旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)(きゅうとくがわあきたけていえん とじょうていていえん)
更新日:2023年4月19日
国指定文化財 名勝 平成27年3月10日指定
戸定邸は、水戸徳川家第11代当主徳川昭武(あきたけ)の私邸として、明治17年(1884年)に建築されました。この年から本格的な造園も行われ、拡張工事を経て、同23年(1890年)頃までに敷地全体の造作が完成しました。
戸定邸庭園は、主屋の南に広がる起伏のある芝生地とその緑辺を彩るアオギリやコウヤマキ、西側傾斜地の豊かな落葉・常緑広葉樹林、遠景に富士山、近景に江戸川の流れや田園風景を借景として取り入れ、風致に富む景観を構成しています。また借景を主体とする簡素で平明な意匠・構成は、明治時代の庭園の特質をよく表しています。
戸定庭園が国の名勝に指定されたことを受けて、市では同庭園を徳川昭武が設計し完成させた明治期の姿に復元する工事を進め、平成30年春、約2年に及ぶ復元工事が完了しました!
旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)
「松戸庭園二於テ毬遊之図」明治31年5月8日 徳川慶喜氏撮影
復元された東屋庭園
所在地
松戸642の1 戸定が丘歴史公園
交通
松戸駅より徒歩10分
案内図
【国指定名勝】旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)
松戸市松戸642の1 戸定が丘歴史公園
関連リンク
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