避難行動要支援者へのサポート体制
更新日:2015年10月30日
災害が発生した時に被害にあいやすいのは、高齢者、障害者、乳幼児等の特に配慮を要する方(要配慮者)です。実際に、「東日本大震災」では多くの犠牲者が発生しています。そのうち、災害が発生し、又は災害が発生するおそれがある場合に自ら避難することが困難な方で、円滑かつ迅速な避難をするために特に支援を必要とする方(避難行動要支援者)にどのようなことが必要なのか?どんなことをすればよいのか?アプローチしてみましょう!!
避難誘導方法
高齢者・傷病者
- 支援が必要な時は、複数の人間で対応しましょう。
- 付近に支援する人がいない場合は、背負って安全な場所に避難しましょう。
身体の不自由な人
- 車イスの場合は、階段や段差ある所に移動するときは、必ず複数人で協力しましょう。
- 上る時は、進行方向に前向きに運びます。下りる時は、後向きにして恐怖心を与えないようにしましょう。
障害の箇所がそれぞれ違うので適した避難方法を確認しましょう。
目の不自由な人
- 話しかける時は、ゆっくり大きな声で「お手伝いしましょうか」とやさしく声をかける。
- 杖を持っていないほうの腕を軽く触れるか自分の腕をかして半歩前を歩く。
- 誘導する時は、「右に5m」・「○○時の方向」と具体的に話して「あっち」 ・「こっち」とわ言わない。
耳の不自由な人
- 話す時は、近くまでよって正面で大きく口を動かし、はっきり話しましょう。
- 紙とペンで筆談したり、手のひらに指先で字を書いて説明して誘導しましょう。
コミュニケーション
緊急時には、「あなたを手伝う、その中身を言って欲しい。」と、あなたも勇気をだしてまずは、要配慮者に一声かけてみましょう。必要以上に気を使わず自然な形でサポートを安心、安全を最優先にともにコミュニケーションを取ることが大切です。
お問い合わせ
消防局 情報通信課
千葉県松戸市松戸新田114番地の5
電話番号:047-363-1112 FAX:047-363-1140
