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市長室から

令和7年11月の公務の様子

市長コラム「松戸の松戸が松戸を語る」(令和7年12月1日号)

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vol.6  新たな歩みへとつなぐ年の瀬

 早いもので師走を迎え、本日12月1日(月曜)から12月定例会が始まります。何かと慌ただしさが増す時期ですが、しっかりと地に足をつけて、一つ一つの課題に対して丁寧に取り組んでまいります。

 本市では、小学校入学時の不安を和らげ、いわゆる「小1プロブレム」に対応するための取り組みとして、「わくわく! 小学校体験ルーム♪」を市内3校で実施しています(詳細は広報まつど1面参照)。初めての校舎に目を輝かせながら算数セットを使った授業やおもちゃを使った給食当番などの学校生活を体験して楽しむ子どもたちの姿に、見ている私も温かな気持ちにさせてもらいました。

 また、登園・登校時間の違いから子どもの預け先に困る、いわゆる「朝の小1の壁」への対策として、地域のシルバー人材センター会員が児童を見守る「始業前の児童への見守り事業」を、順次実施校を拡大しながら進めています。この事業では見守りのほか校内清掃や行事の準備の補助なども行っていただき、保護者の働き方支援はもとより教職員の負担軽減にもつながる、県内初の取り組みです。

 デジタル市役所の実現に向けても、新たなサービスが動き出しています。10月下旬からは、公共施設予約時のオンライン決済や、さまざまなライフイベントに関する手続き方法や必要な持ち物が簡単に分かる「手続き案内ナビゲーション」、避難所・文化財の情報や子どもの居場所を仮想空間で提供する「メタまーつ」が稼働しました。スマホ1つで市役所での手続きや相談が完結する「はなれていても つながる スマート市役所」の実現を目指し、今後も社会環境に適応したデジタル化を進め、行政の効率化を加速させていきます。

 市内の駅周辺では今年も「ウインターイルミネーション2025」が始まり、幻想的な光に照らされた街並みから一年の締めくくりを感じます。

 市長に就任してから約半年、日々現場でお寄せいただく声や、市民の皆さまとの温かなふれあいが、私の背中を力強く押してくれました。心より感謝申し上げます。まもなく新しい年を迎えますが、2026年も皆さまと一緒に松戸の歩みを進めていきたいと思います。どうぞ健やかに年末年始をお過ごしください。

松戸市長 松戸(まつど)隆政(たかまさ)

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