熱中症予防を徹底しましょう!
更新日:2025年7月25日
スポーツ活動中、特に夏場は、気温の高さに加えて、体温の上昇や発汗による脱水により、熱中症のリスクが非常に高まります。特に暑さに慣れていない時期や気温・湿度が高い日は注意が必要です。市民の皆さまが安全にスポーツを楽しんでいただくため、以下の点に十分ご注意ください。
熱中症予防のポイント
- 運動前後・運動中のこまめな水分補給(できれば塩分も)
- 気温や湿度が高い時間帯を避けて活動を行う
- WBGT(暑さ指数)や熱中症警戒アラートの確認と対応
- 体調がすぐれない場合は無理をせずに休む・中止する勇気
- 通気性・吸汗速乾性に優れた服装の着用
- 帽子や日陰での休憩を定期的に取り入れる
「暑熱順化(しょねつじゅんか)」を意識しましょう
暑熱順化とは、体が暑さに慣れ、汗をかきやすくなることで熱中症にかかりにくくなる状態のことです。
急な高温に体がついていけず体調を崩すことを防ぐために、あらかじめ暑さに慣れておくことが重要です。
暑熱順化は1週間ほどで効果が出始めますので、無理のない範囲で継続しましょう。
【暑熱順化の取り組み例】
- 軽い運動を毎日20~30分(ウォーキングや自転車など)
- エアコンの設定温度を急に下げ過ぎない
- 気温が高くなる前から徐々に体を動かし始める。
日本スポーツ協会の熱中症予防ガイドブックもご活用ください
スポーツ活動中の具体的な予防・対処法がわかりやすくまとめられた「熱中症予防ガイドブック」をご覧いただけます。
日本スポーツ振興センターの「スポーツ事故防止ハンドブック」もご活用ください
スポーツ活動中のけがや事故を防ぐための留意点や、緊急時の対応についてまとめられたハンドブックです。
指導者・保護者・選手の皆さんに役立つ内容ですので、あわせてご確認ください。
安全に、そして楽しくスポーツができるよう、一人ひとりが熱中症対策を心がけましょう。
ご自身だけでなく、周囲の方への声掛け・見守りにもご協力をお願いいたします。
