市民の声（平成30年度）4月受理分

松戸市では町内会によってゴミ集積所の管理がなされていますが、もはや町内会自体が存在しない市町村も多くなっています。
それらの地域では各家庭の玄関前に出されたゴミを回収するシステムが多いようです。
松戸市でもこの形を取ることは出来ないのでしょうか？
町内会でゴミ集積所を管理することは今の時代にそぐわないと思います。仕事が多様化し、生活サイクルがそれぞれ違います。その中でたとえ1週間程度の期間とはいえ、ゴミ当番をすることは難しい場合も多く、ましてや赤の他人が出した違反ゴミの始末をするのは理不尽です。
ゴミ集積所があるから違反ゴミが出るのではないでしょうか。自宅から出してしまったものはどうでもいいと思う人もいるでしょう。でも自宅の玄関前に回収されなかった違反ゴミが置き去りにされるのを好む人はいないでしょう。
ゴミ収集は市の仕事であるのに、収集に至るまでの部分を市民の無償奉仕で補うのはおかしいのではないでしょうか。

松戸市では現在、ごみ収集をステーション方式で行っていますが、戸別収集についてもごみ処理基本計画において検討することとしています。
戸別収集のメリットは、ごみの排出者が明確になることや、分別率が向上し、ごみの減量につながることなどが挙げられます。また、集積所の管理当番の手間がなくなるということもあると考えられます。その一方でデメリットとして、収集に手間がかかり、経費が増加することが挙げられます。
他自治体の例では、戸別収集の地区を段階的に拡大して導入に成功した自治体もありますが、一部の地区で実施した結果、費用がかかりすぎるため中断し、導入を見送っている自治体もあります。
松戸市としましても、メリットとデメリットを考慮し、検討していきます。

松戸市が進めているご当地ナンバープレートについて要望があります。交付開始の日付をもっと早めることは出来ないでしょうか。松戸市がご当地ナンバープレートとして松戸ナンバーを導入しようとしていることは、松戸市の知名度向上に少しは寄与すると思います。野田ナンバーより、松戸ナンバーの方が愛着も湧き、個人的にも良いと思っています。しかし、導入の見込みが平成32年度以内となっているのが残念です。
このままのスケジュールでは東京オリンピック仕様の松戸ナンバーは使用することが出来ません。また、オリンピックの組織委員会などの許可がなければ新しいご当地ナンバープレートの地域ではオリンピック仕様のナンバープレートは使うことが出来ないと聞き、差別のようにも感じました。
松戸市では海外チームの事前キャンプなども行われますし、選手村などのある江東区からは非常に近い土地であるにもかかわらず、ナンバーの東京オリンピック仕様には出来ないのは正直納得できません。
オリンピック仕様の松戸ナンバーをつけることで東京オリンピックを盛り上げるだけでなく、寄付も出来るそうなのでとても良い機会であると感じています。私のような素人が現在発表されているスケジュールを見ると、地元用の図柄を決める際に視認性などの問題を解決するために時間がかかると想定されているように思えます。他にも、ナンバープレートを読み取るような警察のシステム改修などの時間も必要なのだと考えられますが、前回のご当地ナンバープレートは決定の次の年には交付が始まっていたという前例があります。つまり、図柄なしで地名だけの追加であれば1年で導入できることが証明されているのではないでしょうか。今年の7月頃にはご当地ナンバープレートの導入地域が決まるとのことなので、地元の図柄の決定より早い段階で図柄なしやオリンピック仕様のナンバープレートを来年にも交付するようには出来るはずです。
国の管轄のことなので松戸市だけでの解決は難しいとは思いますが、松戸市と同じように東京都内の自治体や東京に隣接する千葉県内の自治体もご当地ナンバープレートの導入を検討しているようですし、それらの地域も同じような状況に置かれていると思われます。それらの自治体と協力して東京都や千葉県、国土交通省、オリンピック組織委員会などに要請して欲しいです。是非早期の導入、もしくは平成32年度内でもオリンピック開催前の導入開始になるように、よろしくお願いします。

松戸市では、国が策定した、導入要綱のスケジュールに基づき、この3月に県を通して国に対し、松戸ナンバーによる地方版図柄入りナンバープレートの正式な導入申込みを行いました。今後、7月に導入地域の決定があり、12月までに図柄を提案したのち、平成32年度中に新ナンバープレートの発行が行われるとされております。
松戸市としましても、松戸ナンバーについては、その早期導入を望むものであります。
しかしながら、今回のご当地ナンバー追加募集については、地方版図柄入りナンバープレートの導入に伴い実施されることから、申請には図柄の提案が前提となっており、国の導入要綱に基づき、申込みを行っている以上、ナンバープレートの発行を前倒しして欲しいといった要望を市から正式に出すことは大変難しいと思われます。
なお、平成30年5月22日付け国の報道発表により、松戸ナンバーの平成32年度中の導入が決定しました。

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