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Go!Go!本郷谷(平成30年度)

更新日:2019年10月1日

 「Go!Go!本郷谷」の記事は、広報まつどの毎月1日号に掲載しています。

093 子どもたちにとって大切な「教育」(広報まつど3月1日号)

 松戸市は、子どもたちにとって大切な「教育」に力を入れています。

 市内の小・中学校に通う児童・生徒は、音楽やスポーツにおいて、全国で活躍しています。高校進学後も各分野で優れた生徒を松戸市で教育できるよう、市立松戸高校(以下「市松」)の改革を行いました。その一つが単位制の導入です。普通科では「人文社会」「理数科学」「医療看護」「保育栄養」「体育音楽」といった科目選択の例を挙げ、生徒自らが興味・関心や進路希望に応じて履修する科目を選択できるようにしました。この他、入試制度を見直し、普通科の通学区域拡大や募集定員の変更、外国人特別入学者選抜を導入した結果、市松の入学者選抜志願者数(前期)は3.14倍で、県内公立高校普通科の中で4番目に高い倍率となりました。今後も改革を進めることで、入学したくなる魅力的な学校を目指します。

 松戸市は英語教育にも力を入れています。2020年度から全面実施される新学習指導要領では、小学校中学年から英語教育を導入することになっていますが、松戸市ではいち早く5歳児から中学3年生までの10年間を見通した英語教育を行ってきました。具体的には、5歳児を対象に公立保育所でネイティブ講師と一緒に遊ぶ「楽しい英語あそび」を実施し、小学1年生から中学3年生までの児童・生徒には担任や日本人英語インストラクター、外国語指導助手による英語学習を取り入れています。現在、市内中学生の英語力は全国平均を上回っており、このことは松戸市の英語教育の成果であると考えています。

 4月には、夜間中学「市立第一中学校みらい分校」を開校します。夜間中学は、戦後の混乱期に、昼間に就労や家事手伝いなどをしていた人に義務教育の機会を提供するため、昭和20年代初頭に中学校に付設されました。昭和30年ごろには80校以上ありましたが、現在では全国で31校、県内では市川市の1校のみとなっています。平成28年に「教育の機会確保法」ができてから、全国初となる松戸市の夜間中学では、さまざまな理由から義務教育を修了できなかった人や外国籍の人たちにも就学機会を確保するため、準備を進めています。

 これからも「学びたい人が、学べる環境づくり」を目指し、松戸市ならではの教育文化を創り出していきたいと思います。

092 東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げよう(広報まつど2月1日号)

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催まであと1年半となりました。「オリンピック」というと、NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック(ばなし)~」の放送が1月から始まりました。物語は、日本が初めてオリンピックに参加した1912年のストックホルム大会から1964年の東京大会開催までの変遷を描く内容で、松戸市出身の俳優・阿部サダヲさんが、主役の一人である、日本にオリンピックを招致した田畑政治(たばたまさじ)役を演じています。松戸市にゆかりのある阿部サダヲさんをみんなで応援しましょう。

 先月、ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)世界選手権金メダリストの羽賀理之(はがまさゆき)選手らによる講演会が第五中学校で行われました。講演会の最後に生徒が車いす同士のタックルを体験し、ウィルチェアーラグビーの迫力と面白さを体感しました。

 松戸市は、2020年東京大会でルーマニアとドミニカ共和国のホストタウンとなっていますが、ルーマニアから、陸上中距離代表候補のクラウディア・ボボーチャ選手を七草マラソンに招待しました。第四中学校の生徒が、ボボーチャ選手にルーマニアの国旗をモチーフにして制作したゴールテープを披露したり、英語で市内の観光地を紹介したりするなど、交流を深めました。武士が身に着ける甲冑(かっちゅう)を着て戸定邸庭園を散策し、日本の文化も体験してもらいました。

