グリーンスローモビリティ地域推進事業
更新日:2025年4月1日
グリーンスローモビリティ(以下「グリスロ」)とは、時速20キロメートル未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスやその車両のことです。
地域住民の自分らしい暮らしを支えるために、地域での買い物やグループ活動、イベント等さまざまな地域の活動に活用できます。
現在、本格運行は4地域で行われています。
※令和4年10月から本格運行
※令和5年1月から本格運行
※令和6年4月から本格運行
※令和6年5月から本格運行
グリーンスローモビリティ位置情報
現在準備中です。
※令和7年5月中にリニューアル予定
松戸市グリーンスローモビリティ プロモーションビデオ【提供:BOLDLY株式会社】
BOLDLY株式会社から本市のグリスロに共感いただき、PVを製作いただきました。
日常の様子やイベントでのインタビュー満載です。本市のグリスロのイメージがご理解いただけると思います。是非ご覧ください。
第3回(2023年度)『クルマ・社会・パートナーシップ大賞』(CSP大賞) 「モビリティ・ソリューション賞」を受賞!
松戸市のグリスロ事業がCSP大賞のうち「モビリティ・ソリューション賞」という部門賞を受賞しました
CSP大賞とは、「自動車業界で働く550万人とユーザーのさまざまな貢献に感謝を伝えるとともに、活動の広がりを促進する表彰事業」として2021年に創設されたものです。一般社団法人日本自動車会議所、日刊自動車新聞社が主催、経済産業省、国土交通省、日本自動車連盟(JAF)、全日本自動車産業労働組合総連合会(自動車総連)が後援として開催している大変意義のある式典で、第3回目となる今年度は、令和6年2月9日に表彰式が執り行われました。
応募総数62件のうち、大賞1件、選考委員特別賞1件、部門賞11件という結果となっており、松戸市はモビリティ・ソリューション賞という部門賞を受賞しました。
モビリティ・ソリューション賞とは、「モビリティに関する課題や、モビリティの手段を通した社会課題の解決に取り組んでいる団体に与えられる賞」とされており、松戸市のグリスロ事業は、地域住民が主体となって実施している点や、高齢者の社会参加・介護予防の促進といった福祉的観点で推進している点が特徴的で、評価・受賞に繋がりました。
以下に、受賞ポイントについてCSP大賞主催の日本自動車会議所様から頂いたコメントを掲載します
「松戸市の取り組みは、高齢者の移動手段の確保という地域交通の課題の解決のみならず、「高齢者の社会参加による介護予防」という目的から始められており、市の福祉部門が担当しているところが非常にユニークな点となっています。また、本事業の運営は地域住民が主体となっており、地域住民が自らの困りごとや課題に向き合い、対応結果を踏まえながら、改善を図っている姿は、単に行政が旗を振って市民に協力を促すスタイルとは一線を画していると言えます。選考委員会では、こうした松戸市の取り組みが、地域のモビリティ課題の解決の一つのモデルとして広く全国に広がってほしいとの期待を込めて、今回松戸市のモビリティ・ソリューション賞の受賞を決めたものです。」
一般社団法人日本自動車会議所『クルマ・社会・パートナーシップ大賞』(CSP大賞)
参考:一般社団法人日本自動車会議所とCSP大賞についての外部リンクを掲載
導入地域でグリーンスローモビリティが活用されています
