在宅酸素療法時における火気の取り扱いには注意しましょう
更新日:2022年6月24日
新型コロナウイルス感染症の拡大から、在宅酸素療法を行う自宅療養者が増加していることに伴い、使用される酸素濃縮装置、液化酸素装置及び酸素ボンベの使用中に、喫煙等火気使用が原因と考えられる火災が発生しています。
在宅酸素療法を受けている患者やその家族等にご注意いただきたい事項
酸素は燃焼を助ける性質が強いガスです
高濃度の酸素を吸入中に、たばこ等の火気を近づけないようにしましょう。チューブや衣類等に引火し、重度の火傷や住宅の火災の原因となります。
酸素濃縮装置等を使用中は火気から離れて下さい
酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2メートル以内に火気を置かないようにしましょう。特に、酸素吸入中には、たばこを絶対に吸わないで下さい。
酸素濃縮装置等は取扱説明書どおり正しく使用して下さい
火気の取扱いに注意し、取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣類等が燃えたり、火災になることはありませんので、過度に恐れることなく、医師の指示どおりに酸素を吸入して下さい。
消防庁のホームページで、 在宅酸素療法時の火気の取扱いにご注意ください(外部リンク)をご覧ください。