あんしん歩行エリア(松戸駅周辺地区)
更新日:2013年11月25日
1.懇談会設置
懇談会設置の目的
この懇談会は、「あんしん歩行エリア(松戸駅周辺地区)懇談会」といい、歩行者および自転車利用者の安全な通行を確保し、安心して暮らせるまちづくりの実現を図ることを目的として設置しました。
懇談会の役割
地域住民、交通管理者、道路管理者が協力し、意見や情報を交換しながら、交通実態調査及び安全対策の検討を行います。
設置年月日:平成18年1月25日
懇談会委員
市民代表 | 市政協力委員連合会(本庁地区) |
---|---|
市政協力委員連合会(明第1地区) | |
市政協力委員連合会(明第2地区) | |
バリアフリーまつど市民会議 | |
松戸交通安全協会 | |
松戸地域交通安全活動推進委員協議会 | |
松戸地区安全運転管理者協議会 | |
学校関係 | 松戸市立中部小学校 |
松戸市立相模台小学校 | |
松戸市立第一中学校 | |
松戸市立中部小学校PTA | |
松戸市立相模台小学校PTA | |
松戸市立第一中学校PTA | |
行政関係 | 国土交通省千葉国道事務所交通対策課 |
千葉県松戸警察署交通課 | |
千葉県東葛飾地域整備センター調整課 | |
千葉県東葛飾地域整備センター維持課 | |
松戸市市民環境本部市民担当部生活安全課 | |
松戸市都市整備本部企画管理室 | |
松戸市都市整備本部都市緑花担当部都市整備課市街地整備担当室 | |
松戸市都市整備本部建設担当部道路維持課 | |
松戸市生涯学習本部学校教育担当部保健体育課 | |
松戸市都市整備本部建設担当部建設総務課 |
2.松戸駅周辺地区における交通事故調査
千葉県警察本部調査の平成11年~平成14年の交通事故発生状況調査に加え、平成13年~平成15年の同調査を行いました。
平成11年~平成15年総事故件数909件
年別交通事故発生件数
平成11年 | 平成12年 | 平成13年 | 平成14年 | 平成15年 | |
---|---|---|---|---|---|
件数 | 169 | 149 | 198 | 204 | 189 |
交通事故件数上位15位の地点
1 | 陣ヶ前交差点(国道) | 9 | 根本橋付近(県道) |
---|---|---|---|
2 | 根本交差点(県道) | 10 | 駅入口交差点(県道) |
3 | 七畝割交差点(国道) | 11 | 中日自動車前(国道) |
4 | 岩瀬交差点(国道) | 12 | サニーランド前 (国道) |
5 | 古ヶ崎五差路(県道) | 12 | 西蓮寺 付近 (県道) |
6 | 市役所付近(市道) | 14 | 岩瀬跨線橋付近(市道) |
7 | 秩父産業前(国道) | 15 | 京成バス営業所付近(県道) |
7 | オリジン弁当付近(県道) | 15 | 福寿建材前(国道) |
3.アンケート調査
皆さんが、エリア内の道路を歩行中、自転車乗車中、あるいは自動車運転中に、事故には至らなかったものの一歩間違えれば事故になる可能性が高かった体験を「ヒヤリ体験」と言います。
アンケート調査では、「ヒヤリ体験」がどのような状況で発生したのか、交通実態を把握するための調査を実施しました。
調査対象者
エリア内の住民モニター・中部小学校、相模台小学校在籍児童1~3年生の保護者・福祉関係者(バリアフリーまつど市民会議)・バス事業者(京成バス、新京成バス、東武バスの運転手)・松戸地区タクシー運営委員会(タクシーの運転手)
調査期間:平成18年2月8日~2月20日
アンケート調査
配布数 | 回収数 | |
---|---|---|
合計 | 1,060票 | 418票(回収率約39%) |
アンケート件数上位15位
1 | イトーヨーカドー前 (市道) | 9 | 一平橋(市道) |
---|---|---|---|
2 | 岩瀬交差点(国道) | 10 | オリジン弁当付近(県道) |
3 | 根本交差点(県道) | 11 | 松ノ木橋(市道) |
4 | ampm前(市道) | 12 | 松戸ハイム前(市道) |
5 | 植田歯科前(市道) | 12 | 第一中学校前(市道) |
6 | 江戸川堤防(市道) | 14 | 聖徳大学前(市道) |
7 | 駅西口交差点(県道) | 14 | 伊勢丹前(市道) |
8 | 古ヶ崎五差路(県道) | 14 | 樋野口交差点(市道) |
14 | 法務局前(市道) |
4.まちあるき点検
松戸駅周辺地区の事故発生箇所等を中心に、エリア内を5つのグループに分け、問題箇所の道路・交通の状況について「まちあるき点検」を実施いたしました。
点検項目
1.道路を歩いていて危ない所はないか?
