市民の声(令和8年度分)6月受理分
更新日:2026年9月30日
松戸市に寄せられたご意見・ご提案と回答
松戸市立小中学校の男女別名簿について
内容
子どもの入学をきっかけに、松戸市では現在も昔ながらの男女別名簿が使用されていることを知り、大変驚きました。
私は男女“混合”名簿で育った世代であり、東京都内や横浜市、近接県在住の友人たちに話しても、「まだ男女別名簿なの?」と驚かれることが多く、首都圏における現在の教育環境とのギャップを強く感じています。
松戸市に越してくる前は、松戸市は子育て世帯への支援が厚く、教育にも力を入れている比較的先進的な自治体というイメージを持っておりました。
しかし、実際の学校現場では、男女別名簿が今なお当然のように使われており、首都圏や全国の流れとの隔たりを感じ、とても残念に思っております。
男女別名簿については、近年のジェンダー平等や無意識のバイアスに関する議論の中で、「男子が先・女子が後」といった学校文化の積み重ねが、子どもたちの価値観形成に影響する可能性があることや、性別による区分を必要以上に意識させることにつながるのではないか、といった指摘が以前からなされてきたと認識しております。
そのような問題意識を背景として全国的に男女混合名簿への移行が進められ、現在では標準的な取り組みになりつつあるものと思っておりました。
実際、東京都内では男女混合名簿が大半の学校で導入されているという調査もあるようです。
そのような状況の中で、松戸市において男女別名簿が現在も継続されていることは、「教育に力を入れている自治体」という印象との間に少なからずギャップを感じる要因となっています。もちろん、現場には長年の運用や事務上の事情もあるのだと思います。
しかし、男女混合名簿への移行は単なる事務的な変更ではなく、子どもたちがより自然でフラットな感覚を育んでいくための環境づくりの一つとして、多くの自治体で取り組まれてきたものと理解しております。
松戸市として、
・現在の男女別名簿の実施状況
・男女混合名簿への移行検討の有無
・教育委員会としての考え方
について、一度整理・公表いただくとともに、今後のあり方についてもご検討いただけますと幸いです。
一保護者として、子どもたちがより自然でフラットな環境の中で育っていけることを願っております。
回答
この件について、学務課から回答しました。
この度は、市長メールをいただきまして、ありがとうございます。
昨今、ジェンダー平等の意識の醸成や多様性への配慮等については、児童生徒の価値観形成に影響する可能性が指摘されており、学校教育における課題の一つと考えております。
松戸市立小中学校において男女混合名簿を取り入れている学校は一部ございますが、各学校における児童生徒の名簿の取り扱いについては、学校長の判断で行っているところです。
お考えのように、ジェンダー平等の意識づけや多様な性への配慮、日常的な意識の変化等の観点から、学校における男女混合名簿の導入は意義あるものと存じます。
一方、健康診断等における事務処理やデータ管理の利便性等を考慮して、慎重に検討する必要があるとも認識しております。
市教育委員会としては、児童生徒のより良い成長に向けて、これまでの慣習を含めた各学校における現状等、様々な実情を踏まえて幅広い視点から検討していくことが肝要と考えます。いただいた貴重なご意見も参考にしながら、市教育委員会の関係課や各学校と連携してまいります。
今後とも松戸市の教育活動に何卒ご理解、ご協力を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。
担当課
公表について
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