先輩職員からの話 その4
更新日:2024年10月4日
子ども部こども家庭センター(令和6年度 保健師採用)
自己紹介
こんにちは。この度は松戸市役所に合格おめでとうございます。今、皆さんの中には、入庁への期待と不安を抱えている方、松戸市役所に就職するか迷っている方など様々な方がいるかと思います。今回このようなお話しをする機会をいただいたので、入庁して半年間で私が感じたことをお話しし、少しでも皆様のお役に立てればと思います。よろしくお願いいたします。
初めに自己紹介をさせていただきます。私は令和6年3月に大学を卒業しました。大学では看護師と保健師の免許を同時に取得し、令和6年4月から保健師として松戸市役所に入庁しました。
私が、松戸市に入庁を決めた理由は、生まれ育った松戸市で働きたいと思ったことと、松戸市の保健師教育体制に魅力を感じたからです。松戸市には「新任保健師育成プログラム」があり、採用年度から3 年間の指導体制が明記されています。また定期的に「到達状況チェックリスト」を使い、自身の保健師活動を先輩保健師と振り返ります。充実した教育を受けられ、自身の活動を客観的に評価できる環境は、保健師として、自分自身が成長できる環境だと考え、松戸市に入庁を決めました。
担当業務
次に私が担当している業務についてお話ししたいと思います。保健師という職業を初めて聞いた人もいるのではないでしょうか。保健師は看護師の免許も持っている看護職です。看護師は病気になった人の看病が主な役割ですが、保健師は皆さんが病気にならずに健康で過ごせるように関わっていくのが主な役割です。
松戸市の保健師は、こども家庭センター、健康推進課、高齢者支援課、地域包括ケア推進課、医務室など11の課に配属されています。その中で私は、こども家庭センター母子保健担当室に所属しています。母子保健担当室には3つの保健福祉センターがあり、私はその1つの小金保健福祉センターで勤務しています。
私の担当は母子保健分野といって、妊婦さんや赤ちゃん、そのご家族が健やかな生活を送ることができるように支援を行っています。業務としては、自身が担当している地区内で、赤ちゃんが産まれたご家庭に訪問に伺ったり、電話や窓口で育児相談を受けたりしています。他にも、妊婦とそのパートナーを対象に行っているママパパ学級では、赤ちゃん人形を使いながら育児体験実習を行ったり、幼児健診では子供たちの発育・発達を確認しています。また市役所や支所内にある「市民健康相談室」では、全ての妊婦さんに対して面接を行い、母子手帳を交付しています。
訪問に伺った際に、「相談できて安心しました」など声をかけてもらえることや、保護者の方とお子さんの成長を一緒に見ていけることに、すごくやりがいを感じています。
職場環境
次に職場環境についてお話しします。まずは、職場の雰囲気についてです。保健師の先輩方は皆さんとても優しく、丁寧に指導してくださいます。トレーナーと呼ばれる、新規職員に1対1でついてくださる先輩はもちろんですが、トレーナー以外の先輩方も、常に気にかけてくださいます。実際に私が仕事のことでわからないことを質問した時にも、先輩方は自分の仕事があるにも関わらず、嫌な顔一つせず丁寧に教えてくださいます。そのため、聞きたいのに聞けず分からないことをそのままにしてしまうこともありません。職場内の雰囲気がとても温かいので、私も毎日楽しくお仕事をすることができています。そして、先輩方の仕事に取り組む姿勢はとても情熱的で、先輩方の対応や支援からたくさん学べることがあります。保健福祉センターで、月に1回行っているセンター会議では、先輩方が自身の経験をお話してくださる機会があります。保健師として働く上でどんななことを大切にしているのかなど、貴重なお話を聞くことができ、私自身の保健師観を育む機会になっています。尊敬できる先輩方が身近にいることで、私自身の保健師としてのモチベーションも高く保つことができています。
2つ目は休暇の取得についてです。先ほども少し話しがでましたが、有給休暇は年間で20日あり、夏季休暇は6日あります。お休みは幼児健診など自身の担当業務が入っていない時に、自由に休暇を取得することができています。休暇を取りやすい雰囲気を作ってくださっているため、しっかりプライベートの時間も取ることができ、充実した日々を過ごせています。
入庁までにしておいた方がいいこと
次に入庁までにしたほうが良いことについてお話しします。新卒で保健師を目指している方は、やっと採用試験が終わり、これから卒業論文、そして看護師と保健師の国家試験があると思います。まずは、試験勉強を頑張っていただきたいです。自分の好きなことをしたり、遊ぶ時間もぜひ作ってください。仕事でも同じことが言えますが、ずっと頑張り続けるのは難しいですし、なかなかモチベーションも保てません。プライベートの時間もしっかり確保して、メリハリをつけ、ご自身のペースでコツコツ試験勉強を頑張っていただければと思います。
その他にした方が良いことは、生活リズムを整えることです。4月1日から仕事が始まり、週に5日、朝早く起きて、職場に出勤するという生活が始まります。私の場合は、入職数日前から、早寝早起きのリズムを整えようとしましたが、早く寝ることがなかなかできず、入職してから最初の数週間は、疲れが溜まりやすかったです。入職後は、慣れない環境で疲労も溜まりやすいと思います。ぜひ皆さんには正しい生活リズムを作っていただいて、毎日元気に出勤していただきたいと思います。
最後に
最後に、今回私がお話したことで少しでも皆様のお役に立てていれば幸いです。来年の4月から皆さんと一緒に松戸市の職員として働けることを楽しみにしています。もし、お会いする機会があれば、気軽に声をかけてください。ご清聴ありがとうございました。
