木材工芸学会(もくざいこうげいがっかい)
1918(大正7)年、東京高等工業学校の卒業生を中心に、木檜恕一を会長として設立された、家具室内装飾の研究団体。設立当初の名称は「樫葉会」。1919(大正8)年3月、月刊雑誌「木工と装飾」を創刊した。1921(大正10)年より木材工芸学会と改称し、雑誌名も「木材工芸」と変更した。1923(大正12)年5月、森谷延雄の主導により「新しい家具の展覧会」と「標準家具装飾メッセ」を農商務省商品陳列館で開催した。「傘立て」は、木材工芸学会によって標準家具装飾メッセに出品された家具のひとつである。
