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建設部長のページ

更新日:2024年4月1日

メッセージ(令和6年4月)

建設部長の写真
江戸川松戸フラワーライン ポピー畑にて

建設部長の小沼豊(こぬま ゆたか)です。
 建設部では、市民の皆さんの生活に身近な道路・河川・下水道の整備や維持管理を行ったり、大雨や台風等の自然災害の際に、生命や財産を守るための様々な安全対策にも取り組んだりしています。
 また、江戸川河川敷に広がる花畑「江戸川松戸フラワーライン」では、市民の皆さんと協働で春はポピー、秋はコスモスを育てています。花々の愛らしさや美しさに加え、花畑に訪れる野鳥たちの姿やさえずりも人々に潤いや安らぎを与えてくれます。
 建設部の主な業務内容は、以下のとおりです。

道路

 日常生活の中で歩いたり、自転車や車で通行している道路には、国道、県道、市道があります。市が管理している市道は、約1,300キロメートルで、日常より道路パトロールを行い、適正な道路管理と安全確保に努めています。
 また、老朽化対策として、市が管理する338の橋梁に対し、平成26年度から「橋梁長寿命化修繕計画」に基づき補修工事を実施しています。その他の道路施設、道路法面や道路照明、標識等についても平成30年度から令和元年度にかけて修繕計画を策定し、効率よく且つ計画的に施設の安全管理や更新を進めてまいります。
 さらに、魅力再生と賑わいのあるまちづくりのために、本市の重要な骨格となる「都市計画道路3・3・7号(河原塚から紙敷区間)」、交通分散およびアクセス向上のために「都市計画道路3・3・6号(二十世紀が丘から和名ケ谷区間)」の整備として道路用地取得を進めています。

河川

 本市は、坂川、真間川、手賀沼の3つの流域に分かれ、国や県が管理する11の一級河川と、市が管理する9つの準用河川があり、その総延長は約50キロメートルです。洪水被害を軽減するための治水対策、水辺環境に配慮した取り組みや、魅力ある親水空間の活用を、引き続き国や県と連携しながら進めてまいります。

下水道

 下水道は、快適な生活を営むための地域衛生、生活環境の向上のために重要な役割を担っています。本市の下水は、河川や海などへの水質汚濁を削減するため、2つの流域下水道に接続し処理しており、現在、下水道普及率は88パーセントを超え、今後も計画的に整備を進めてまいります。
 また、浸水被害に対するソフト対策として、公表中の「松戸市内水ハザードマップ」を令和6年度に更新します。地震対策としては、市内収容避難所となる小中学校へのマンホールトイレの設置並びに液状化によるマンホールの浮上防止対策を実施しました。
 今後も本市の更なる発展を見据えた社会基盤整備についてしっかりと、そして柔軟に事業展開してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

主要な事業(クリックすると主な事業説明へジャンプします)

都市計画道路3・3・7号横須賀紙敷線(河原塚から紙敷区間)

スケジュール

平成30年度から令和13年度(事業施行期間)

内容

 都市計画道路3・3・7号横須賀紙敷線は、船橋市の臨海部から千葉北西部4市を結び、さらに、流山橋で江戸川を渡河し、埼玉県にも通じる広域的な主要幹線道路です。平成30年3月に事業認可を取得し、事業区間として河原塚から紙敷までの943メートル区間の4車線の計画道路の整備をするものです。

効果

 この区間の整備により、広域的な幹線道路としての機能を持つ北千葉道路や外環自動車道とのネットワーク化が図られ、通行に要する時間短縮や渋滞解消による経済的効果だけでなく災害時重要路線として重要な役割が期待されます。

現在と今後

現在は用地取得業務を行っており、
早期開通を目指し事業に取り組んでいきます。(令和5年度末 取得率約87パーセント)

関連リンク

都市計画道路整備について

都市計画道路3・3・6号三矢小台主水新田線(二十世紀が丘から和名ケ谷区間)

スケジュール

平成29年度から令和11年度予定

内容  当該路線は、国道464号二十世紀が丘交差点から大山橋までの約1,200メートル区間の整備に平成29年度より着手しており、4車線の計画道路の整備をするものです。
効果  当該路線の整備により、東部地域から中心市街地への交通量の分散化や渋滞抑制を図れ、さらには外環道、北千葉道路国道464号、都市計画道路3・3・7号(河原塚地先)等とのネットワーク化が図れます。
現在と今後

 現在は用地取得業務を行っており、今後しばらくは用地取得完了を目指し事業に取り組んでいきます。(令和5年度末 取得率約4パーセント)

関連リンク

都市計画道路整備について

橋りょう維持管理事業(橋梁長寿命化修繕計画に基づき補修工事を進めています)

スケジュール

2019から2068:50年間 ※平成25年度第1版策定、令和3年度第2版更新

内容

 現在、松戸市内には、道路や鉄道、河川に架かる338の橋があります。これらの橋の多くが1980年代に建設され、高齢化の目安となる建設後50年を超える橋の割合は、今後15年後に90%を超え、一斉に老朽化を迎えます。これに伴い、大規模修繕や架け替えが必要となり、短期的に莫大な財政負担が生じます。
 そこで定期点検をしっかりと行い、大きな傷みになる前に、計画的な橋梁補修を行う事により、橋を出来るだけ長持ちさせて延命化する、予防保全型の維持管理に方向転換いたしました。

効果

 この橋梁長寿命化修繕計画事業は、5年毎に橋の点検をする事で、損傷状況を把握し、その点検結果に基づいた補修によって、安全性や信頼性の向上を図り、計画的に傷みが小さいうちに橋を補修し延命化する事で、維持管理費用の平準化が可能となり、大幅なコスト縮減が図れます。

