プリンス・トクガワ 徳川昭武が愛した庭
更新日:2015年2月7日
開催期間 平成27年2月7日(土曜)から平成27年6月21日(日曜)まで
前期
平成27年2月7日から3月22日
中期
平成27年3月24日から5月6日
後期
平成27年5月8日から6月21日
概要
ヨーロッパで各国君主に謁見した幕末期、最後の水戸藩主となり戸定邸を建てるまでの明治前期、戸定邸を主な住まいとした晩年に渡る彼の足跡を辿りながら、戸定邸の建物、庭園、そこでの暮らしを紹介します。現在は失われてしまった敷地内の使用人の住居などの付属建物についても紹介します。
展示導入部分 戸定邸の庭での徳川昭武(あきたけ)と次男武定(たけさだ)。父が心血を注いで完成した建物と庭園は昭和26年に武定から松戸市に寄贈された。
左から第二次世界大戦後、戸定邸庭園の植木職人であった平野豊吉氏が徳川家から贈られた半纏(はんてん)、戸定邸庭園で使用されていた陶製椅子、徳川昭武肖像入懐中時計
明治31年に徳川慶喜が撮影した戸定邸客間の写真パネル前には昭武がヨーロッパから持ち帰ったブロンズ彫刻や獅子の置物を展示。その右には黒漆地に金蒔絵で三葉葵紋をあらわした調度品が並ぶ。
庭園には「楽焼釜」があった。ここでの陶磁器を昭武は「戸定焼」と名づけた。写真右側の台には戸定焼が並ぶ。
大きな写真パネルは昭和12年の航空写真。78年前の写真から当時の現在の姿の違いを読み取れる。
構成
戸定邸を訪れる
戸定邸でくつろぐ
戸定邸庭園で楽しむ
庭園の景観を復元する