 ドミニカ共和国とはスポーツ以外での交流も深めています。先月、バルカセル青年大臣が第一中学校を視察し、授業を見学するとともに、生徒たちと給食を食べながら歓談しました。また、昨年、市からドミニカ共和国へ送った梨の苗が順調に育てば2020年東京大会の季節に初めて実をつけます。「友好の梨」が元気に育つことを願っています。

 この他、松戸市では聖火リレーの誘致にも取り組んでいます。市内を聖火ランナーが走ることになれば、市民の皆さんの心の中に、いつまでも良い思い出として残ると思います。

 2020年東京大会に向けたおもてなしの準備と交流を進め、オリンピック・パラリンピックを盛り上げていきましょう。

091 2018年を振り返る(広報まつど12月1日号)

 早いもので今年も残り1カ月になりました。この1年を振り返ってみたいと思います。

 今年、松戸市は市制施行75周年を迎え、当初約4万人だった人口が現在では49万人を超えました。待望の「東京外かく環状道路松戸インターチェンジ」が開通し、松戸駅西口駅前広場にはエレベーター・エスカレーターが完成するなど、インフラやバリアフリー整備も進みました。伊勢丹松戸店の閉店は残念でしたが、松戸駅周辺でさまざまなイベントを実施し、多くの人で(にぎ)わいました。来年春には伊勢丹松戸店が入居していたビルに、秋には北部市場跡地にそれぞれ商業施設がオープンする予定です。

 子育て支援では、国基準による待機児童ゼロを3年連続で達成。全国初の試みである幼稚園バスを活用した「新松戸駅前送迎保育ステーション」を開設し、共働き世帯でも幼稚園での教育を選択しやすくなりました。

 千葉県内の最高齢者は男女共に市内在住の方で、女性は112歳、男性は108歳です。これは大変喜ばしいことです。元気で長生きできるまちをつくるため、今年度創設した在宅医療・介護連携支援センターや高齢者いきいき安心センターを核としながら、高齢者を地域で支える体制づくりをこれからも進めていきます。

 今年も松戸市の若者たちが活躍しました。第四中学校が全日本吹奏楽コンクールで金賞、日本管楽合奏コンテストで最優秀グランプリ賞・文部科学大臣賞を受賞。羽賀理之(まさゆき)さんがウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)で世界一に輝きました。レスリング世界選手権では女子50kg級で須崎優衣さんが金メダルを、76kg級で皆川博恵さんが銅メダルを獲得しました。東京オリンピック・パラリンピックでも活躍が期待されます。また、同大会のホストタウンとして、ドミニカ共和国・ルーマニアと事前キャンプ実施に向けた協議を行いました。ドミニカ共和国とは梨の栽培を通じた交流も深めました。

 この他、安全で快適に暮らせるよう公共の場所での客引き行為等を禁止し、受動喫煙防止のため松戸駅西口・新松戸駅前の指定喫煙所を撤去しました。

 今年もさまざまなことがありましたが、来年も松戸市が「魅力ある街」となるよう、みんなで頑張りましょう。

090 松戸で秋を満喫(広報まつど11月1日号)

 11月に入り行楽地へ出かける方も多いと思いますが、松戸市内でも文化・芸術、音楽、食を満喫できるイベントがありますので紹介したいと思います。 

 今年で70回目という節目を迎えた「松戸市文化祭」は、市内の公共施設で11月23日(祝日)まで開催しています。同文化祭は茶道や華道、舞踊等さまざまな分野の文化・芸術団体が日頃の成果を発表する場となっています。「文化の香るまち“まつど”」の秋を彩る文化・芸術活動に触れていただければと思います。

