松戸の松戸が松戸を語る(令和7年8月1日号)
更新日:2025年8月1日
市長コラム「松戸の松戸が松戸を語る」の記事は、広報まつどの毎月1日号に掲載しています。
vol.2 皆さんとともに歩み出す「まつど」(広報まつど8月1日号)
盛夏を迎え、暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、先月7月2日、市長として初めて迎えた定例会が閉会いたしました。市長報酬を2割削減する条例案など6議案を審議いただき、いずれも可決されました。
市役所の建て替えや市立総合医療センターの経営再建など、市民の皆さま、議員の皆さまからいただいた意見をしっかりと受け止め、さまざまな改革にスピード感をもって取り組んでまいります。
7月9日には、市立松戸高等学校と千葉大学園芸学部との高大連携事業に関する協定を締結しました。専門性の高い教育と実践的な学びを通じて、まつどの未来を担う人材の育成を一層進めていきます。協定の締結に先立ち、千葉大学園芸学部の1年生の皆さんに市の魅力や課題について講義をさせていただきました。学生の皆さんはとても熱心で、
講義後には多くの質問もあり、私自身も刺激を受けました。
早いもので、市長就任から約2カ月が経ちます。私はかねてより、市民の皆さまの声を直接聞き、お話ししたいという思いを抱いておりました。8月2日(土曜)には、タウンミーティング(市民の皆さまとお話しする場)を行います。松戸市の身近な課題や未来について距離なく気軽に語り合う、有意義な場にしたいと考えています。今後も開催していく予定ですので、多くの皆さまの参加をお待ちしております。
最後に、これからの時期、梨が実り始め、旬を迎えます。松戸で育った私も幼い頃から、甘くてみずみずしい「まつどの梨(R)」を食べて、ひとときの涼を楽しんできました。「幸水」や「豊水」を含め、多くの品種が松戸でも栽培されていますが、その中でも「二十世紀梨」は明治21年に大橋村(現在の二十世紀が丘梨元町)で、松戸覚之助少年によって発見されました。松戸市から鳥取県に渡り、今では日本を代表する梨の一つとなっています。市内の観光梨園もこれからオープンします(詳細は広報まつど1面に記載)ので、一足先に秋の味覚を求めて、梨狩りに足を運んでみてはいかがでしょうか。
