Go!Go!本郷谷
「Go!Go!本郷谷」の記事は、広報まつどの毎月1日号に掲載しています。
113 新型コロナウイルスと闘った1年(広報まつど12月1日号)
今年も残すところあと1カ月となりました。
この1年を振り返りますと何よりも新型コロナウイルスとの闘いの1年だったと思います。ワクチンや治療薬がない新型コロナウイルスは世界各国で瞬く間に感染拡大し、都市封鎖や入国制限、東京オリンピック・パラリンピックの延期など、私たちが過去に経験したことがない事態を引き起こしました。
日本国内でも新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月には小・中学校が休校となり、4月には全国に緊急事態宣言が発令され、外出制限や営業自粛、イベントを中止せざるを得ない状況になりました。
市としてはこの1年間、市民の皆さんの生命に直結する医療体制の整備を最重点政策として進めてきました。感染者が増加していく中で、市総合医療センターや千葉西総合病院などの協力を得て、感染症患者を受け入れるための病床を確保しました。ドライブスルー方式のPCR検査は保健所や松戸市医師会と連携し、県内で初めて実施しました。
子育て世代への支援では、生活困窮に拍車がかかる養育費をもらえていないひとり親世帯への支援を行い、また、自宅で過ごす時間が多くなった子どもたちには図書カードを配付しました。
この他、高齢者施設などが集団感染防止対策に取り組む費用の補助や、事業者が新規にデリバリーやテイクアウトを始めるなど、売り上げ回復に取り組む費用の補助もしました。
新型コロナウイルスへの対応が長期化する中で、感染者や医療従事者への差別や偏見、いじめなどが社会問題となりました。そこで市は「人権尊重緊急宣言」を発し、新型コロナウイルスに関する「差別・偏見やいじめ等のないまち、まつど」を目指し、市民の皆さんと一丸となって推進することを宣言しました。
10月以降、新型コロナウイルスの感染が急拡大し、流行の第3波が押し寄せてきています。市としては感染すると重症化しやすい高齢者や有疾患者の他、集団感染を未然に防止できるよう高齢者施設の職員がPCR検査を受けやすい体制を緊急に整備しました。
本コラムは今年最後になりますが、来年は新型コロナウイルスに打ち勝ち、東京オリンピック・パラリンピックを笑顔で迎えたいと思っています。市民の皆さん、少し早いですが、よいお年をお迎えください。
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