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たばこが未成年(子ども)に与える影響

更新日:2023年3月16日

どのくらい()ってる? たばこ〇×クイズ((ぜん)5(もん)

Q1.たばこを()うとがんなどの病気(びょうき)になりやすくなる

Q2.子どもの (ころ)(20 (さい)より (まえ))からたばこを ()(はじ)めると、体によくない 影響(えいきょう)がある

Q3.たばこを()うとストレス 解消(かいしょう)になり、 ()効果(こうか)がある

Q4. (まわ)りの人がたばこを ()っていても、 自分(じぶん)直接(ちょくせつ) ()っているわけではないので大丈夫(だいじょうぶ)

Q5.加熱式(かねつしき)たばこは 紙巻(かみま)きたばこに(くら)べると、 健康(けんこう)への (がい)が少ない

保護者の皆さんへ

子どもに関連するたばこの啓発媒体

たばこが(からだ)(あた)える影響(えいきょう) 

A1.〇:たばこを()うと、がんなどの病気(びょうき)にかかりやすくなります

たばこの(けむり)には、ニコチン、一酸化炭素(いっさんかたんそ)などの化学物質(かがくぶっしつ)(ふく)まれ、その中にタールなど(やく)70種類以上(しゅるいいじょう)(はつ)がん性物質(せいぶっしつ)(がんになりやすくする化学物質(かがくぶっしつ))が(ふく)まれています。

【たばこの3大有害物質(だいゆうがいぶっしつ)

  • ニコチン血管(けっかん)収縮(しゅうしゅく)させ、血液(けつえき)(なが)れを(わる)くする。血管(けっかん)動脈(どうみゃく))が(かた)くなり、血圧(けつあつ)()がりやすくなる。脳梗塞(のうこうそく)心筋梗塞(しんきんこうそく)などの病気(びょうき)になりやすくなる。麻薬(まやく)と同じくらい依存性(いぞんせい)があり、たばこがやめられなくなる。
  • 一酸化炭素(いっさんかたんそ)血液(けつえき)(なか)酸素(さんそ)(はこ)ばれにくくなり、(からだ)酸素不足(さんそぶそく)になる。
  • タール:たばこを()っている(ひと)(はい)()(くろ)にする。(はつ)がん性物質(せいぶっしつ)(ふく)まれており、さまざまながんの原因(げんいん)になる。

A2.〇:成長期(せいちょうき)の子ども(未成年)がたばこを()うと、(からだ)(こころ)(わる)影響(えいきょう)(あた)えます

たばこは成長期(せいちょうき)()どもの(からだ)(こころ)(わる)影響(えいきょう)(あた)えます。
2022年4月1日から、大人(おとな)成人(せいじん))の年齢(ねんれい)が、20(さい)から18(さい)になりましたが、たばこを()ったり、お(さけ)()んだりするのは、20才以上(さいいじょう)にならないとできません。

(からだ)(あた)える影響(えいきょう)

  • がんや心臓病(しんぞうびょう)になる危険性(きけんせい)(たか)くなる
  • 運動(うんどう)するとすぐに(つか)れたり、(いき)()れたりする
  • 身長(しんちょう)()びなくなる
  • しみ、しわなどができやすくなる
  • (くち)(くさ)くなる、()歯肉(しにく)(くろ)くなり、歯周病(ししゅうびょう)にかかりやすくなる

(こころ)(あた)える影響(えいきょう)

  • (のう)成長(せいちょう)などが(さまた)げられる
  • 記憶力(きおくりょく)集中力(しゅうちゅうりょく)()ちる
  • (おこ)りっぽくなる、自己中心的(じこちゅうしんてき)になる

A3.×:ニコチンの作用(さよう)で、()えば()うほどイライラやストレスを(かん)じやすくなります

「たばこを()うとストレス解消(かいしょう)になる」と(かん)じるのは、ニコチンが(のう)(はたら)きかけ、(すこ)しの(あいだ)(あたま)がスッキリするように(かん)じるためです。
ですが、ニコチンはすぐに()えてしまうため、またたばこが()いたくなり、イライラやストレスを(かん)じやすくなります。
また、ニコチンの作用(さよう)で、()えば()うほどストレスも(かん)じやすく、たばこもやめられなくなってしまいます。