 戸定歴史館では企画展「忘れられた維新 静かな明治」を12月24日(休日)まで開催しています。15代将軍徳川慶喜の弟、徳川昭武は将軍の名代としてパリ万博に派遣され、フランスやロシアの皇帝たちと宮廷外交を行いました。その様子を描いた大型の石版画が新収蔵品として展示されています。徳川昭武が建築した戸定邸は、家屋が国の重要文化財に、庭園が国の名勝に指定されています。県内で家屋と庭園が国の文化財に指定されているのは戸定邸と佐倉市の旧堀田邸のみで、大変貴重な文化財です。今年6月に庭園復元工事が完了し、徳川昭武が暮らしていた明治時代の姿を取り戻しました。ここからは江戸川、スカイツリー、天気のいい日には富士山が見える眺望のよいところです。イチョウやモミジが美しく色づく紅葉のこの季節に、ぜひ足を運んでみてください。

 21世紀の森と広場で11月23日(祝日)から25日(日曜)まで開催する「松戸モリヒロフェスタ」は、親子で広大な自然と食を堪能することができるイベントです。アウトドアや旅をテーマにしたエリアでクラフトビールやスイーツを販売する他、市内の飲食店や全国の有名ラーメン店が出店します。ラーメンは松戸を代表する食文化の一つです。全国を代表するラーメンをぜひご賞味ください。

 街角に素敵な音楽が流れる「松戸クリスマス音楽祭」が11月17日(土曜)から12月25日(火曜)まで開催されます。レストランやカフェ・バーでは、食事とともにクラシックやジャズ、チェロ・バイオリン等の演奏が楽しめます。「音楽の街、松戸」で素敵な時間をお過ごしください。

089 風しん予防接種の一部費用を助成します(広報まつど10月1日号)

 市内で今年度中に100歳を迎えられる方が66人(うち男性8人)、100歳以上の方が183人(うち男性22人)います。最高齢の方は女性112歳、男性108歳です。「人生100歳時代」は、すぐそこまで来ているかもしれません。

 長寿になっても、健康で元気に過ごしていきたいものです。そのためには、地域でお互いに助け合って元気で仲良く暮らしていくまちづくりが必要だと思っています。そこで、高齢者の総合相談所である地域包括支援センター、町会・自治会、福祉を担当する社会福祉協議会の地区社協を市内15地区に配置しています。また、地域の皆さんが病気を抱えながら要介護状態になっても住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、4月に設置した「在宅医療・介護連携支援センター」に地域サポート医を配置し、地域包括支援センターやケアマネージャーへ医療・介護に関するアドバイスを行うほか、在宅医療が必要な方のところへ訪問して診療したり、医療機関での受診を働きかけたりするなど、在宅医療と介護との連携強化を図っています。

 9月に「RUN(とも)まつど」というイベントに参加しました。このイベントは認知症の人や家族、支援者、地域の人たちが一緒に(たすき)(つな)ぐ体験を通して、認知症への理解や認知症について取り組む支援者同士、地域の人たち同士が繋がることを目指しています。市でも「認知症予防教室」や「認知症サポーター養成講座」「認知症カフェ」等を開催し、認知症にならないよう、また、なってもみんなで支え助け合えるまちを目指しています。

 関東地方を中心に風しんが流行しています。市では、風しん予防接種費用の一部助成を開始しました。風しんは抗体を持たない妊娠中の女性が感染すると、お腹の中の赤ちゃんに「先天性風しん症候群」という重い障がいを発症する恐れがある病気です。風しんといって侮らず、生まれてくる子どものため、感染しないよう予防をしてください。

088 災害に対する日頃の備えを(広報まつど9月1日号)

 松戸市出身で、リオデジャネイロパラリンピック銅メダリストの羽賀 理之(はが まさゆき)さんが、8月にオーストラリアで行われたウィルチェアー(車いす)ラグビー世界選手権に日本代表として出場し、見事世界一に輝きました。2年後の東京パラリンピックにも出場し、活躍することを大いに期待しています。

 さて、9月1日は「防災の日」です。あらためて日頃から災害時にとるべき避難行動や避難場所、情報収集の方法を確認するなど、皆さん一人一人が災害に備えるようお願いします。

