松戸市立博物館アワード
松戸市立博物館アワードとは
小中学生を対象に、日本の歴史上の人物・遺物・遺跡(史跡)・祭りや芸能などをテーマにした「イラストレーション」「自由研究(レポート、新聞、工作など)」を募集します。松戸をテーマとした作品も大歓迎です。
松戸市内外の生徒・児童が、イラストに、社会科研究にと、自由に描き、研究した結果が一堂に会する松戸市立博物館主催の「博物館アワード」です。
例年400人以上の応募がある中、学齢のレベルをはるかに越える作品も目立つのが最近の傾向です。皆さんの力作をお待ちしています!
第9回博物館アワード審査結果
自由研究部門
市長賞「柳原水閘を作ろう!!」
審査員コメント
見学の感動を再現するため、身近な材料を利用し、往時の存在感を彷彿とさせるジオラマを、細かい製作記録とともに仕上げています。郷土の先人たちの治水の努力の結晶としての遺構の素晴らしさが伝わってきます。
教育長賞「おじいちゃんの戦争体験」
審査員コメント
被爆の歴史的事実を知り、身近な家族もまた悲惨な戦争を経験したことに気が付きました。祖父の東京大空襲の経験談や曾祖父の貴重な資料をもとに、無益な戦争の悲惨さを、現代に生きる小学生の目線でまとめました。
博物館長賞「松戸の標識柱・説明板コンプリート集」
審査員コメント
本市全域を網羅する継続的な取り組みを、調査記録・ガイド・展示企画の3部にまとめました。遺跡や文化財への唯一無二の愛を感じます。博物館や遺跡・文化財に慣れ親しみ、自らの興味・関心に主体的に向き合っているからこその作品です。
審査委員長賞「79年目の夏~戦争の記憶をたどって~」
審査員コメント
教室で学んだ戦争を身近な問題として捉えようと、遺構調査とともに自治体や各種団体の展示や催し物に足を運んで行動的に学び、主体的に考える姿が素晴らしいです。これまでの研究で培った論文作成の模範的な姿勢にも目を引かれます。
イラスト部門
市長賞「彌榮松戸」
審査員コメント
お祭りでにぎわっている様子が画面から伝わり、今にも神輿を担ぐ人たちの掛け声が聞こえてきそうな感じがします。神輿や屋台など細部までこだわって描いていて、作者の技術力、表現力の高さと豊かな感性を感じさせる作品です。
教育長賞「待望の6月」
審査員コメント
アジサイが似合う五重塔、待ち望んだ季節がやってきた感動を写実的に、ストレートに表現しています。直線的に構成された建物や石段に対して曲線的なアジサイや樹木の対比が効果的です。アジサイの微妙な色の変化も巧みに描いています。
博物館長賞「河原塚中学校と古墳」
審査員コメント
学校の庭にある古墳をテーマに、どんな思いを込めて描いたのでしょうか。下から見上げた感じを強調したことでダイナミックな作品になりました。黒色のペンで形を描き、透明水彩画的に着彩したことで爽やかな印象を与えています。
審査委員長賞「いいことやった空海さん」
審査員コメント
弘法大師空海について学ぶ機会があったのでしょうか。小学生らしい発想で、空海のエピソードを上手に画面に構成しています。それぞれのエピソードが個性的なイラストで表現されていて、豊かな表現力を感じます。
第9回博物館アワード作品募集(たくさんのご応募ありがとうございました。)
小学生、中学生の皆さんの作品を募集します!
応募期間
令和6年9月3日(火曜)から同年9月18日(水曜)必着
審査結果
令和6年11月上旬に博物館ホームページで発表します。
入賞作品
令和6年11月23日(土曜・祝日)から同年12月8日(日曜)まで博物館で展示いたします。
表彰式
令和6年12月1日(日曜)博物館にて行います。
詳細は下記の各募集要項をご覧ください。たくさんのご応募お待ちしております!
第9回博物館アワード自由研究部門募集要項(PDF:253KB)
第9回博物館アワードイラスト部門募集要項(PDF:163KB)
過去の博物館アワード
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