化学物質過敏症
更新日:2025年7月31日
化学物質過敏症とは
化学物質過敏症は、何かの化学物質に大量に曝露されたり、または、微量だけれども繰り返し曝露された後に、発症するとされています。化学物質への感受性は個人差が大きいため、同じ環境にいても発症する人としない人がいます。(化学物質過敏症支援センターホームページより引用)
また、化学物質過敏症は治療法が確立されておらず、原因となる化学物質を避けることが有効な対処法とされています。
症状
頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛、皮膚炎、下痢、便秘、不眠、不安、動悸など様々です。
原因となるもの
化学物質過敏症と原因物質との関係は解明されていません。原因となる可能性のあるものとして以下のものが挙げられます。
- 家庭用殺虫、防虫剤類
- 香水などの化粧関連用品類
- 衣料用洗剤・柔軟剤類
- 防臭・消臭・芳香剤類
- ボディーケア用品(シャンプー、制汗剤等)
など(参考:化学物質過敏症支援センターホームページ)
当事者の方は、症状の原因と思われる物質に曝されないよう使用を避けることが望ましいでしょう。
周囲の方々への配慮
周りの人の中には、香りのある日用品や化粧品で体調が悪くなるなど、化学物質過敏症で苦しんでいる人がいるかもしれません。
公共の場や人の集まる場では特に香料(香水・柔軟剤など)の使用について周りの方々へのご配慮をお願いします。
お互いに思いやりの気持ちを持って生活していきましょう。
(消費者庁・文部科学省・厚生労働省・経済産業省・環境省)
柔軟仕上げ剤のにおいに関する情報提供(2020年)(独立行政法人国民生活センター)
知ってください!!その香り困っている人もいます(ポスター)(PDF:664KB)
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