 市では、6月の大阪北部地震で危険性が指摘されたブロック塀について、他市に先駆けて通学路の安全点検を実施しました。さらに市が管理する全ての公共施設の安全点検を実施したところ、倒壊の危険性が高いブロック塀等は、学校施設で8校、その他の施設で40施設ありました。順次、解体撤去、フェンス等の改修などの安全対策を行っていきます。また、通学路に面して設置されている危険ブロック塀等の所有者に対し、改善をするようお願いしていきます。この他、危険コンクリートブロック塀等の除却費用の一部を補助する制度を設けました。地震発生時に危険ブロック塀の倒壊による被害を防ぐため、ぜひご利用ください。
 9月1日(土曜)から、無料コミュニケーションアプリLINEを活用した「まつどDE()子育てLINE」をスタートします。妊婦の方や3歳未満の乳幼児の保護者が、安心して子どもを産み育てられるように、おなかの赤ちゃんやお子さんの成長・発達に合わせて、健康や子育てに関する情報を配信します。インターネットに接続された環境であればスマートフォンや携帯電話等から無料で登録できます。ぜひご活用ください。

 松戸駅西口・新松戸駅前の指定喫煙所の灰皿を撤去して1カ月が経過しました。喫煙所を利用する方のマナーや受動喫煙に関する苦情が多くあったことから、受動喫煙対策を優先し、撤去に踏み切りました。松戸をきれいで住みやすい街とするため、皆さんご協力ください。

087 ホストタウン交流でおもてなし(広報まつど8月1日号)

 7月の豪雨により、西日本を中心に甚大な被害が発生しました。亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧に役立てていただくため、市では義援金を受け付けています。皆さんのご支援をお願いいたします。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催まで2年を切りました。
 レスリング女子50キロ級でオリンピック出場を目指す六実出身の須崎 優衣(すさき ゆい)さんが、10月にハンガリーで行われる世界選手権の出場権を獲得しました。代表決定プレーオフでは、残り時間30秒からの大逆転勝利でした。世界選手権での連覇を期待しています。がんばれ!!

 先日、聖火リレーで全国を巡る各県の順番と日程が決定しました。これから県内のルートが決定されることになります。前回(1964年)は松戸市内を聖火が通ることはありませんでしたが、今回はぜひとも松戸市に聖火が通るよう誘致活動に取り組んでいます。

 松戸市は東京オリンピック・パラリンピックに参加するドミニカ共和国およびルーマニアの「ホストタウン」として、両国とスポーツや文化、農業を通じて交流を深めています。6月に松戸市の関係者がドミニカ共和国を訪問し、今年1月に植樹した梨の苗木の生育状況を確認したところ、順調に生育していました。松戸の梨が現地で実ることが期待できそうです。

 また、今回の訪問によりドミニカ共和国オリンピック委員会と同国各競技団体の代表が、東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ地の視察のため松戸を来訪することとなりました。運動公園等の施設見学の他、梨狩り体験や市民の皆さんとの交流会を企画しています。

 今後は両国の方々との交流の機会が増えてくると思います。そこで、広報まつど8月1日号からドミニカ共和国およびルーマニアの文化や言語を紹介するコーナー「ホストタウン通信」を開始しました。両国の方々を見かけた際には、心のこもった「おもてなし」をしていただければと思います。

086 松戸を魅力的で選ばれる街に(広報まつど7月1日号)

 このたびの市長選挙の結果、引き続き市政を担わせていただくことになりました。皆さんとともに松戸をよりよい街にしていくため、全力で頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 さて、松戸市の常住人口は、年間2,000人以上の増加が堅調に続き、今年の5月には49万人を超えました。これは大変うれしいことです。全国的にも人口が増加している自治体は限られてきています。少子高齢化が進み、人口減少社会となった今日において、松戸市は恵まれた街の一つだと思っています。

