどりと花の環境資源マップ」を作成し、パートナーシップによる緑の育成管理のあり方について、課題を抽出しました。また、「花壇づくり団体交流会」を2回開催し、市内各地で花壇づくりをしている団体同士の情報交流・人的交流を行いました。今後は、団体が自主的に交流を深めるための方策を検討していきます。
市内花壇づくり団体の視察
花壇づくり団体との交流会
第二期緑推進委員会の提言
提言の概要
1.みどり資源の再発見
市全体のみどりに関する基本情報を網羅したマップを作成、行政のみどり関連施策に活用したり、地域の魅力の再発見にかかわる行動に利用する。
2.みどりの担い手の育成とネットワークづくり
緑の保全・管理・育成を、行政や緑地所有者だけでなく、ボランティアをはじめとする市民、企業、事業者、学校など幅広い層の参加を仰ぎ、連携の輪を広げていく必要がある。
3.みどりのネットワーク拠点
市内最大規模の緑地である「21世紀の森と広場」を「みどりのネットワーク拠点」とし、みどりの担い手を支え、相談や支援を一元的に扱う機能を持たせます。そして、みどりとみどりの市民活動に関する情報を集め提供する。
松戸みどりの市民憲章(案)
私たちのまわりには、樹木、草花、水、土、空
そしてさまざまな生きものから構成されるみどりが存在しています。
私たちは、自身と輝かしい未来を担う子どもたちの幸せのために
これまで育まれてきたみどりの財産を分かち合い、守り育て
豊かにしていきます。そのために、市民・企業・行政の三者が
それぞれの立場において、みどりのもたらす恵みに想いをはせ
自覚と責任、対話と協働に基づいて行動します。
1 松戸市民はみどりと暮らす豊かさを大切にします
1 千年来のみどりの声に耳を傾け、百年後のみどりを育てます
1 子どもたちの夢とあそびを受けとめるみどりをいっぱいにします
※上記「松戸みどりの市民憲章(案)」については、市民の皆様からご意見・ご提案を頂き、「松戸みどりの市民憲章」として、平成16年10月1日制定いたしました
提言書のダウンロード
関連情報
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