市民の声(平成29年度)6月受理分
更新日:2017年7月25日
松戸市に寄せられたご意見・ご提案と回答
1 高塚新田から東松戸駅までの交通整備について
内容
高塚新田(市川市隣接地域)は、東松戸駅への交通の便が非常に悪いと感じます。道幅が狭い事もあり、通常のバスを通す事は難しいという事は理解していますが、小型のコミュニティーバスの様なバスを通していただけると相当交通の便があがると思います。現時点で東松戸駅までバスを使用して行くには、バス停までですら距離がありとても時間がかかっています。
具体的にこんなバスがあると良いなと思う物を以下に記載します。高塚新田(市川市隣接地域)は、人口も増えていて住民の足として活躍すると思います。ぜひ、ご検討ください。
(1)国分高校~東松戸駅間を小型のバスで運行
(2)東松戸(市川市隣接地域経由)循環の小型バスの運行
回答
現在、松戸市におきましては、市内の公共交通網の利便性向上を目指し、市民、交通事業者と連携して、公共交通が不便な地域への対策に取り組んでいるところです。ご指摘の地域につきましても、鉄道駅からの距離や、道路狭隘により路線バスが運行できないことから、課題の一つとして捉えています。
まずは、既存バス路線の活用による利便性向上を第一施策として、当該地域における小型バスの導入について、バス事業者に要望していきます。
今後も、ご提案のコミュニティバスを含め、地域の公共交通網の充実について検討していきます。
担当課
2 自動車用松戸ナンバーの導入
内容
平成29年5月30日に国土交通省から地方版図柄入りナンバープレートの導入地域募集発表が行われています。
是非、申し込みをお願いします。
以前、「検討を進める」と回答をもらいましたが、導入要件も緩和されており、チャンスだと思います。
回答
5月30日に国土交通省から、ナンバープレートの多角的な活用を推進するため、車のナンバープレートに地域独自の図柄をデザインする「地方版図柄入りナンバープレート」の導入地域の募集とともに、その導入の促進の観点も踏まえ、「ご当地ナンバーの追加募集」が報道発表されました。
今般、国から示された地方版図柄入りナンバープレート導入要綱におきましては、過去2回のご当地ナンバー募集の際において、本市が導入を見送ってきた要因の一つであった「原則、単独の市町村ではなく複数の市町村の集合体」といった基準が削除され、本市にとって支障となるような基準は示されていないことから、この制度を活用するチャンスが訪れたものと認識しています。
一方で「ご当地ナンバーの追加に当たっては、図柄入りナンバープレートをあわせて導入することを原則とする。」との基準が新たに示されたことから、これまでの「ご当地ナンバー」とは異なり、平成29年11月中には、「松戸」などの新たな地域名表示による地方版図柄入りナンバープレートの導入要望を行い、平成30年7月頃の国による追加地域の決定の後、同年12月中には、市民の皆様のご意向を踏まえた図柄を提案していくことが求められています。
松戸市としては、平成26年度に実施した市民意識調査の結果からも、車のナンバープレートにおける市民の皆様の関心は非常に高いものとなっていることから、ご当地ナンバーの実現に向けて努力したいと考えています
担当課
3 外環道について
内容
今度の春に外環道が開通すると知り、道路に恵まれていなかった松戸が非常に便利になってとても良いと思っています。しかし、大々的に外環道の開通をPRしているのにも関わらず、松戸のインターは片側しか無く、市川にしか行くことが出来ないと聞きました。埼玉や東北、新潟などに向かうときは、これまで通り三郷に行かなければならないようなので期待はずれです。松戸と三郷は元有料道路の橋一本しかありませんし、その橋は年中渋滞しています。スムーズに高速道路にたどり着いたことは殆どありません。あの道を走るバスの路線も遅れていると思います。
また、あの周辺の住宅は車からの排気や騒音に悩まされているでしょうし、土地勘のない人が裏道を無理なスピードで走ることも多いなど住環境が悪いと思います。橋を増やす、車線を増やすなどしないと渋滞は解決しませんし、せっかく長年かけて作った外環道のメリットが薄れると思います。松戸市長、松戸市はどうお考えですか。
回答
東京外かく環状道路(千葉県区間)(以下:外環)は、平成29年度の開通に向け、施工主である国土交通省及びNEXCO東日本により鋭意整備が進められています。
外環につきましては、市街地を通る計画であるため住民の方への影響(用地、交通量、環境等)を最小限に留めるように調査・検討し計画されており、インターチェンジ(以下:IC)の大半は2方向にしかアクセスできないIC(ハーフIC)となっています。また、ハーフICを補完するために一般部である国道298号を並行して整備することで道路の利便性を図っています。さらに、ハーフICにすることで通常のICよりも円滑な交通処理をすることが可能となります。
次に松戸と三郷間につきましては、上葛飾橋(旧三郷有料道路)の橋一本のみになりますが、少し離れますと葛飾大橋や葛飾橋もあります。
松戸市としても、外環は松戸市内を通る初の高速道路及びICですので地域経済の発展を期待しています。
担当課
4 松戸市の都市計画について
内容
全国では市の中心市街地などに高度利用地区を設けている市区町村が多々あり、松戸市もまた北小金駅に同様のものを設けていると思います。しかし、なぜか松戸市の中心市街地、松戸駅周辺には高度利用地区が設けられていません。何故でしょうか。
松戸駅東口周辺などはとても面積が狭く、それに代わって高層建築物(超高層建設物)を建設しやすくした方が効率もよく、とても良い気がします。さらに、東松戸駅周辺などへも人口増加のためのタワーマンションの建設が促せるなど、やはり同様の地区を設けるべきだと感じています。
