このページの先頭です
サイトメニューここから
このページの本文へ移動
健康医療都市まつど Medical city Matsudo
  • 健康医療都市まつど
  • 医療機関マップ
  • 病院・診療所紹介
  • 医療講演会
  • 健康づくり・健康教育
  • 救急医療・災害医療
サイトメニューここまで

新病院建設事業が本格スタートしました

更新日:2014年12月14日

平成29年12月 開院予定

 新病院建設事業の事業者選定は、設計・施工一括発注公募型プロポーザル方式により進めました。9月15日に公開プレゼンテーションを実施し、審査委員会の審査の結果を経て優先交渉権者を決め、契約を締結しました。これにより、積年の課題だった市立病院の建て替えが本格的に始動することとなりました。新病院の概要やスケジュール、事業費等をお知らせします。


新病院の完成イメージ

※現時点でのイメージです

新病院の概要

  • 所在地=千駄堀地先
  • 病床数=600床
  • 延床面積=約47,000平方メートル
  • 構造・規模=鉄筋コンクリート(一部鉄骨)造(免震構造)・地上9階塔屋1階・ヘリポート
  • 駐車場設備=493台

 新病院では現病院から引き続き、東葛北部二次保健医療圏の基幹病院として30の診療科を開設し、全県(複数圏域)対応型小児医療連携拠点病院、第三次救急医療機関(救命救急センター)、地域がん診療連携拠点病院、災害拠点病院等の指定・認定を受ける予定です。また、地域周産期母子医療センターも、現病院で指定を受ける予定です。

 新病院建設地は、現病院から北東に約1.5kmの千駄堀地区に位置します。新病院敷地内には駐車場493台を整備し、公共交通機関についても事業者と既存バス路線延伸の協議を進める等、利便性の向上に努めます。

 現在実施設計が進んでおり、平成27年後半には建設に着手、平成29年12月の開院を予定しています。


新病院案内図

スケジュール

  • 実施設計=平成26年12月~平成27年11月(12カ月)
  • 建築工事=平成27年12月~平成29年9月(22カ月)
  • 道路工事=平成29年9月まで
  • 移転期間=平成29年10 ~12月(3カ月)


契約から開院までのスケジュール

新病院の特徴

  • 建物全てを免震化し将来の医療機能の変化に免震構造内で対応
  • 災害時に全ての病院機能を継続できる地域の拠点病院
  • 豊かな既存斜面林を生かしたエコホスピタルの実現
  • 全病院利用者のための「明るさ」「温かみ」「親しみ」の空間創出
  • 建物の生涯にわたる費用(ライフサイクルコスト)の低減
  • 工事の影響を最小限に近隣の日常環境を確保する施工計画
  • 市内事業者からの調達や企業育成を通じ地域の経済活性化に貢献
  • 市内教育機関との連携やイベントへの参加等を通じ地域振興に協力


待合ホール

※現時点でのイメージです

新病院断面図

 新病院は、1、2階の低層階に病院機能の核となる外来部門・救命救急センター・検査部門等を集約し、院内動線を効率化します。3、4階部分に手術部門やICU・HCU部門、小児・周産期部門等を配置し、診療機能の集約や医局との連携を図ります。院内レストランやコンビニエンスストア・コーヒーショップ等のアメニティ施設の配置は、利便性を高めるよう検討します。

※断面図・配置図は提案の内容をもとにしたものであり、今後の協議により変更となる場合があります。

新病院配置図

 敷地内にある既存樹林を最大限に活用し、患者の療養に寄与する緑化整備を計画しています。また、敷地内に病院を周回できる通路を整備し、災害時の院内アクセスを複数確保するとともに、施設メンテナンスの効率化を図ります。

新病院の役割

なぜ、新たな病院を建設するのですか?

 市立病院は昭和42年9月に現在の上本郷に移転しました。1号館は築50年近くが経過し、耐震性能は確保されていません。また、増改築を繰り返した他の病棟も老朽化し、既存施設での耐震化や新たな医療環境への対応は難しく、大規模災害発生時に災害拠点病院としての機能を確保することが困難です。あらゆる状況下で市民により質の高い高度医療を安定して提供するため、新たに病院を建設することとしました。

市内に大きな民間病院がありますが新病院は必要なのですか?

 市立病院は、地域の中核的な病院として急性期医療・高度医療を提供しています。特に、民間の病院が採算性の面で参入・充実を図ることが難しいと考えられる第三次救急医療・小児医療・周産期医療・がん医療・災害時医療・感染症医療等の政策医療は、自治体病院が引き続き担う必要があります。また、地域医療支援病院として地域の医療機関との連携や後方支援の役割も担っているため、民間病院が増えても新市立病院は必要です。

市立病院建て替えのこれまでの経緯

平成24年 9月 建設予定地が千駄堀に決定
12月 新病院整備基本計画(改訂版)策定
平成25年 3月 設計施工にかかる建設事業費を予算化
9月 労務費高騰などに対応するため予算を増額
10月 公募型プロポーザルによる公募開始
12月 全参加表明者が提案辞退
平成26年 6月 新たな手法での再公募開始
9月 優先交渉権者を決定
10月 提案を基にした建設事業費予算を増額
11月 設計施工一括請負契約締結

新病院建設事業費

建設関連経費の高騰に対応

 新病院の建設にあたり、建設労務単価や資材費の高騰、消費税率の改定(5%→8%)、東京オリンピック・パラリンピック開催決定による特別需要等が重なり、当初見込んだ建設費は大幅に増額せざるを得ない状況となりました。平成25年の公募型プロポーザルが不調に終わったことを踏まえ、建設費が高騰する市場動向に対応できるように、提案価格の上限を定めずに提案を求め、提案価格を検証後に予算化を図る新たな手法を採用し再公募しました。
 その結果、3者が競争する形で提案があり、審査を経て優先交渉権者を決定し、必要な調整の上、新病院の設計施工を約191億円で契約しました。

今後の社会情勢や事業の進展に応じ変動が生じることも想定されますが、新病院建設に掛かる事業費計画は次のとおりです。

  • 建設に伴う事業費=実施設計および建設費191億円、基本設計・工事監理費等11億円
  • 病院建設に関連する事業外経費(機材整備・道路整備費等)=約27億円
  • 開院後の借地料、途中買い上げが発生した際の費用およびその他想定される経費=約39億円

※事業費は全て税込み表示です。

市立病院の経営

経営力の強化と自立した病院経営

 新病院建設費が当初の想定より高額となりましたが、良質な医療提供への投資として市民の皆さんのご理解をお願いします。また、将来病院事業が負担する返済額の増加には、より一層の経営努力によって適正な対応を図り、投資効果を最大限に高めます。
 そのため、平成26年度より「松戸市病院事業経営計画」を策定し、全職員が経営健全化の目的と施策を共有するとともに、各部門で定めたアクションプラン(行動計画)の実行に取り組みます。また、経営力を強化する仕組みを整備して経営計画を着実に推進し、自立した病院経営に努め引き続き自治体病院としての役割を果たすことで、市民の皆さんに安心で良質な医療を提供します。

お問い合わせ

松戸市立総合医療センター

千葉県松戸市千駄堀993番地の1
電話番号:047-712-2511 FAX:047-712-2512

本文ここまで


以下フッターです。

松戸市役所

〒271-8588 千葉県松戸市根本387番地の5 
電話:047-366-1111(代表)
FAX:047-363-3200(代表)
Copyright © Matsudo City, All rights reserved.
フッターここまでこのページのトップに戻る