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平成19年度戦時中の食事体験講座レシピ

更新日:2013年11月25日

赤飯

材料(1人前)

もち米 カップ1
ささげ 20g
水 適宜
ごま塩 適宜

ささげ

ささげ(大角豆)

豆科ササゲ属の一年草 アフリカ原産のものが中国を経て平安時代に渡来したといわれている。形・色は小豆に大変酷似しています。古くから主に関東の暖地で栽培されていたが、現在日本での生産は減少し中国やタイから輸入が増えました。
ササゲの名前の由来は、莢(さや)の先が上に反り返り、物が「捧げる」手の形に似ているから。又、豆が角ばっていることから大角豆(だいかくまめ)とも呼ばれています。小豆によく似ているが、豆のへそ部分が縦長で豆の形が角ばっている。
関東では赤飯をつくるのに、小豆に代わってササゲが用いられる。小豆を煮たときに皮が破れやすいため武家社会においては縁起が悪いとされて煮ても皮が破けないササゲを用いるようになったといわれる。ササゲで作った赤飯は薄いピンク色に仕上がる。
写真は、未熟でまだ緑色の若い莢。秋まで育てて完熟したものを赤飯や強飯に利用します。

作り方

(事前準備)下ごしらえ
1 ささげはかぶるくらいの水を加えてゆでます。
 煮立ったら、ゆで汁を捨て水を加えて再び煮立てます。(2、3回繰り返す)
 皮がやぶれないように硬めにゆでて豆とゆで汁とに分けておきます。
2 もち米は洗い、1 のゆで汁に一晩つけておきます。
3 ざるに上げて汁気を切り、豆と混ぜます。(※)

(当日)
1 蒸し器(せいろ)に目の荒い布を敷き、※を入れて、ふたをする。
2 30分から40分強火で蒸す。
3 1回火を消し、蒸しあがったもち米に5カップ程の冷水をまんべんなくかける。
4 水がよく切れたら、再度火をかけまた20分ほど蒸す。

栄養価成分表(1人分)

エネルギー 640.00kcal カルシウム 29.00mg ビタミンA 1.00ug
蛋白質 14.60g リン 233.00mg ビタミンB1 0.23mg
脂質 2.10g 2.40mg ビタミンB2 0.05mg
糖質 134.50g ナトリウム 192.00mg ナイアシン 2.40mg
灰分 1.90g カリウム 424.00mg ビタミンE 0.47mg
    レチノール 0ug 食塩 0.50g

さつま汁

材料(1人前)

牛コマ肉 25g
八つ頭 30g
人参 25g
大根 25g
ごぼう 25g
水 200cc
しょうゆ 大さじ1

作り方

1 八つ頭は皮をむき一口大に切る。
2 牛バラ肉、人参、大根、ごぼうは適当な大きさに切る。
3 大なべに分量の水を沸騰させ、1、2の具を入れる。
4 具が柔らかくなるまで煮る。途中、アクをとる。
5 しょうゆを入れ、味を整える。

栄養価成分表(1人分)

エネルギー 107kcal カルシウム 40mg ビタミンA 352ug
水分 313g 0.9mg ビタミンB1 0.09mg
蛋白質 7.8g リン 111mg ビタミンB2 0.11mg
脂質 2.2g ナトリウム 597mg ナイアシン 2.0mg
糖質 14.4g カリウム 520mg ビタミンC 7.0mg
灰分 2.7g レチノール 1ug ビタミンE 0.70mg
        食塩 1.5g

やつがしら

八つ頭

 サトイモの仲間は、株の中心に大きな親芋があり、その脇から小芋や孫芋が出てきます。
他の里芋が小芋を食べるのに対し、八つ頭は親芋も小芋も食べます。
親芋の肥大が早めに止まり、小芋の肥大が早いため、親芋と小芋が分かれずに、結合して不整形な塊になります。水分が少なく粉質で、澱粉含有量高く、里芋の中でも味がよいのでサトイモの高級品とされています。正月のおせち料理に使われますが、末広がりで人の頭に立つという縁起を担いだものです。
 九州地方では、骨付きぶつ切り肉とさつま芋を入れみそ仕立てが定番のようですが、今回作るさつま汁は、さつま芋の代わりに八つ頭を使ってしょう油仕立てで味わってみます。

参考リンク

平成19年度戦時中の食事体験講座

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