地域導入した4地域では、夕方の防犯パトロールやクリスマスのイベント等さまざまな地域の活動に活用されています。
河原塚地域での防犯の様子
買い物の様子
青パトでの防犯パトロールの様子
小金原地区でのクリスマスイベントの様子
おやこde広場への送迎
セレモニー
小金原地区オープニングセレモニー
日時
令和4年10月30日(日曜)13時
会場
小金原中央商店街いこいの広場
出席者
- 渋谷 剛士氏(松戸市議会 副議長)
- 渋谷 清一氏(そば処 そば福)
- 並木 幸雄氏(小金原地区社会福祉協議会 会長)
- 松浦 好紀氏(株式会社トゥーコネクト 代表取締役社長)
- 石和田 二郎(松戸市副市長)
来賓者
- 斉藤 健氏(衆議院議員)
- 鎌田 実氏(一般財団法人日本自動車研究所 代表理事・研究所長/東京大学名誉教授)
セレモニーのテープカットの様子(左から、並木会長、渋谷清一氏、鎌田教授、石和田副市長、渋谷地区長、斉藤健衆議院議員、渋谷議員、松浦社長)
試乗会の様子
河原塚地域オープニングセレモニー
日時
令和4年10月29日(土曜)
会場
河原塚熊野神社
出席者
- 石井 敬治氏(松戸市東部地区 地区長)
- 河上 茂氏(千葉県議会議員)
- 白鳥 ひさじ氏(松戸市 はつらつクラブ連合会 会長)
- 田嶋 伸博氏(株式会社タジマモーターコーポレーション 代表取締役兼社長)
- 伊藤 智清(松戸市副市長)
来賓
鎌田 実氏(一般財団法人日本自動車研究所 代表理事・研究所長/東京大学名誉教授)
セレモニーのテープカットの様子(左から、吉村会長、湯浅会長、河上議員、鎌田教授、伊藤副市長、石山会長、高野会長、田嶋社長、白鳥会長)
試乗会の様子
グリーンスローモビリティ車両 お披露目会・試乗会
グリーンスローモビリティの車両お披露目会・試乗会を開催しました。当日は、本事業や車両に関する説明を行ったほか、ご参加いただいた方々に対して試乗会を行いました。松戸警察署、地域包括支援センター等、福祉の関係者、導入する地域の方々、グリーンスローモビリティ地域推進事業の協力者が参加し、大盛況に終わりました。
日時
令和4年9月26日(月曜)14時30分から16時
会場
松戸中央自動車学校(根木内681の1)
出席者
- 株式会社タジマモーターコーポレーション 代表取締役兼社長・田嶋 伸博氏
- BOLDLY株式会社 代表取締役社長兼CEO・佐治 友基氏
- 株式会社トゥーコネクト 代表取締役社長・松浦 好紀氏
- 松戸市長・本郷谷 健次
来賓
- 一般財団法人日本自動車研究所代表理事・研究所長/東京大学 名誉教授・鎌田 実氏(グリーンスローモビリティのアドバイザー)
(左から、佐治社長、鎌田教授、市長、田嶋社長、松浦社長)
試乗会の様子
トライアル
新松戸地域(令和5年6月29日(木曜))
道中は、大谷口駅や大谷口歴史公園、広徳寺を横目に、目的地の本土寺までゆっくりと走りながらコミュニケーションを楽しむ素敵な旅となりました。
矢切地域(令和5年5月24日(水曜))
当日は約30名の方が参加され、矢切の渡し付近や、野菊の里浄水場付近付近を走行し、大変盛況な1日となりました!
また、グリスロの停車場所として、特別養護老人ホームなでしこ様にご協力をいただきました。
六実六高台地域(令和5年3月25日(土曜)、3月26日(日曜))
六実支所・六実市民センターを起点に1DAYトライアルを実施しました。
当日は約80名の方が参加され、大変盛況な2日間となりました!
