松戸市公共施設等総合管理計画（改訂版）を策定しました

松戸市（以下「本市」という。）では、昭和30年代の後半から道路や橋梁、上下水道などの社会インフラの整備が急速に進み、昭和40年代から50年代にかけての人口急増期には、多くの公共施設を集中的に整備してきました。

　これまで整備してきた公共施設及びインフラ施設（以下「公共施設等」という。）では、老朽化が進んでおり、今後、これらの維持管理や機能更新などが集中的に発生した場合には、本市財政への影響も懸念されているところです。また、少子高齢化の進行や人口減少社会の到来、頻発化する大規模災害等への対応などにより社会情勢は大きく変化しており、公共施設等に求められるニーズも多様化しています。

　本市では、平成29年3月に、本市の状況や公共施設等を取り巻く現状や課題などを踏まえ、公共施設等の管理等に関する基本的な考え方や取組の方向性を示した、「松戸市公共施設等総合管理計画（以下「本計画」という。）」を策定しました。
　本計画では、公共施設等の全体を把握するとともに、更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うことにより、将来的な財政負担の縮減と平準化を図り、公共施設等の最適な施設規模と配置を目指しています。

　そして、本計画の策定後、一定期間が経過したことや公共施設等の個別施設計画の策定が進んでいること、また、国の「公共施設等総合管理計画の策定等に関する指針（平成26年4月22日策定）」が令和4年4月に改訂されたことから、本計画の見直しを実施することとしました。今般の見直しでは、本計画に基づき策定した公共施設等の個別施設計画に記載した対策の内容等を反映させることや新たな課題への方針を示すことなどにより、本計画の内容を拡充するものです。