家族で『防災ミーティング』を開こう!
更新日:2014年3月10日
家族で話し合いたい5つのテーマ
災害はいつ襲ってくるかわかりません。家族が離れ離れのときに地震が起こることも考えられます。そんなときあわてないように、ふだんからお互いの連絡方法や避難場所などについてよく話し合っておきましょう。家族で行う"防災ミーティング"の具体的なテーマについては、下記を参考にしてください。そうした話し合いの中で、一人ひとりの防災意識を高めていくことから、わが家の防災対策をスタートしましょう
1.家族一人ひとりの役割分担
日常の予防対策上の役割と災害時の役割の両方について決める。寝たきりのお年寄り、病人、小さな子どもがいる場合は、だれが保護を担当するかなども話し合う。
2.家屋の危険箇所チェック
家の内外をチェックして危険箇所を確認し合う。放置できない危険箇所については、修理や補強の方法についても話し合う。
3.家具の安全な配置と転倒防止対策
家具の配置換えによって家の中に安全なスペースをつくれないか工夫する。また、家具の転倒や落下を防ぐ方法を考え、そのための新製品などがあれば教え合う。
4.非常持ち出し品のチェックと入れ替え・補充
家族構成を考えながら必要な品がそろっているかをチェックする。定期的に新しいものと取り替える必要があるもの(使用期限のある食料、水、乾電池など)は、だれが担当するかなども話し合う。
5.災害時の連絡方法や避難場所の確認
避難場所の確認の画像
家族が離れ離れになったときの連絡方法や避難場所を確認する。避難コースの危険箇所についても話し合い、できれば休日などを利用し、散歩を兼ねてみんなで下見をしておく。