事業説明の様子
六実支所から出発
八ケ崎、二ツ木第2町会(令和5年2月6日(月曜))
午前中は貝の花第2公園(起点)からBig-A八ヶ崎(終点)、午後は二ツ木第2町会事務所(起点)からコモディイイダ馬橋(終点)で1DAYトライアルを実施しました。
市役所から地域までの運搬はHonda Cars 松戸様にご協力いただきました。
市役所から運搬の様子
地域での試乗の様子
町会での説明の様子
実証調査・報告会
グリーンスローモビリティ報告会
小金原地区と河原塚地域の2地域でグリスロの運行が終了したことに伴い「グリーンスローモビリティ報告会」を開催しました。本報告会では、地域で運営に携わった方々から、運行に際しての準備、運行中の対応、地域への波及効果、住民の皆さんの声等をご報告いただきました。
日時
令和4年2月17日(木曜) 10時から11時30分まで
場所
市民劇場 ホール(オンライン(Zoom)併用)
内容
- 市長挨拶
- グリーンスローモビリティについて
一般財団法人 日本自動車研究所 代表理事・研究所長
東京大学名誉教授 鎌田 実 先生 - 高齢者の社会参加について
千葉大学予防医学センター 近藤 克則 教授 - 実証地域からの報告
小金原地区 渋谷 寛之 地区長
河原塚ことぶき会 堀田 重信 会長
実証調査(令和3年10月から12月まで)
千葉大学予防医学センターとヤマハ発動機株式会社が協定を締結し、本市をフィールドとして、グリーンスローモビリティ(以下、「グリスロ」)を活用した高齢者の移動と健康に関連する実証調査を行いました。
実証調査にあたっては、 都市型介護予防モデル「松戸プロジェクト」において、松戸市と共同研究を行っている千葉大学予防医学センターが、高齢者の移動と健康に関連する検証を行いました。
なお、調査実施に当たっては、説明会を開催し、複数の地域からご提案・ご相談をいただき、調整の結果、小金原地域(20町会)と河原塚地域(4町会)を実証地域としました。
説明会詳細
日時
令和3年9月3日(金曜)14時から
場所
松戸市役所 新館7階 大会議室
内容
- 2019年国土交通省の実証調査概要の報告(松戸市)
- 調査概要(千葉大学予防医学センター)
- グリスロについて(ヤマハ発動機株式会社)
- グリスロの試乗
※説明会当日の動画
小金原地域
実証期間
令和3年10月25日(月曜)から12月19日(日曜)の8週間
オープニングセレモニー
日時
令和3年10月24日(日曜)13時30分 ※試乗会は14時から実施
会場
小金原中央商店街内(いこいの広場)
出席者
- 千葉大学予防医学センター教授・近藤 克則氏
- ヤマハ発動機株式会社技術・研究本部研究開発統括部長・飯田 実氏
- 小金原地区会長・渋谷 寛之氏
- 松戸市長・本郷谷 健次
来賓
- 一般財団法人日本自動車研究所代表理事・研究所長/東京大学
- 名誉教授・鎌田 実 氏(グリーンスローモビリティの先駆者)
セレモニーのテープカットの様子(左から、飯田部長、鎌田教授、市長、近藤教授、渋谷地区会長)
セレモニーの試乗会の様子
協力者
レクサス松飛台、小金原中央商店街、ヨークマート青葉台店、社会福祉法人根木内福祉会リバーサイド・ヴィラ
地域までの車両の運搬をレクサス松飛台様にご協力いただきました。
河原塚地域
実証期間
令和3年10月18日(月曜)から12月12日(日曜)の8週間
出発式・試乗会
日時
令和3年10月17日(日曜)11時30分から
会場
河原塚南山自治会館(松戸市河原塚165番地の7)
協力者
松戸市電業協会、ヤオコー稔台店、セイムス稔台点、ベルク松戸河原塚店、スーパーベルクス稔台店
国土交通省の実証調査支援事業
本市では令和元年度に、国土交通省のグリーンスローモビリティの活用に向けた実証調査支援事業の実証調査地域に選定され、実証調査を行いました。
令和元年度実施分の結果につきましては、国土交通省のホームページをご覧ください。
グリスロ賛歌
令和元年度、河原塚南山自治会において「グリスロ賛歌」が作詞、作曲されました。
※令和4年度、導入地域に決定されたことに伴い、歌詞に変更を加えたリメイク版が作成されました。
グリスロ賛歌(リメイク版)歌詞
※動画は令和元年度のものです。
協力者
ドライバー講習会の会場、車両の一時保管、車両の充電、試乗会の会場
プロモーションビデオの作成
車内感染対策用の空気清浄機を提供
車両の一時保管、車両の充電
積載車(キャリアカー)での車両の移動
積載車(キャリアカー)での車両の移動
積載車(キャリアカー)での車両の移動
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