展示中の資料2点が松戸市指定文化財(有形文化財)に指定されました!
常設展示室の下記の2件の資料が平成27年9月25日に松戸市指定文化財(有形文化財)に指定されました。
坂花遺跡出土「国厨(こくちゅう)」銘骨蔵器(蔵骨器)
坂花遺跡で発見された骨蔵器の「国厨」銘
松戸市の南部(紙敷)に位置する坂花遺跡で発見された「国厨」銘をもつ骨蔵器です。「国厨」の銘があることから、その被葬者は下総国府(現在の市川市に所在)と関係する人物であったと考えられます。
銅製の帯金具(かたい金具)
帯金具が全てそろって出土した全国的にも大変めずらしい例です。『養老令』衣服令朝服条に定める6位以下の役人が、儀式などの時に身に付けていた腰帯に付けられたものです。写真の他にも金具が4点発見されており、計16点の帯金具が市の文化財に指定されました。
