平成31年度(2019年4月から2020年3月)年間展示予定
更新日:2019年11月4日
平成31年度 展示予定(展覧会内容まとめ)
プリンス・トクガワ 「華麗なる人脈」
会期:平成31年/2019年 1月26日から6月16日
明治維新以降、徳川昭武は政治の表舞台から退きましたが、明治宮廷との密接な繋がり、1867年のパリ万博派遣から交際が始まった人脈は、生涯、失われることはありませんでした。明治天皇と皇太子、ナポレオン3世妃ウージェニー、日本経済の父と称される渋沢栄一、海外との懸け橋となった宮家や徳川家の次代の当主たち…昭武を取巻く華麗なる人脈に注目し収蔵資料を紹介します。
夏季展 「坂川・江戸川水景色」
会期:令和元年/2019年 7月20日から9月23日
明治17年、戸定邸を建てて松戸へ移り住んだ徳川昭武は、写真撮影に熱中しました。たびたび松戸の町や、馬橋、小金などに出かけ、自ら写真を撮っています。この地域に暮らす人々の日常が切り取られた写真は、当時の自然環境や生活様式を伝える貴重な歴史資料でもあります。昭武の目を通した松戸を、古写真を通して紹介します。
企画展「1867年万博使節団の明治~サムライたちの選択」
会期:令和元年/2019年 10月12日から12月22日
明治維新という歴史の大転換によって、日本の行政権は江戸幕府から明治政府へと移りました。1867年の徳川昭武渡欧に随行した日本政府特別使節団員は、幕府という拠(よ)りどころを失った明治時代をどのように生きたのでしょうか。徳川昭武の傅育役(ふいくやく=教育責任者)を務めた山高信離(やまたかのぶあきら)、滞欧中、昭武の側近くに仕えた渋沢栄一ほか、使節団員の明治時代について資料から考察します。
プリンス・トクガワ 「松戸徳川家の調度品」(仮称)
会期:令和2年/2020年 2月1日から6月21日
明治25(1892)年、徳川昭武の嗣子(跡継ぎ)・武定が子爵に叙せられ、松戸徳川家が創られます。その後、本家である水戸徳川家から数々の美術工芸品や調度品が譲渡されました。松戸徳川家があつらえた品も含め、同家に伝わる品々の中から、これまで公開する機会が少なかったものを中心に展示します。松戸に暮らした徳川昭武一家の生活を紹介します。
【元号の表記について】
年間展示予定表中、元号は、展覧会の会期始め時点での元号を用いて表記しています。
日時の表記は、5月1日以降、令和を使用した元号で表記しますが、西暦も併記します。
年度の表記については、本年度の始まりが4月=平成であるため、年度は「平成31年度」とし、令和を併記する場合もあります。
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