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教育長のページ

更新日:2018年10月5日

メッセージ「教育はみんなで-能力の育成(1)-」                     松戸市教育長 伊藤純一

 やっとのことで秋が到来したようです。平成30年度も下半期に入りました。
 今年の夏は、関東甲信地方の平均気温が例年に比較して1.8度上回ったという数字に依らずとも、過酷なまでの暑さは尋常ではなかったと感じている方が殆どだと思います。

 その夏に、松戸市の英語科教員の精鋭10名がオーストラリアに研修に行って参りました。期間は4週間。当然のことですが、観光などは一日も無い日程でした。目的はTESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)という英語教育の世界基準とも言えるシステムを学び、松戸市の中学校英語教育に活かすことです。今後の私共の挑戦を期待していただきたいところです。
 松戸市の姉妹都市であるホワイトホース市が存在するビクトリア州は、200以上の国・地域からの移民の人々によって構成されているグローバルなところです。英語が公用語ですから、大学や研究、ビジネスと言った実用に耐えられる英語力を身につけてもらわなければ国が発展しません。従って、TESOLのような標準の英語学習システムがあります。

 昨年のこのホームページ上でも触れましたが、この事業の準備のために、昨夏、そのビクトリア州の教育庁を訪ねました。その際、現地での学校教育の内容を説明していただいたときに驚いたことがありました。
 やや専門的になってしまいますが、知識や技術等を身につけさせることと能力を身につけさせることを全く異なるカリキュラム(各学校で実施している各授業の組み立て方)で実施していたのです。「OECDの加盟国ではこの考え方が標準です。」という説明は、私共にとって一つの衝撃でした。
 日本では、一つの教科の中で知識の理解、技術の習得と思考力や表現力等の育成を進めます。しかし、ビクトリア州のカリキュラムは、数学、英語、理科等の教科は知識、技術を身につけさせるものとして位置づけられており、諸々の能力を育てるものはそれらの教科とは別に実施されていたのです。その能力は下記の4つの分類されていました。
 ・Critical & creative thinking   ・Intercultural understanding
 ・Personal & social capability  ・Ethical understanding
あえて和訳を付けませんが、批判的思考力や国際理解力等の能力を育むための授業、これらの能力を特化して育むカリキュラムを別枠で組んでいると言うことです。

 フィンランドのヘルシンキ大学の教授から、ペーパーで測れない力を育てる必要があるという講義を4年前に聞きました。その頃既に、OECDは高度情報化社会、IoT社会の到来、AIの進化を考えて、次代のために何を育てるべきかを議論していたのだろうと振り返ります。
 翻って、我が国でも、2020年度から始まる仮称大学入学共通テストで、文科省が掲げるキーワードは「思考力・判断力・表現力」です。これからの更に移り変わる社会を見据え、知識偏重からの脱却を図り、諸々の能力の育成を期すべきと言う方向性です。

 そうして考えますと、松戸市の学校でも「道徳」「生活科」や「総合的な学習の時間」は諸々の能力を育み、そして鍛える時間として捉えるべきであり、どのような能力を育むのかを明確にして進める必要があると考えます。
 さらには、各学校の特色づくりに大きな位置を占める特別活動などにおいても、そのあり方を能力育成という視点から明確にして実施すべきと考えます。

 現在、松戸市の特長として進めている独自の言語活用科「日本語分野」は当初から論理的思考力や批判的思考力の育成を基本的な狙いとして進めてきましたが、改めて「能力」を身につけさせると言うことに正面から向き合うべきと強く感じた次第です。他の普段の教科の授業においても、知識理解や技術の習得の視点と能力育成の視点をより明確にして、メリハリのある授業作りが望まれます。

 私共、教育行政としましても新たな方向性を探るべく努力を続けたいと強く意識をしているところです。

                次回 「教育はみんなで -能力の育成(2)- 」

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