 市民の皆さんが心配している松戸駅周辺の賑わいについてですが、旧伊勢丹松戸店のあった建物は、新たな商業施設として来年春の開業に向けて現在準備が進められています。それまでの間、街の賑わいを創出するために、「いつもなにか素敵なことがあるまつど」と銘打ち、地域の魅力を発信するイベントを定期的に行うことを企画しています。第1回目は7月7日(土曜)に、旧伊勢丹松戸店前プラザ広場や松戸神社等で、ホタル鑑賞やコンサートの他、美味しい食べ物やお酒が楽しめるイベントを開催します。ぜひ、ご来場ください。

 松戸駅周辺のこれからのまちづくりについては、松戸駅周辺地区を対象とした『まちの活性化・都市デザイン競技』が行なわれ、都市デザインやアイデアについての提案を広く一般から募集しました。全国から37作品の応募があり、松戸駅周辺の地形やこれまで培ってきた歴史・文化などの特性を生かした新たな街の魅力を引き出すアイデア・デザインが提案されました。その中で優れた提案をしていただいた受賞者と7月21日(土曜)に、市民劇場でパネルディスカッションを行います。今後のまちづくりに生かしていくことができればと思っています。

 これからも松戸により多くの人を呼び込み、活気や賑わいを高める取り組みを地域の皆さんと共に進め、松戸を魅力的で選ばれる街にしていきたいと思います。

085 「松戸ナンバー」の導入決定(広報まつど6月1日号)

 5月22日、国土交通省より自動車のナンバープレートに「松戸」の地名が表記される「ご当地ナンバー」の導入決定が発表されました。順調に進めば、2020年度中にも「松戸ナンバー」を付けた自動車が街を走り出します。「松戸ナンバー」は図柄入りのナンバープレートを選択することができるため、今日からそのデザイン案を募集し、今秋にも松戸にふさわしい図柄を皆さんとともに選んでいきたいと思います。「松戸ナンバー」が走る広告塔として全国を駆け巡ることで、地域振興・観光振興のみならず、市民の皆さんにもより松戸に愛着を持っていただけるものと考えています。

 国の名勝に指定されている旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)が、2年間の復元工事を終え、一般公開されます。この庭園は昭武が欧米に滞在したときに得た洋風庭園の知識を生かして造園したもので、現存する日本最古の洋風庭園です。昭武が残した写真や文献資料などをもとに、コウヤマキやアオギリ等の樹木を当時と同じ場所に植え、飛び石や東屋も再現されています。戸定邸の軒下から全面に広がる芝生も明治時代の姿に復元しました。東屋からは都心が一望でき、富士山も望めます。ぜひ、昭武が愛した庭園を見にお越しください。

 共働き世帯でも幼稚園での教育を選択できる幼稚園での預かり保育の促進に向けて、4月から始まった「新松戸駅前送迎保育ステーション」。朝の通勤時間帯に保護者から子どもを預かり、指定幼稚園のバスが園とステーション間を送迎。子どもを保護者が迎えに来るまでステーションで保育するというものです。同様の事業は他市でも行われていますが、幼稚園を対象にしたのは全国でも松戸市だけです。国基準による待機児童ゼロを3年連続で達成することができましたが、今後もこれを維持し、子育て世代に選ばれる施策を展開していきたいと思います。

 3月に閉店した伊勢丹松戸店の建物は、食料品や飲食店、伊勢丹の売り場などが入る商業施設として来年春の開業に向けて準備をしています。この建物の動向を見守っている方も多いことと思います。新たな商業施設の開業は松戸駅前の活性化には欠かせません。市も早期に開業することを期待しています。

084 市制施行75周年を迎えて(広報まつど5月1日号)

 松戸市は、平成30年4月1日に市制施行75周年を迎えました。昭和18年に県下7番目の市として誕生した松戸市は、人口約4万人でスタートし、今では人口48万9千人を超える大きな街に成長しました。市勢がこのような進展を遂げられたのは、市民の皆さまならびに関係団体の多年にわたるご支援、ご尽力の賜物であり、そのご功労に対し、深く敬意を表しますとともに、心から御礼申し上げます。