受動喫煙(じゅどうきつえん)(からだ)(あた)える影響(えいきょう)

A4.×:(まわ)りの(ひと)()ったたばこの(けむり)()うだけでも、たばこを()っているのと(おな)状態(じょうたい)になります

たばこの(けむり)は、本人(ほんにん)()う「主流煙(しゅりゅうえん)」、たばこを()っている(ひと)から()()される「呼出煙(こしゅつえん)」、たばこの()がついた(さき)から()る「副流煙(ふくりゅうえん)」があります。
呼出煙(こしゅつえん)副流煙(ふくりゅうえん)()わされてしまうことを「受動喫煙(じゅどうきつえん)」といいます。
(じつ)主流煙(しゅりゅうえん)よりも副流煙(ふくりゅうえん)(ほう)有害物質(ゆうがいぶっしつ)(おお)(ふく)んでおり、たばこを直接(ちょくせつ)()わない(ひと)健康(けんこう)(わる)影響(えいきょう)(あた)えます。また、受動喫煙(じゅどうきつえん)により、(はい)がん、脳卒中(のうそっちゅう)などの病気(びょうき)になることが()かっています。
参照:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

加熱式(かねつしき)たばこも危険(きけん)

A5.×:加熱式(かねつしき)たばこにも(はつ)がん性物質(せいぶっしつ)有害物質(ゆうがいぶっしつ)(ふく)まれています。

加熱式(かねつしき)たばこは、高温(こうおん)加熱(かねつ)した()タバコの蒸気(じょうき)()()みます。そのため、紙巻(かみまき)たばこと(くら)べてにおいが(すく)なくても、加熱式(かねつしき)たばこの蒸気(じょうき)にはニコチンや(はつ)がん性物質(せいぶっしつ)(ふく)まれています。
また、加熱式(かねつしき)たばこを()う人の()(いき)には、有害物質(ゆうがいぶっしつ)(ふく)まれており、2m以上(いじょう)距離(きょり)でも(とど)くという報告(ほうこく)もあります。
参照:日本呼吸器学会「加熱式タバコや電子タバコに関する日本呼吸器学会の見解と提言」

加熱式(かねつしき)たばこ、紙巻(かみま)きたばこ、どちらも(からだ)()くないことを(わす)れないでね!

子どもにたばこの煙を吸わせないようにしましょう

子どもがたばこの煙を吸うと、ぜんそく気管支炎中耳炎などにかかる確率が高くなります。また、風邪をひきやすく、治りにくくなります。さらに、SIDS(乳幼児突然死症候群)の要因のひとつともいわれています。妊娠中から両親ともたばこを吸うと死亡率は約5倍にもなります。

家族がたばこを吸っていると、子どもが将来喫煙する確率が高くなるということもわかっています。子どもが将来たばこを吸わないようにするためには、環境を整えることが大切です。子どものために禁煙する、子どもが友達からたばこを勧められたときに断る方法を親子で話し合うこともおすすめです。

たばこについてのポスター・チラシ

松戸市(まつどし)では未成年(みせいねん)()ども)の保護者向(ほごしゃむ)け、高校生向(こうこうせいむ)けのポスター、チラシを作製(さくせい)しています。以下(いか)からダウンロードし、ご自由(じゆう)にお使(つか)いください。

関連リンク

内部リンク

知っていますか? たばこのリスク

「受動喫煙」「副流煙」は特に危険!

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外部リンク

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。こどもの受動喫煙を減らすための提言(日本小児科学会)

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お問い合わせ

健康医療部 健康推進課

千葉県松戸市竹ヶ花74番地の3 中央保健福祉センター内
電話番号:047-366-7485 FAX:047-363-9766

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