平成18年度戦時中の食事体験講座
更新日:2013年11月25日
戦時中の食事体験講座
終了しました
たくさんの方に参加いただきありがとうございました!!
戦時中の食事体験講座
・・・「世界平和都市宣言」事業の一環として平成10年度より実施している講座で、戦中・戦後の食糧難の時代の食事を再現し、参加者が共同で調理し、食べながら講師から当時の話を聞くものです。
戦時中の食糧難の時代、食糧や調味料・衣料品などは配給制でした。米はだんだん手に入りにくくなり、少量の米に麦やさつまいも、じゃがいも、野菜の葉などを混ぜたり、おかゆや雑炊にしてかさを増やして食べていました。又、蒸しパンや小麦粉で作ったすいとんや団子、どんぐりを粉にして麺や団子にしたものなども食べていました。
しかし、戦争が激化するにつれ、食糧が乏しくなると、道端に生えているオオバコ・タンポポ・ヨモギ・シロツメクサ・ドクダミなど、食べられるものは何でも食べて飢えをしのぎました。
そんな時代とはうって変わり、現在は飽食の時代と呼ばれ、残った食べ物はどんどん捨てられ、食べ物に困ることはまずありません。三度の食事がきちんと食べられることのありがたみが薄れているような気がします。
満足に食べることができず、辛い時代を生き抜いてきた戦時中の体験談を聞きながら、「充分な食事が食べられるありがたみ」や「平和であることの尊さ」を今一度考えてみませんか。
戦時中のお弁当を食べてみましょう
今回は、食事体験講座が始まって以来初の試みとして、戦時中のお弁当を再現してみたいと思います。
戦時中、学校や仕事へ行く時、どんなお弁当を持って行ったのでしょうか。
まず、思い浮かぶのは麦飯に梅干1つだけの「日の丸弁当」でしょう。
しかし、食糧が乏しくなるにつれ、ふかしたさつまいもだけになったり、お弁当を持って行けず、みんなが食べている間は、校庭で遊んで恥ずかしさや空腹を紛らわしていた児童もいたそうです。
今回は、充分な調味料もなかった当時の味を再現し、実際にお弁当箱に詰め、現在の私たちが食べている栄養が行き届いた彩り豊かなお弁当と比べてみたいと思います。
1. 日時
平成19年2月17日(土曜) 午前10時30分~午後2時
2. 場所
松戸市民会館「料理教室」
3. 内容
大根飯のお弁当、すいとん、卯の花、京菜漬等
4. 費用
無料 学生、親子での参加も大歓迎
5. 持ち物
お弁当箱・エプロン・ふきん・バンダナ又は三角きん
6. 募集定員
56名(先着順)
7. 講師
新松戸郷土資料館 館長 大井弘好 氏
8. 申込み
平成19年1月15日(月曜)から 電話:047-366-7305、メール又は直接総務企画本部総務課へ