1867年パリ万博150周年記念シンポジウム開催
更新日:2017年10月1日
シンポジウム開催のお知らせ
1867年パリ万博150周年記念シンポジウムお知らせ(PDF:21,051KB)
1867年パリ万博150周年記念シンポジウム 「1867年パリ万博とは何か」
概要
2017年は1867年パリ万国博が開催されてから150周年にあたる。この時の万博に、わが国は初めて参加し、将軍徳川慶喜は弟・昭武を将軍名代として派遣した。膨大な出品物が海を渡り、後のジャポニスム隆盛の契機となった。
1867年はわが国の政治、外交、文化にとって、大きな転換点となった年であった。万博直後、慶喜は政権を朝廷に返し、昭武は幕府瓦解の知らせを留学中のパリで聞いた。一方で、権力闘争の敗者となった幕府が参加した万博は、勝者となった明治政府に積極的に評価されることはなく、大部分の資料は散失してしまった。
このシンポジウムでは、150周年を記念し、多角的にこの万博を分析、検証する。日仏交流、ジャポニスム、近代化への貢献、幕末最大の外交行事への再評価などの分析は、万博の総合的な評価への一歩となるだろう。
会場
千葉大学園芸学部100周年記念戸定が丘ホール(松戸市松戸648)
定員
先着100名
費用
無料
申し込み
電話で戸定歴史館へ申し込み(電話:047-362-2050)
※電話申し込み後、直接会場へ。
※12時40分に戸定邸玄関前から会場までの案内を行います。希望者は定時までにご参集ください。
パネリスト※敬称略
基調講演「1867年パリ万博と日仏関係」
クリスチャン・ポラック(株式会社セリク代表取締役)
発表「フランス産業芸術とジャポニスム」
寺本敬子(跡見学園女子大学講師)
発表「1867年パリ万博が渋沢栄一にもたらしたもの」
井上潤(渋沢史料館館長)
発表「徳川昭武とパリ万博」
齊藤洋一(戸定歴史館館長)
渋沢史料館では平成29年12月10日(日曜)まで、渋沢栄一渡仏150周年 企画展「渋沢栄一、パリ万国博覧会へ行く[第2期]」を開催中です。
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