周りに悩んでいる人がいたら(あなたもゲートキーパー)
更新日:2024年1月5日
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。
ゲートキーパーは「命の門番」とも位置付けられています。悩んでいる人に寄り添い、関わることを通して「孤独・孤立」を防ぎ、支援することが重要です。1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことがゲートキーパーの第一歩につながります。
ゲートキーパー4つの役割
ゲートキーパーは「変化に気づく」「じっくりと耳を傾ける」「支援先につなげる」「温かく見守る」という4つの役割が期待されていますが、どれか1つができるだけでも、悩んでいる人にとっては大きな支えになります。
変化に気づく
仲間や家族の変化に気づいて声をかける
じっくりと耳を傾ける
本人の気持ちを尊重し耳を傾ける
支援先につなげる
早めに専門家に相談するよう促す
温かく見守る
温かく寄り添いながらじっくりと見守る
ゲートキーパー養成研修(YouTube動画配信)
オンデマンド配信動画で、ゲートキーパーについて学びませんか?お好きな時間に何度でもご視聴いただけます。通信費用は利用者負担となります。
- 第1部「悩んでいる人にどう気づき、対応するかーゲートキーパーの役割ー」(約7分)
- 第2部「事例で考える、悩んでいる人への対応」(約5分)
- 第3部「ストレスにどう対処するか」(約8分)
ゲートキーパーについて学べる第1部、第2部だけでなく、自分自身のストレスにどう気づき、どう対処するかについて学べる第3部もおすすめです。
講師:NPO法人OVA 代表理事 伊藤次郎氏
精神保健福祉士。2013年より子ども・若者の自殺の現状に問題意識を持ち検索連動広告を通じて自殺リスクが高い子ども・若者を特定してインターネット相談を行い、現実の社会資源につないでいくインターネット・ゲートキーパー活動を実施し、2014年にNPO法人OVAを設立。厚生労働省自殺総合対策の推進に関する有識者会議委員。
第1部 悩んでいる人にどう気づき、対応するか ゲートキーパーの役割
第2部 事例で考える、悩んでいる人への対応
第3部 ストレスにどう対処するか
誰でもゲートキーパー手帳
ゲートキーパーとして悩みを抱える人の支援を行うときに必要なポイントをコンパクトに紹介した手帳です。(厚生労働省作成)
A4両面印刷・折りたたみ版(通常版)(PDF:1,160KB)
長辺綴じで両面印刷をして4つ折りにしてご利用ください。
そのまま長辺綴じで両面印刷をしてご利用ください。
厚生労働省のゲートキーパーに関するサイトはこちら
関連リンク
ゲートキーパーに関する問い合わせ先
健康医療部 健康推進課 電話:047-366-7481
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