暮らしの芸術都市(PARADISE AIR)
国際的な文化芸術の発信拠点である「PARADAISE AIR」を通じて、国内外の芸術家の滞在制作を支援し、滞在アーティストと地域住民や子どもたちとの交流を通じて、市民が世界の多様な文化芸術に触れる機会を創出しています。
PARADISE AIR(撮影:加藤甫)
PARADISE AIR(パラダイスエア)とは
松戸宿の歴史と伝統を引き継ぐ「一宿一芸」をコンセプトに、国内外の芸術家が滞在するアーティスト・イン・レジデンスです。
国内外のアーティストたちが行き交う文化芸術のトランジットポイントを目指し、アーティストに無償で滞在場所を提供する代わりに、まちに新たな作品や視座を残してもらう様々なプログラムを行っています。地域の住民や子どもたちとの交流などを通して、松戸でしか出来ない作品を制作してもらうことで、アーティストによる新たな視点や切り口を通して、まちの可能性を広げていくことも視野に入れて活動しています。
滞在アーティストによる作品展示やパフォーマンスや地域の人たちへのインタビュー、子どもたち向けのワークショップなどを通じて、アーティストと地域が交流し、文化芸術活動に触れながら、互いに学びあう機会を創っています。
PARADISE AIR
外観
POWERS OF TEN表紙
設立10周年記念アーカイブブックを刊行
令和5年5月に10周年を迎え、これまでのあゆみをまとめたアーカイブブック「POWERS OF TEN(パワーズ・オブ・テン)」を刊行しました。
本書では、PARADISE AIRにまつわる事柄を10個のキーワードで紹介。世界中・日本各地からやってくるアーティストたちとの日々の記録写真をふんだんに盛り込んだビジュアルブックと、識者によるレビューを交えPARADISE AIRという取り組みを詳細に紐解くテキストブックの2冊組となります。お近くの市立図書館(本館、地域館、分館)に所蔵しています。
内容
- ARTISTS:428組・636人が松戸に滞在した日々
- RESIDENCE:滞在制作できる場所
- MATSUDO:私たちの活動拠点
- COORDINATORS:PARADISE AIRを運営するチーム
- COLLELCTIVE:PARADISE AIRを支える集合体
- PROGRAM:事業紹介
- LEARN:アートを通じて学び合うこと
- DOCUMENT:活動の記録を残すこと
- RELATIONSHIP:アーティストとまちとの関係性
- FUTURE:PARADISE AIRの未来
