松戸市高度救助隊
更新日:2014年6月5日
高度救助隊とは
平成7年に発生した阪神淡路大震災をはじめ、ここ十数年の間に新潟県中越地震、東日本大震災など、多くの尊い命が失われた未曽有の災害が発生しています。
また、JR西日本福知山線列車脱線事故など、救助の困難性を窮めた災害も発生しています。
そういった背景の中、これまでの救助体制に加え、より高度な救助資機材と、専門的かつ高度な教育を受けた隊員で編成された、高い救助技術を駆使する「特別高度救助隊」、「高度救助隊」の全国的な整備が進められています。
松戸市高度救助隊
本市の救助隊は、国内の大規模災害はもとより、国際消防救助隊として海外へ2度出動した実績のある全国でも有数の救助隊であり、消防庁の指導の中、国際貢献を継続することから、松戸市においても高度救助隊の整備が求められ、発隊しました。
高い救助技術と熱い思いは、大規模災害はもとより、あらゆる救助事態から市民の命を守ることを最大の使命とし、皆様のご期待に応えるよう日々鍛錬をしております。
トレンチレスキュー
NBC災害対応訓練
高度救助資機材
地中音響探査機
倒壊した建物、土砂崩れ、陥没、地すべりなどの現場で、生き埋めとなった要救助者を探査するための資機材。生存者が発する些細な音や振動をキャッチします。
地震警報機
余震が活発な状況において活動を行う救助隊員に危険を知らせるため、人が地震を感じる前の初期微動(P波)を感知し、警報を発信する装置です。
夜間用暗視装置
夜間での活動で被写体を捉える事が可能な特殊カメラ。わずかな光を増幅して要救助者を探すことが出来ます。
熱画像直視装置
目視できない濃煙の中でも熱源に反応して画像を映し出し、火災現場での要救助者の検索に有効です。
画像探査機1型
災害が発生し、倒壊建物内の要救助者を画像により捜索するための資機材です。
