第八期緑推進委員会
更新日:2017年5月18日
第八期緑推進委員会の活動
平成12年7月から始まった松戸市緑推進委員会も通算8期、16年が経ちました。市は平成28年6月に「第8期松戸市委員会の答申・提言および活動報告」を受け、これからの緑の施策・事業に生かしていきます。
1.答申・提言の概要
(1)松戸市緑の基本計画の一部見直しについて
市長からの諮問事項について、委員会において以下の答申(抜粋)がありました。見直し対象は松戸駅周辺の緑に関する事項に限定したものであり、緑の基本計画に反映されます。
- 松戸市の顔にふさわしいくつろぎと賑わいのある質の高い緑の空間を創出すること。
- 公共が設置する公園に限らず、民間が設置する公開空地等についても、利用者本位を基調として、官民連携で管理運営できる取り組みを行うこと。
- 子育て支援、高齢化社会への対応、地域コミュニティ形成等の社会的課題を解決する施策を推進すること。
- 全国的にも高い評価を得ている松戸市の「みどりの市民力」を十分に活かすこと。
(2)「(仮称)松戸市緑の大賞」の検討について
本市の緑の市民活動は全国的にも高い評価を受けており、今後も益々の発展が望まれています。そうした中、委員会では新たな緑の表彰制度を創設することにより、「市民・企業・行政」が連携して「緑の体制」の強化を図ることで、様々な緑の活動を支援したいと考えました。
委員会では、先ずは新規性や発展性のある緑の活動やアイデアを表彰する奨励的な制度の創設を目指し、市民・企業・行政による連携型表彰イベントを試行的に実施することを提言しました。選考基準として、以下の視点を求めています。
- 松戸発の取り組みで発展性が見込まれること。
- 「みどりの市民力」の向上に寄与し、広範な市民の参画を可能にすること。
- 社会的諸課題の解決に寄与し、まちづくりでの多面的な連携が可能であること。
- 時代要請に対する即応性を有し、新しい緑や暮らしをつくる機動力になること。
(3)公園再整備について
市が事業化している「地域公園(緑の基本計画にうたわれた地域の核となる公園)」の整備にあたり、委員会内で部会を設置しワークショップ等の支援を行いました。委員会からは「地域と公園を結びつけていく仕掛けづくりを意識して、ワークショップ後の展開を考えていく必要がある。」との意見がありました。
2.その他の活動等
(1)緑と花のフェスティバルへの参加
毎年4月29日に21世紀の森と広場で開催される催しに、「緑のネットワーク・松戸」や「松戸里やま応援団」の協力をいただき、「みどりのスタンプラリー」を実施し緑の啓発に努めています。
(2)緑の行動会議
松戸みどりの市民憲章にある「子どもたちの夢とあそびを受けとめるみどりをいっぱいにします。」をテーマに、平成25年度から里やまボランティアの皆さんの協力をいただき、七夕用の竹を放課後児童クラブ等へ配付する「七夕プロジェクト」を実施しています。
(3)オープンフォレストin松戸の支援・推進
毎年5月に里やまボランティア団体が活動する民有樹林地(一部公園等含む)を所有者の協力を得て公開しているこの催しは、身近な緑の大切さに目を向け、都市部に残された森の価値を理解してもらう大変有意な機会となっており、委員会では毎開催後援を行っています。委員会では「オープンフォレストin松戸」のような新たな樹林地活用の可能性を見出す活動への支援とあわせ、ボランティア活動の行われている森に限定せず、樹林地を守り育てていくための新たな方策の検討を今後の取り組み課題としています。
ダウンロード
第八期松戸市委員会の答申・提言および活動報告(PDF:5,209KB)
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