現在と今後

 事業の実施においては、橋の傷み具合をランク評価した上で、劣化の順位が高い橋の他、鉄道と交差する橋、災害時に緊急輸送路となる道路に交差する橋等、社会的に重要度の高い橋を選定し、順次、補修工事を行っております。

関連リンク 松戸市橋梁長寿命化修繕計画について

紙敷川中流排水整備事業

スケジュール 平成9年度から
内容  紙敷川が流れる真間川流域では、急激な都市化の進展によって台風通過の度に数千戸の家屋が浸水する水害に見舞われていました。そのため、昭和54年より、真間川水系の総合的な治水対策が進められました。

 松戸市内においても、国分川分水路整備事業や、黎明橋より下流の準用河川春木川を一級河川国分川に格上げして河川整備したことにより下流域の浸水被害が軽減されました。
 こうした中、平成5年に台風11号、平成8年に台風17号が上陸し、国分川合流点から上流の区間において浸水被害が発生し、上流域の早期浸水被害の解消が強く望まれたことから、現在、洪水処理能力の向上を図る河川整備を進めております。

効果  紙敷川は、流下能力が不足していたことから、時間降雨量50ミリメートルに対応するため、河川整備を行い、中流部の流下能力を毎秒1.9立方メートルから最大34立方メートルへと引き上げることで、浸水被害の大幅な軽減が図られます。
現在と今後

 整備延長800メートルのうち、541.5メートルが整備済みです。(整備率67.7パーセント)
 未整備となっている区間の整備を引き続き進めてまいります。

上富士川上流排水整備工事

スケジュール 平成15年度から
内容

 準用河川上富士川改修事業により、度重なる浸水被害が発生していた地区(松戸市根木内字霜田)では、ほぼ被害は解消されました。しかし、県道松戸・柏線根木内城址橋より上流域の松戸市(旧根木内東小学校周辺)、柏市(東山、酒井根地区)では浸水被害が発生していることから、上富士川上流の排水路整備を実施して浸水被害の軽減を図る事業です。

効果

 時間降雨量50ミリメートルに対応した、計画流量毎秒33立方メートルの河川整備を行い、浸水被害の軽減を図ります。

今後と現状

 平成18年度から当該事業に着手し、現在、整備延長400メートルのうち、315メートルが整備済みです。(整備率78.75パーセント)
 現在、根木内橋下流までの整備が完了していますが、未整備となっている橋梁部とその上流部についても引き続き整備を進めてまいります。

江戸川松戸フラワーライン整備事業

スケジュール 平成7年度から
内容

松戸市のシンボル景観である江戸川河川敷に、河川の良好な維持と親しまれる水辺空間を形成するため、平成7年より花畑の整備を市民と協働で進めているものです。また、開花時期に合わせ花祭りイベントを開催しています。
花畑面積:約20,000平方メートル
開花時期:ポピー(5月から6月頃)コスモス(9月から11月頃)
※かつては「レンゲ畑」としていましたが連作障害によりレンゲの発育状況がよくないことから、「ポピー畑」としました。

効果 「江戸川松戸フラワーライン実行委員会」が中心となって、市民の参加・協力を得ながら、草花育成作業やイベントを開催し、河川に対する愛護精神を育成します。
 テレビや雑誌、新聞からも取り上げられ、広く松戸をPRしていきます。
現在と今後
  • 持続可能な仕組みづくり
    事業開始から30年目を迎え、協働団体の高齢化や人材不足など問題が発生しています。これからも親しまれる水辺空間を育てていくため持続可能な仕組みをつくります。
  • 河川愛護の推進
    祭り来場者を増やすことで、さらなる河川に対する愛護精神の育成をすると共に、フラワーボランティアの増員に努めていきます。
関連リンク

江戸川松戸フラワーライン

汚水管整備事業

スケジュール 昭和35年度から
内容  家庭や事業所等から排出される汚水を流す為の下水道管を道路に埋設しています。
汚水は、下水道管を通って、終末処理場できれいな水に処理され、河川又は湖沼、海等の公共用水域に放流されます。
効果  道路の側溝等に流れていた、家庭の汚水が下水道管に流れるため、生活排水による「におい」が軽減され、また、汚れていた川等の水がきれいになり、生活環境が向上します。
現在と今後  現在は、主に金ケ作、松飛台、五香南地区を整備しており、今後も、未普及地区の整備に努めてまいります。
関連リンク

松戸市の下水道計画、整備状況

開削工事の様子
開削工事

下水道施設の地震対策事業

スケジュール 平成20年度から令和4年度
内容  市内の収容避難所となる小中学校に、下水道管を利用したマンホールトイレの整備を行っています。
 また、液状化によるマンホールの浮き上がりを防止するために、緊急輸送路及び避難路等のマンホールに対して、浮上防止対策を実施しています。
効果  マンホールトイレについては、災害時のトイレ機能が確保されます。さらに、し尿を下水道の本管に直接流すことにより、衛生面が向上されます。
 また、マンホールの浮上防止対策については、災害時の下水道機能を確保します。併せて、交通機能への影響を最小限に抑制します。
実績

 マンホールトイレを64校に589基設置し、1509箇所のマンホールに浮上防止対策を行い、令和4年度に事業が完了しました。

関連リンク

下水道事業耐震化の取り組み

お問い合わせ

建設部 建設総務課

千葉県松戸市根本387番地の5 別館2階
電話番号:047-366-7357 FAX:047-365-9107

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