議員定数について

松戸市議会は、昭和18年4月1日に松戸市制が施行された翌月の5月25日に議員30人(定数)の選挙が行われ、翌月の14日にはじめての市議会が招集されました。

戦後、新憲法とともに地方自治法が制定、施行され、民主化の具体的構想や地方分権の強化が明示されたなか、昭和22年4月30日に、2回目の市議会議員(定数30人)の選挙が行われました。なお、この時の立候補者数は43人です。

その後、人口増加に伴い、法定数が増加しましたが、定数を減少する条例を制定するなど定数抑制に努めました。昭和57年11月選挙では法定数が52人となりましたが、同年6月定例会において、定数を減少する条例を制定し、条例定数を48人としました。さらに平成10年6月定例会で減少条例を改正し条例定数を46人とする議員提出議案が可決され、同年11月の一般選挙から適用となりました。

平成11年7月16日には、地方分権の流れの中、地方分権一括法の公布に関連し、平成12年4月1日に地方自治法が改正され、市町村の議員定数は条例で定めることとなりました。本市では、平成12年3月定例会において議員定数を46人とする市議会議員定数条例を制定し、平成15年1月1日以降の一般選挙から施行適用されることとなりました。

平成21年4月に議会基本条例が施行されたことに伴い、議員定数について議論がなされた結果、平成22年9月定例会において、現行の定数から2人を削減し、44人とする市議会議員定数条例の一部を改正する条例案が議員提出議案として提出され、可決されました。平成22年11月21日に実施される市議会議員選挙から適用されることになりました。

なお、平成25年11月に松戸市議会議員定数等協議会を設置し、議員の定数、倫理、報酬に関する事項について今後も検討を続けていくこととなりました。