麻しん(はしか)について
更新日:2025年6月2日
令和7年4月28日に麻しんと診断された患者発生について、 以降、新たな患者発生はなく、令和7年5月30日(金曜)をもって終息したと松戸保健所から連絡がありました。ご協力ありがとうございました。
麻しん(はしか)患者の発生状況
千葉県内の発生状況
国内の発生状況
市民の皆様へお願い
- 麻しんの感染力は非常に強いので、発熱や発疹(※1)など、麻しんを疑う症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に電話連絡でその旨を伝え、医療機関の指示に従い受診しましょう。また受診時は、周囲への感染を防ぐため、公共交通機関等の利用は控えてください。
- 「過去に麻しんにかかったことがない方」や「予防接種を2回接種していない方(母子手帳等の記録に基づく)」・接種歴が不明な方」は、かかりつけ医などに相談の上、予防接種を検討しましょう。(※2)
(※1)麻しんは通常、発熱後、一度熱が下がってから高熱と共に発疹が出現します。麻しん患者と接触後、または、麻しん発生地域に滞在後、発疹以外の症状が出現した場合も注意しましょう。
(※2)定期予防接種該当年齢(第1期:1歳になってから2歳になるまで、第2期:小学校に入学する前の1年間)以外の方は、接種費用は全額自己負担になります。費用等に関しては医療機関にお問い合わせください。
海外へ渡航される方へ
麻しんは、海外で感染し、国内へ持ち込まれる事例が多くなっております。
海外へ行く前に、渡航先の感染症発生情報などを確認しましょう。
帰国後2週間程度は、健康状態に注意しましょう。
麻しん(はしか)とは
麻しん(はしか)は麻しんウイルスによる急性の全身感染症で、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症するといわれています。また、人から人に感染し、あっと言う間に周囲に感染が拡大します。
感染すると、約10日後に発熱や咳、鼻水等のかぜ症状が現れ、2日から3日間、38度前後の熱が続きます。解熱後、再び39度以上の高熱と発疹が出現します。肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎の発症が見られます。
また、死亡する割合も1,000人に1人といわれています。
麻しん(はしか)の予防接種
麻しん(はしか)に感染しないためには予防接種が重要です。
麻しんの定期予防接種対象(第1期:1歳になってから2歳になるまで、第2期:小学校に入学する前の1年間)の方は、早めに予防接種(MR ワクチン)を受けましょう。
定期予防接種以降でも、以下に該当しない方は、MR ワクチンを受けましょう。
- 母子手帳などで麻しんワクチンを2回以上受けた記録がある
- 過去に麻しんに罹ったことが確実である(検査で確認されたことがある)
予防接種に関するお問い合わせについて
予防衛生課(電話:047-366-7483)
松戸市における子どもの麻しん・風しん混合(MR)予防接種について
関連リンク