柏市、市川市は当然ながらたくさんの高度利用地区を設けています。
回答
高度利用地区は都市計画法第9条に定められている地域地区のひとつであり、市街地における土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図ることを目的として定めるものとなっています。
高度利用地区の都市計画決定には、建築物の容積率の最高限度及び最低限度、建築物の建築面積の最低限度並びに壁面の位置の制限などを定めることが必要とされています。そのため、事業計画の具体化に伴い、地区を指定することとなります。
北小金駅南口では、昭和62年に市街地再開発事業の都市計画決定に伴い、高度利用地区の指定を行っていますが、松戸駅周辺地区では、現在まで高度利用地区の活用が必要とされる事業計画がなかったことから、高度利用地区の指定は行っていません。
しかし、松戸駅周辺においては、市街地の整備、都市機能の更新が必要となることが予測されています。平成27年6月に策定されました「松戸駅周辺まちづくり基本構想」においても、松戸駅周辺の商業・業務ゾーンでは、市街地整備の推進として駅近傍にふさわしい中心商業地としての基盤形成と土地の高度利用を図るため、市街地再開発事業等を促進するとなっています。
今後、市街地整備等の事業が具体化した際には、事業を促進する手法の一つとして、高度利用地区の指定を検討していきます。
担当課
5 意見・要望
内容
千葉県松戸市の新松戸南と西馬橋の境に2つの用水路があります。
新松戸南側は蓋がされ暗渠化されていますが、西馬橋側はされていません。
西馬橋側の用水路も蓋をして暗渠化してもらえませんか。
以前は西馬橋側に簡易的ですが階段や梯子が取り付けられていました。
なくなってしまった経緯は全く住民にもわかりません。
西馬橋側は袋小路なのですが、このようなものがあったため人の行き来ができました。
大きな災害時など西馬橋から新松戸方面に避難する場合に避難経路がほとんどありません。
災害時の避難経路としても簡易的でもいいので階段の設置と新松戸側の暗渠を通行できるようにしてもらえませんか。
回答
西馬橋側の水路に蓋をして暗渠化することについてですが、現在、松戸市で蓋かけを行うケースと致しましては、歩行者の安全性が確保されていないような狭い道路に隣接する水路で、水路の改修に併せて歩道化する場合のみとしております。したがいまして、水路単体への蓋かけは原則行っておりません。
次に災害時の避難路としても簡易的な階段の設置と新松戸側の暗渠を通行出来るようにすることについてですが、西馬橋側から新松戸側の水路に上がるための階段のことと思われますが、市道とこの水路が接する場所には階段が必要な段差は見受けられませんでした。おそらく御要望箇所は私道に接する箇所かと思われますが、私有地に市が勝手に階段を設置することは出来ないことから、設置にあたっては私道所有者の皆様の同意が必要になります。
また、新松戸側の水路を通路とする場合にも、水路沿いにお住まいの方の中には、人が通らない水路だからその土地を買われた方もいらっしゃることから、水路の両側にお住まいの方々のプライバシーの観点から市が独自に通行を許可することは出来ません。水路沿線の方の同意を頂く必要があります。
暗渠化については、浸水地域の整備が優先であることから優先度は非常に低いものとなります。また、避難路等につきましては、利害関係者の同意が必要となることから、町会を通じて関係者への説明と同意書を頂き、改めて要望頂ければと思います。
担当課
6 松戸市に陣痛タクシーが無い理由を教えて下さい。
内容
2人目を里帰りせずに出産予定です。
松戸市で陣痛タクシーもしくは子育てタクシーの登録をしようとしたところ、松戸市(北小金周辺)では取扱が無いみたいです。
ある陣痛タクシー会社は、隣接する松戸市からの問い合わせが多く、地域制限をして松戸市からの受け入れを拒否してしまったタクシー会社もありました。
子育てしやすい街つくりの一環として、陣痛タクシーや子育てタクシーを使用できる環境を作って欲しいです。
ネットで検索しても、同じ意見の方が多く見受けられました。
このような現状を、どう思われますか?また、このようなタクシー会社登録を松戸市として取扱をしていない理由は何ですか。
回答
「タクシー会社登録を松戸市として取り扱いをしていない理由」についてですが、陣痛タクシーは各タクシー会社の状況等に合わせて運営されている現状にあり、地域を限定して運営されているタクシー会社があることも把握しています。
また、「陣痛タクシー」ではありませんが、松戸市内における陣痛時のタクシー利用について、市内のほとんどのタクシー会社において可能であるとの情報を確認しており、個別のご相談等にて情報提供を行ってきました。
妊婦の皆様に安心して出産を迎えていただくために必要な情報の提供や環境作りを行うことは行政の重要な役割の一つであると考えています。
市民の皆様の声として陣痛タクシーの要望が出ている現状について市内のタクシー会社へお伝えさせていただきたいと思います。
登録制の陣痛タクシーではございませんが、松戸市内のタクシー会社の情報についてお伝えすることも可能です。ご希望がございましたら大変恐縮ですが子ども家庭相談課母子保健担当室(047-366-5180)までお問い合わせください。
担当課
公表について
- 公開しても良いと意思表示されているものを、毎月1回掲載しています(匿名のもの、企業等の営業活動、お礼や私的なもの、誹謗中傷、個人が特定できるものなど、公開することが適当でないと判断したものを除きます)。
- 各月において、同内容のご意見・ご提案等がある場合は、一つのみを公表しています。