(ア)車のスピードはどうか?
(イ)生活道路に地域と無関係な車両が入り込んで来ないか?
(ウ)歩いていて身の危険を感じるような状況はないか?
2.交差点で事故が多発する原因はなぜか?
(ア)交差点の見通しは十分か?
(イ)横断歩道は設置されているか?
(ウ)信号や標識が見えにくくないか?
点検日
東部地区:平成18年2月22日A・B・Cグループ
西部地区:平成18年2月24日D・Eグループ
まちあるき点検構成メンバー
国土交通省千葉国道事務所、千葉県警察本部交通規制課、松戸警察署、千葉県東葛飾地域整備センター、松戸市、町会・自治会(平潟自治会、本町自治会、二丁目自治会、三丁目東自治会、三丁目西自治会、根本第1町会、根本第2町会、根本第3町会、根本第7町会、根本第8町会、樋野口町会、納屋河岸町会、一丁目向山下自治会、岩瀬自治会、小根本自治会、旭ヶ丘町会、松戸山下自治会、陣ヶ前自治会、宮前町自治会、松戸ハイム管理組合、相模台町会、岩瀬裁判官宿舎、古ヶ崎本田第3町会)、バリアフリーまつど市民会議、松戸交通安全協会、松戸地域交通安全活動推進委員協議会、松戸地区安全運転管理者協議会、松戸市立中部小学校、松戸市立相模台小学校、松戸市立中部小学校PTA、松戸市立相模台小学校PTA
5.ヒヤリハット地図の作成
まちあるき点検の参加者5グループにより熱心な議論が行われ、危険・問題箇所などを地図に明記し、ヒヤリハット地図(危険・問題箇所を記した地図)を作成していただきました。
作成いただいた地図は、グループの代表者に発表していただき、今後の安全対策作成の資料にすると共に、学校や町会・自治会関係者に配布し、交通安全の啓発活動に役立てていただきます。
実施日:平成18年3月2日
6.事業実施計画の検討
まちあるき点検の参加者5グループにより、ヒヤリハット地図(危険・問題箇所を記した地図)を基に具体的な対策案の作成を行いました。
作成いただいた安全対策地図は、それぞれグループの代表者に発表していただき、今後の道路管理者・交通管理者の事業実施計画の資料にさせていただきます。
実施日:平成18年3月14日
7.第2回懇談会
本懇談会では、まず第1回懇談会から交通事故・アンケート調査、まちあるき点検、ヒヤリハット地図作成と、これまでの取組み状況報告と、安全対策(案)のご説明を行いました。
今後、関係機関と詳細な現地調査を行い、対策実施箇所を確定します。
事業評価は、平成11年~平成13年の交通事故年平均件数(172件/年)と、対策実施後1年間の事故件数を比較し、その結果を平成21年以降に公表したいと考えております。
目標1:死傷事故件数の2割削減
目標2:歩行者及び自転車利用者の死傷事故件数の3割削減
開催日:平成18年5月31日
参考リンク
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