先輩職員からの話 その4
更新日:2025年10月10日
子ども部こども家庭センター(令和7年度 保健師採用)
自己紹介
皆さん、こんにちは。この度は、松戸市役所に合格おめでとうございます。合格通知をもらってほっとしていらっしゃる方や、これから入庁するにあたり不安を感じていらっしゃる方、松戸市役所に入庁するか迷っていらっしゃる方、様々なお気持ちがあるのではないでしょうか。今回、このようなお話をする機会をいただきましたので、皆さんに入庁後のイメージを持ってもらい、安心して入庁を迎えられるよう、少しでも皆さんのお役に立てればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
初めに、自己紹介をさせていただきます。私は、平成30年に大学を卒業し、看護師、保健師の免許を取得しました。その後、国立の病院に勤務し、がんを患う患者さんの看護に従事しておりました。皆さん看護師はイメージしやすいと思いますが、保健師は日々の生活の中で関わる機会は少ないのではないでしょうか。保健師も看護職の資格を持っており、市民の方々が健康に生活を送れるよう支援し、病気を未然に防ぐことを大切にする仕事です。
松戸市役所を選んだ理由
私が転職を考えたきっかけは、病気を患う患者さんの看護をしている中で、病院内という限られた時間、環境での関わりだけでなく、病気を患いながら地域で暮らしている方の日々の生活の部分を支援していきたいと感じるようになったからです。さらに前職での経験から、病気を未然に防ぐこと、健診での早期発見、早期治療がとても大切であると感じ、予防的な視点で支援することに興味を持ったためです。生活リズムを整えやすく、福利厚生がしっかりしており女性でも安心して働き続けることができる市役所職員に魅力を感じたことも転職の後押しとなりました。また、松戸市を選んだ理由としては、人のあたたかみを感じる市だと思ったからです。私自身松戸市で生活している中で、市民の方々のあたたかさに触れることが多くあります。そんな松戸市で暮らす方々が健康に生活できるよう支援していきたい、安心して暮らせる街づくりに貢献したいと感じ、松戸市役所を選びました。
担当業務
次に私が担当している業務についてお話します。松戸市の保健師は、こども家庭センター、健康推進課、高齢者支援課、地域包括ケア推進課、医務室などに配属されています。その中で私は、こども家庭センター母子保健担当室に所属しています。母子保健担当室には市内に3つの保健福祉センターがあり、私はその1つの中央保健福祉センターに勤務しています。
業務の内容としては、妊婦さんやお子さん、そのご家族が安心して生活していけるよう、お子さんの健康診査や育児相談、家庭訪問を行っています。また窓口で妊婦さんとお話し、母子健康手帳の交付をしたり、松戸市に転入されてきた妊婦さんやお子さんとお会いして松戸市の母子保健サービスについて説明することもあります。妊婦さん向けの健康教育を行ったり、市内のお子さんの遊び場に出向いて育児に関する健康教育を行うこともあります。
私はこれまで病院に勤務しておりましたので、働く環境は大きく変わりました。保健師はセンター内での業務もあれば、窓口業務、市民の方のお宅に伺ったりと、毎日に変化があります。その中で市民の方とじっくりお話しできること、支援することにやりがいを感じています。支援の中で、悩むこともありますが、先輩に相談しながら市民の方と関わり、市民の方に「話せてよかった。一人じゃないと思えたら安心して、育児が楽しくなった。」とお言葉をいただいた時には大変うれしく感じました。
職場環境
続いて職場環境についてお話します。私は、働いていく中で大切なことは、職場内の雰囲気が良く、自分らしく成長できる環境であるのか、だと思っています。実際に採用試験を通して松戸市役所の方と関わると皆さんとても優しく、あたたかい気持ちになってことを今でも覚えています。また、実際に入庁した後も、松戸市役所にはそのような環境が整っていると日々感じています。
これまでのお話にもありましたが、松戸市役所にはトレーナー制度があり、日々の業務のサポートや、タイムリーに困りごとを相談することができます。また、トレーナーの先輩以外にも職場内の先輩皆さんがとても優しく、いつも親身になって相談に乗ってくださいます。一人で抱え込むことなく、安心して業務に取り組める環境が整っています。
教育体制も整っており、到達すべき目標が明確であるため、その目標を達成できるよう、先輩と毎月振り返りの時間を持ち、達成状況の共有を図っています。自身の課題や取り組むペースを相談しながら進めることができます。不安に感じることや疑問に思うことは、納得できるまで話を聞いてくださり、研修の場を通して、他の新人職員とも進捗状況を共有し意見交換をすることもできます。
また、休暇を取得しやすい環境であるため、心身共にリフレッシュし、仕事とプライベートを両立しやすいと感じています。有給休暇の他に夏季休暇があり、自分の希望に合わせて決められた日数を取得することができます。周りの先輩方が声をかけてくださり、安心して休暇を取れる環境であると感じています。
入庁までにしておいた方がいいこと
続いて、入庁までにやっておいた方が良いことについてです。本日は私から2つお話します。
1つ目は、国家試験を控えていらっしゃる皆さん、試験まで気を抜かず、体調に気を付けながら全力でやり切っていただきたいと思います。これまで積み重ねたきたことはご自身の大きな糧となると思います。頑張ってつけた知識は試験ではもちろん、その後の社会人としての業務の中でもご自身の助けとなります。皆さんのラストスパートを応援しています。
2つ目は、松戸市を知るということです。街を散策する程度でよいと思いますので、市内の施設や、街の雰囲気、地名を知っていることで役に立つことがあると思います。
最後に
最後になりますが、社会人になること、転職をすること、誰しも環境が変化する時は不安を感じることもあると思います。私もその一人でした。しかし、松戸市役所には皆さんを支えてくださり、成長できるよう応援してくださる先輩方がたくさんいらっしゃいます。ぜひ安心して松戸市役所にお越しください。皆さんとこれから松戸市役所で共に働けることを楽しみにしています。
ご清聴ありがとうございました。


