松戸地域の自然・風景
更新日:2020年6月9日
ふれあい松戸川
江戸川河川敷には、東京都や千葉県、埼玉県の水源となっている江戸川の水を、安全で良好な水質にするため、坂川の水を江戸川下流へ、バイパスにより流下させる全国的にも珍しい人工河川(流水保全水路)があります。この河川は、生態系の保全や、植物の豊かな生息空間を創出して、自然な川の姿となるように配慮されています。
江戸川松戸フラワーライン
現在の花畑のある場所は、地下に古ヶ崎浄化施設が建設されているため、マンホールや杭が地表に出ており、石ころも散乱していたことからグランドとしての使用は困難でした。
そこで、平成7年の秋からフラワーボランティア、地元町会や愛護団体の皆さんによって荒地を整備しました。
現在では、約2ヘクタールの河川敷に、春は500万本のレンゲ、秋は100万本のコスモスが彩り、河川や自然に親しめるイベントを4月と9月の年2回開催しています。
松戸緊急船着場
松戸緊急船着場は、大震災や災害発生時に、被災者の救援、被災地の復旧活動、救援物資の輸送拠点になります。また、災害等の緊急時以外は、消防局の水難救難艇の基地や、水上バスの体験乗船等に利用しています。
坂川
坂川の小山から赤圦樋門までの950メートルでは、貴重な水辺として、潤いやゆとりを与えてくれる川に生まれ変わらせる「河川再生事業」が行われています。かつては「日本一汚い川」といわれていましたが、近年では、アユ、ウナギ、カニ、エビや、ハグロトンボをはじめとする20種類のトンボなど様々な生き物が生息する清流によみがえりました。
千葉大学園芸学部
明治34年に千葉中学の松戸分校が置かれることになりました。A棟辺りの敷地は、水戸藩主・徳川昭武より寄贈されたと伝えられています。その後、日露開戦により県財政が逼迫し閉鎖となりますが、戦後、千葉県立園芸専門学校が設立、昭和4年に文部省に移管され千葉高等園芸学校となり、千葉農業専門学校を経て、昭和24年、千葉大学園芸学部として復活し今日に及んでいます。構内には、明治42年から、当時の学生が庭園実習によって作庭した、フランス式庭園、イタリア式庭園、イギリス風景式庭園、ロックガーデンがあります。
※校内に入るには事前許可が必要です。
松戸中央公園
第一次世界大戦後の翌年、大正8年に工兵の役割の重大なことに痛感した陸軍が、進歩する近代戦に対応できる知識、技能を教育する目的で、松戸競馬場跡に陸軍工兵学校を開校しました。
その後、千葉大学工学部を経て、現在は松戸中央公園となっています。2本のイチョウの巨樹、学校の門柱、歩哨舎は、陸軍工兵学校時代からのものです。晩秋には黄色く輝くイチョウが、私達の目を楽しませてくれています。
公園施設には、市営プール・テニスコートがあります。テニスコートの設置は、昭和34年にご成婚された現天皇陛下が、テニスが縁で皇后陛下と結ばれたことから、テニス愛好家が急増し、その設置が強く望まれたためです。
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経済振興部 文化観光国際課
千葉県松戸市小根本7番地の8 京葉ガスF松戸第2ビル5階
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