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Go!Go!本郷谷

 「Go!Go!本郷谷」の記事は、広報まつどの毎月1日号に掲載しています。

150  百年後のみどりを育てる (広報まつど5月1日号)

 数少なくなった森を市民が守っていこうという『里やまボランティア』活動が市内18か所で行われています。個人宅や事業所が手入れをしている庭などを一定期間公開する「オープンガーデン」は各地で行われていますが、それをヒントに松戸市で始まったイベントが『オープンフォレスト』です。松戸市が元祖です。今年で12回目を迎え、この活動が評価されて『ちば里山大賞』をいただいたこともあります。森では、面白い形に伸びた木の枝やざらざらした木肌の違いを見つけられるなど、自然が作る新しい発見と驚きがあります。ぜひ、お子さんと一緒に森で楽しい一日を過ごしてください。

 『HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)検査』を市内の一部の薬局で、しかも無料でできるようになります。これは糖尿病かどうかを判定する血液検査の一種で、健康診断の項目に入っている検査項目ですが、なかなか健診に行けない人が多い中で、少なくても糖尿病の恐れがあるかどうかの検査を簡易にできるようにしたものです。薬局で検査が無料でできるのは、全国的にも珍しい取り組みです。ぜひ薬局で検査しましょう(詳細は8面または市ホームページで)。

 多くの市が海外の市と複数の姉妹都市提携をしている中で、松戸市は唯一オーストラリアのホワイトホース市とだけ姉妹都市提携をしています。昭和33年、第五中学校の女子生徒がオーストラリア大使館に『ユーカリの種をください』と手紙を出したことがきっかけです。昭和46年に姉妹都市提携をした5月12日を平成14年に「グリーン・ツリー・デー(樹の日)」と定め、ホワイトホース市と市内の公園や小学校において記念の植樹をするほか、大画面をインターネットでつなげて両市の市長・小学生が参加し交流を図っています。オーストラリア・ビクトリア州の自治体の中では、ホワイトホース市と松戸市の姉妹都市関係が最も長く続いているそうです。これからもこの関係を続けていきましょう。

149  今日から新年度! (広報まつど4月1日号)

 4月は何か新しいスタートを切るような気持ちになりますね。

 松戸市でも4月17日から「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」というシェアサイクルサービスを開始します。アプリで無料会員登録後すぐに利用でき、料金は利用開始30分130円から、車種は電動アシスト自転車で通勤、通学、買い物や観光など、生活スタイルに合わせて利用でき、設置されている専用ステーションであれば、どこでも借りたり、返したりできます。また、都内や近隣市にも設置されているので、市域を越えての利用も可能です。まずは、市役所・市営駐輪場・公園など34カ所にステーションを設置し、その後も、他の市有施設や民有地などに拡大していく予定です。

 国の事業として令和6年度より「こども誰でも通園制度」を市内5カ所(予定)の保育施設で始めます。この制度は、全てのこどもの健やかな育ちと保護者の育児支援のため、就労等保育の必要性に関わらず月に一定時間まで保育施設に預けることができる制度です。試行的事業としてのスタートとなる今年は、時間単位で1時間当たり300円、月上限10時間までの利用となりますが保育所は働いていないと利用できないという大きな壁を打ち破ることが期待される制度です。

 日頃から皆さんの地域や家庭においても犯罪に巻き込まれないように気を付けていると思います。しかしながら、誰でも犯罪被害者等になる可能性があることから、「松戸市犯罪被害者等支援条例」を制定しました。支援の内容は、支援金の支給、日常生活支援、無料法律相談、転居費用などで、被害者等に寄り添った支援をいたします。ちなみに、松戸市の刑法犯認知件数は令和5年の1年間で2,631件となり、10年前の5,996件から着実に減ってきています。令和5年千葉県全体の人口1万人当たりの刑法犯認知件数は59.8件で、松戸市は52.9件です。今後とも安心して市民の皆さんが暮らしていけるよう留意していきます。

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