 さて、高齢者が医療や介護が必要になっても、住み慣れた地域で生活するためには、在宅で医療や介護を受けられる体制を整備する必要があります。松戸市の在宅医療体制は、おかげさまで松戸市医師会等のご協力により、全国でもトップレベルですが、これからさらに高齢化が進む社会においては、質の向上が必要不可欠です。これまで松戸市では、市内15カ所に高齢者が何でも相談できる「地域包括支援センター(高齢者いきいき安心センター)」の設置と、それを医療・介護の面から支援する「地域サポート医」の配置を進めてきました。この「地域サポート医」の配置は全国でも先進的な取り組みですが、今年度は、さらに「地域サポート医」全体を支援する「松戸市在宅医療・介護連携支援センター」を松戸市医師会のご協力のもと、衛生会館内に新設しました。このような体制を整備している街は全国でも珍しいと思います。

 待ちに待った高速道路「東京外かく環状道路」が(きた)る6月2日(土曜)に開通し、市内初の「松戸インターチェンジ」が設置されます。また、松戸駅西口駅前広場のエレベーター・エスカレーターが5月30日(水曜)から使用を開始し、松戸駅東口にはビジネスホテルがオープンする予定です。このように、松戸市は、市制施行75周年という節目を迎え、さらなる発展が期待されているところです。

 今後も、市民の皆さまにとって「松戸市に生まれ育ったことに誇りを持てる街」にしていきたいと思っています。松戸市のさらなる発展のために、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

083 平成30年度の主な事業(広報まつど4月1日号)

 前回に引き続き、今年度の主な事業を説明させていただきます。

 松戸駅東口の松戸中央公園を中心とした新拠点ゾーンの整備は、今年度から基本計画の策定に着手します。松戸駅西口駅前広場のエレベーター・エスカレーターは6月に完成予定で、JR松戸駅構内のエレベーター・多機能トイレ等は、平成31年度末までに利用開始予定となっています。新松戸駅東側地区・千駄堀地区などについても、各地区の皆さんと共にまちづくりの取り組みを進めていきたいと思っています。

 3月21日に伊勢丹松戸店の営業が終了した松戸駅周辺の活性化は急務です。そこで「いつもなにか素敵なことがあるまつど」と銘打ち、市内事業者が主役となるイベント(マルシェ・屋台村・まちバルなど)の開催や、旧伊勢丹松戸店に人が訪れたくなるお店の呼び込みに努力したいと思います。

 安全・安心なまちづくりでは、登下校時の児童の安全確保のため、防犯カメラを小学校の通学路等33カ所に新設します。昨年3月に起きた悲しい事件が二度と起こらないよう、地域の皆さんと一緒になって子どもたちの安全を見守っていきたいと思います。
 
 この他、きれいな駅前づくりとして、客引き行為等の防止のため、元警察官2人を指導監視員として配置し、主に駅前周辺の客引き行為等禁止特定地区(松戸・新松戸・八柱)の巡回などを実施します。また、駅前の放置自転車防止に向け、誘導員を増員し、配置日数・時間を延長して実施します。

 ごみ処理の効率化として、粗大ごみを一元処理する(仮称)リサイクルプラザを六和クリーンセンターの跡地に建設します。4月1日から家庭から出る燃やせるごみの排出方法を「認定ポリ袋」に統一しました。雑がみやリサイクルするプラスチックを分別し、燃やせるごみの減量にご協力ください。

 話は変わりますが、松戸市出身で元宝塚歌劇団星組のトップスター・北翔海莉さん(松戸観光特命大使)が、初めて新橋演舞場で藤山扇治郎さんと共演します。北翔さんの活躍をみんなで応援していけたらいいなと思っています。

お問い合わせ

総合政策部 秘書課

千葉県松戸市根本387番地の5 新館5階
電話番号:047-366-7303 FAX:047-366-1177

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