思春期教育について
更新日:2024年8月19日
親のための性教育(パートナー講座)
家庭での性教育をすることの大切さや子どもへの対応方法などについてお話しします。
保健師が講師となり、2時間以内の講座を行います。
パートナー講座については『パートナー講座(出前)』をご覧ください。
利用条件
市内に在住、在勤、在学の方で、おおむね10人以上で集まることができる団体、グループ
開催時間と場所
開催時間
平日、休日(年末年始を除く)を問わず、9時から21時までの間の2時間以内
開催場所
市内に限ります
※会場の手配や通知等は主催者側でお願いします。
費用
無料
申込み・問い合わせ
希望日の1か月前までに管轄の保健福祉センターへご連絡ください。
※都合により開催日時等のご希望に沿えない場合がありますのでご了承ください
小金・小金原・新松戸・馬橋など
松戸市小金保健福祉センター
電話:047-346-5601
常盤平・松飛台・五香・六実・六高台など
松戸市常盤平保健福祉センター
電話:047-384-1333
それ以外の地区
松戸市中央保健福祉センター
電話:047-366-7489
随時、保健師による相談を受けております。
幼児期から伝えたい性やからだのこと
子どもは、3歳の頃には自分が女の子か男の子か分かりはじめ、からだのことへの興味もわいてきます。幼児期から生活の中で性やからだのことを伝えることは、子どもが自分の性やからだを大切にし、肯定的にとらえることにもつながります。また、子どもの自己肯定感にも大きな影響を及ぼすといわれています。生活の中で伝えられる性やからだのことについては、以下があります。
おしっこの仕方から気づく女の子と男の子のちがい
子どもはトイレトレーニングの過程で、男女でおしっこの仕方がちがうことや性器の形のちがいに気がつきます。男の子の性器は自分で見やすい位置にあるため自分で見る機会も自然に多くなる一方で、女の子は自分で性器を見ることが難しい位置にあります。そのため、女の子にはとくに性器について知ることは自分のからだを大切にすることだということを伝えていきましょう。
大切な自分のからだを自分で洗い始める時期
子どもは、生まれてからしばらくは保護者に身の回りのことをまかせきりですが、「大切な自分のからだは自分のもの」と子どもが意識できるようにすることが大切です。2~3歳を目安に自分で性器を洗う練習を始めてみましょう。練習を始める際は「(性器は)自分で洗うよ」と声をかけ、入浴時に一緒に入った保護者が自分のからだを洗ってみせましょう。具体的な性器の洗い方は「幼児期からはじまる性の学び(PDF:449KB)」をご参考ください。
プライベートゾーンは見るのも触るのも自分だけ
プライベートゾーンとは、水着を着ると隠れる部分(性器・お尻・胸)と口のことをいいます。
※プライベートゾーンかどうかに関わらず、からだ全体がプライベートで大切なものです
プライベートゾーンは自分だけのとくべつ大切な場所であることを子どもに伝えましょう。ただし、子どもの自衛を強調しすぎると、性被害にあったときに“見せた(触らせた)自分が悪い”と思ってしまう可能性があるため、「見るのも触るのも自分だけ」と肯定的に伝えるとよいかもしれません。
まずは身近な大人がプライベートゾーンを尊重することが大切になるため、保護者であってもプライベートゾーンに触る必要があるときは、理由を伝えてから「触ってもいい?」と許可を取るようにしてみましょう。
だいじなところはみんなの前で触らない
乳幼児期の性器いじりは、偶然身についたもので、指しゃぶりと同じような行為と考えてよいでしょう。性器を含めて自分のからだの様々な部分に触れることは自然な行為です。叱ったり、困惑や嫌悪感をあらわさず、落ち着いた態度で「大事なところだから、みんなの前では触らない」ということを伝え、他の遊びに誘いながら自然となくなるのを待ちましょう。また、陰部を清潔に保ち、炎症などのトラブルがあれば医師に相談しましょう。
性別に関わらず自分は自分でいい
子どもは性別によって決められる“こうあるべき”という価値観を、家族やテレビ、本、友達などから受け取ります。近年そのような価値観は見直されつつありますが、無意識の行動にも出てしまいがちです。
子どもと接する中で「もしもこの子が今の性別でなくても自分は同じ選択をするかな?」と保護者自身が振り返ってみましょう。本人の気持ちや選択を尊重することは「自分は自分でいい」というメッセージにつながります。
子どもの性についてのチラシを作成しました
性別による体の違いや性器(おちんちんやおまた)の洗い方、性器いじりをしていた時など、子どもが性やからだについて肯定的にとらえ、大切にしていけるように、生活の中で伝えられることをご紹介しています。
性や思春期に関する相談先・情報サイト
思春期保健相談
思春期のからだやこころの悩みを持つ本人、家族等の相談を、保健師、臨床心理士にすることができます。松戸保健所(松戸健康福祉センター)が実施しています。
性犯罪・性暴力
女性に対する暴力の相談窓口や情報がまとめられたページです。10~20代の若い人たちが被害にあいやすいデートDV、デートレイプドラッグ、JKビジネスなどについての情報もあります。
性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター(千葉県)
性犯罪の規定を見直した改正刑法は令和5年7月13日に施行されました。性犯罪・性暴力に関する相談窓口が掲載されています。
文部科学省がとりくむ「生命(いのち)の安全教育」について紹介する保護者向けの啓発資料です。子どもたちが性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないよう、教材が作成されています。
相談窓口検索
相談方法(電話、SNSなど)、悩み、年代にあわせて、相談窓口を総合的に検索できるページです。
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お問い合わせ
子ども部 こども家庭センター 母子保健担当室
千葉県松戸市竹ヶ花74番地の3 中央保健福祉センター内
電話番号:047-366-5180 FAX:047-366-3923