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消防局長のページ

更新日:2023年4月1日

メッセージ

消防局長の写真

 消防局長の 市川 敬章(いちかわ のりあき)です。

 消防局は、昭和29年11月1日に県下7番目の消防本部として発足しました。昨年の松戸市の火災発生件数は、114件、救急出場件数は32,105件でした。救急出場件数につきましては高齢化社会の進展に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大により約6,000件増加し、非常用救急車を臨時運用させ職員一丸となって乗り切ったところでございます。今年度につきましては、救急需要の増大に対応するため、救急隊を1隊増やし運用してまいります。
 近年、災害は複雑多様化しており、その時代の変化に対応できるよう、職員ひとりひとりが日々訓練と知識の習得に励み、消防力の底上げを図ってまいります。また、市民の安心安全のため、継続して指導をしている重大違反対象物については、適切な時期に違反処理を行い、松戸市内の重大違反対象物ゼロを目指して取り組んでまいります。
 地域防災力の中核を担う消防団につきましては、昨年全国消防操法大会に千葉県代表として悲願の初出場を果たしたところですが、本市におきましても消防団員数は減少しており団員の確保は喫緊の課題であります。消防局・消防団の総力を挙げて入団促進及び消防団活動体制の強化に取り組み、地域防災力の充実強化と活性化を図ってまいります。
 令和5年5月8日からは、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、感染症が疑われる救急搬送の要請が高い水準で推移することが懸念されております。市民のニーズに応えた救急業務の遂行に邁進するため、各種感染症予防の充実強化を図り、各関係機関との連携強化にも努めてまいります。
 当局では組織改編を行い各種災害に対応する危機管理の強化を図るとともに、通常災害は基より、大規模災害発生時にも即応できる体制を整えました。今後も、地域住民の安全・安心を守り、皆様に信頼される強い消防体制の構築を目指してまいりますので、消防行政に対するご支援、ご協力をお願いいたします。

主要事業へリンク(クリックすると主な事業説明へジャンプします)

関連リンク

松戸市消防局ホームページ

消防団活動事業

スケジュール

令和5年度から

内容  消防団員の確保及び資機材等の充実に努め、処遇、装備の改善を行い、活動の充実を目指して自主防災組織等と協力し地域防災力の強化を図ります。
効果  地域防災の要である消防団の充実を図ることにより、あらゆる災害から地域を守ることができます。更に、大規模災害が発生した際には地域に密着した消防団の活動により、市民の大いなる助けとなることが期待できます。
現在と今後

 広報媒体による入団促進活動等、消防団に関しての幅広い広報を実施し、福利厚生及び装備等の充実も視野に入れ消防団の強化を図ってまいります。 
 令和4年度からは、幅広い年代からの入団を促進するために入団の要件を改正し、これまでの「18歳以上55歳未満の市内に在住、又は在勤する方」に加え、「市内の学校等に通学する方」も入団が可能となりました。
 また、「松戸市学生消防団活動認証制度」として、一定の実績を収めた学生の消防団員に対して、市が公的にその功績を認め、証明書を発行することで、就職活動時において積極的に評価されることを期待する制度も運用されています。


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火災予防対策事業

スケジュール 令和5年度
内容

 火災予防の意識を高めるとともに火災被害軽減を図るため、住宅用火災警報器の設置及び維持管理について広報を実施します。

効果  住宅用火災警報器は火災を早期に感知し発生を知らせるので、早い避難、通報及び初期消火に繋がり、火災による被害を少なくすることができます。
現在と今後

 住宅用火災警報器の設置が全ての住宅に義務付けられてから、十数年が経過し、設置率は80%を超え、住宅火災の被害軽減に繋がっています。設置から10年以上が経過することで、電子部品の劣化や電池切れなどにより火災を感知しなくなる引き続き設置促進を図るとともに、定期的な点検や作動確認などの適切な維持管理の重要性について広報を実施します。

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ちば北西部消防指令センター事業

スケジュール

令和3年2月から(千葉県北西部10市)

内容  令和3年2月より県内10市(松戸市、市川市、野田市、習志野市、柏市、流山市、八千代市、我孫子市、鎌ケ谷市、浦安市)による指令業務の共同運用を開始いたしました。
効果  千葉県北西部地域における指令業務の共同化により、「運用の効率化による市民サービスの向上」、「災害対応力の強化」、「整備費用の削減」の効果があり、高機能なシステムを1カ所に集約することで、新しい情報通信技術や住民ニーズの変化に迅速に対応できるほか、大規模災害などの際、他市からの迅速な応援体制を確保でき、複数の消防本部で設置・運営するため、各市が個別に整備するより、整備費が大幅に削減できます。
現在と今後

 令和3年2月1日から松戸市ほか9市消防指令事務協議会により、千葉県北西部10市の共同指令センターの運用を開始しました。
 複雑多様化する災害や大規模災害に対し、今後も指令業務に万全を期してまいります。

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応急救護普及事業

スケジュール 平成17年度から
内容

 平成16年7月から、心肺蘇生の効果が期待できるAED(自動体外式除細動器)の使用が一般市民にも認められました。
消防局では、心肺機能停止状態の傷病者に対して一刻も早い心肺蘇生(一次救命処置)ができるよう、AEDを設置した市内の各施設(市役所、支所、消防局、消防署、賛助の民間事業所など)を「救急救命ステーション」として、その促進と「救急救命ネットワーク」の拡大を図っています。

効果

 心停止から3分以内に電気ショックを与えると7割の人が助かり、その後は1分ごとに助かる確率が10%下がるとされています。

 AEDを使用した素早い除細動は、社会復帰の重要な鍵になります。
現在と今後

 「救急救命ネットワーク」事業の一つとして、市民生活の身近にある24時間営業のコンビニエンスストアやガソリンスタンドに、市民が「1年中24時間」利用可能なAEDを設置する事業(AED設置拡充事業)を平成28年10月1日から開始しました。
 今後は、実際に市民がAEDを使用できるよう、心肺蘇生法を含む応急手当の更なる普及啓発を図ります。

関連リンク


AEDマーク

高度救急関係事業

スケジュール 平成4年度から
内容  平成3年に救急救命士法が施行されて以降、特定の医療行為である救急救命処置を実施することができる救急救命士の養成を継続的に実施しています。
効果  救急救命士は、心肺機能停止状態の傷病者に対して、医師の具体的な指示のもと呼吸を管理するための気管挿管や心臓の動きを助ける薬剤の投与などの救急救命処置を実施することができ、救急現場において市民の救命率向上が期待されます。
現在と今後

 今後も救急救命士の養成と確保に努めるとともに、高度な救急救命処置を広く市民の皆様に提供できる体制の構築を図ります。
○平成26年4月から新たに認められた救急救命士の拡大処置
・心肺機能停止前の静脈路確保
・血糖値の測定
・ブドウ糖溶液の投与
○ビデオ硬性挿管用喉頭鏡認定救命士の配置


高度救急活動している写真

お問い合わせ

消防局 消防企画課

千葉県松戸市松戸新田114番地の5
電話番号:047-363-1113 FAX:047-363-1110

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