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松戸市立博物館
感動体験博物館
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館長室から

土器写真

館長室から

「板倉鼎・須美子展」が東京で開かれます

 現在、東京の目黒区美術館で「よみがえる画家 板倉鼎・須美子展」(6月4日まで)が開かれています。
 この展覧会は、おととしの秋、当館で開催された「よみがえる画家 板倉鼎・須美子展」をもとに企画された展覧会です。松戸市教育委員会も特別協力という形で名前を連ねています。
 板倉鼎・須美子夫妻は1926年に与謝野鉄幹・晶子夫妻の媒酌で結婚し、パリに留学して洋画を学びましたが、二人とも20代の若さで亡くなっています。短い生涯だったため、画壇にはほとんど名前を知られておりませんが、松戸にゆかりのある画家としてもっと多くの人に画業を知ってもらういい機会だと思います。
 おととしの展覧会では、松戸にこんな素晴らしい画家がいたのかと感動される方がたくさんいらっしゃいました。もう一度二人の絵を見てみたいという方、おととしの展覧会を見逃したという方は、この機会にぜひご覧になることをお勧めします。4月29日には田中典子氏(美術館準備室長)による講演会も予定されています。
 板倉鼎は埼玉県の生まれですが育ったのは松戸市です。その関係で松戸市は板倉夫妻の作品を多数所蔵していますが、市には展示施設がないためにふだんは見ることができません。早く展示施設ができることを期待しましょう。           (2017.04.19)

「昔のくらし探検」とTVCMと

 新しい年が明けてもう2ヶ月がたってしまいました。春はもうすぐそこまで来ていると感じます。
 さて、この時期の恒例になりました、学習資料展「昔のくらし探検」が今年も3月26日まで行われています。松戸市内はもちろん、柏市、流山市、市川市の小学校からも生徒さんが見学に訪れています。引率の先生たちも使ったことのないような、今では見られなくなった道具をさわったりして楽しく勉強しています。
 また、3月19日(日曜)と26日(日曜)には、紙芝居や昔の子供の遊びを体験する催しが開かれますので、ご家族おそろいでお出で下さい。

 さて、最近、某保険会社のTVCMで、俳優の加藤諒さんが縄文人になっていますが、もうご覧になりましたか?竪穴住居も出てくるこの撮影がどこで行われたか、お気づきになりましたでしょうか?実は、ちょっとわかりにくいのですが、博物館の「縄文の森」で行われたのです。これを機会に、博物館が全国に知られればいいなと思います。                              (2017.03.01)

第1回松戸市立博物館アワード作品展始まる

 博物館は、開館以来、皆様に親しまれる博物館を目指して館員一同努力してまいりましたが、若い人たちにもっと博物館に来てほしい、博物館に親しんでほしいという願いから、「松戸市立博物館アワード」を立ち上げることにいたしました。
 市内外の小・中・高校生の皆さんに呼びかけ、「歴史」「松戸」という大きなテーマに、自由研究とイラストでチャレンジしていただきました。その結果、29校から、自由研究部門156点、イラスト部門150点もの応募がありました。どの作品にも努力と熱意が感じられ、全員に賞を差し上げたかったくらいです。この中から優秀作品を選び、授賞式が12月5日に行われました。そして6日から、イラスト部門は応募全作品、自由研究部門は受賞作品を展示する作品展が12月18日まで開催されています。子供たちの努力の結晶をぜひ見に来てください。
 アワードは来年以降も続きます。来年はもっと多くの力作が寄せられることを期待しています。
                                       (2016年12月6日)

「石斧と人」展の見どころ

 博物館では、現在、「石斧と人」展を開催しています(11月23日まで)。会場に入ると、いきなり日本最大、長さ60センチの石斧(重要文化財)が目に入ります。表面がきれいに磨かれていて、これだけなめらかに磨くのにどれだけ時間がかかったのだろうと、その苦労がしのばれます。この石斧の重さも、レプリカで体感できますので、ぜひご自分の手で実感してください。重いですよ!
 この展覧会のもう一つの見どころは、市内河原塚遺跡から出土した、土器に内蔵された磨製石斧です。このような例は全国でも17例しか知られていません。なぜ土器の中に石斧を入れたのか、謎です。この謎を解いたら、皆さんも立派な考古学者です。
 そのほか、最近まで石斧を使っていたニューギニアの人たちの生活を、使っていた道具と映像で紹介しています。昔、どのように石斧を使っていたかをさぐる手がかりになると思います。
 ところで、あちこちで博物館の展示を見ていると、思いがけない発見をすることがあります。他の人は気がついていないかもしれないと思う時は一人でニコニコしています。今回の展示でも見つけました。写真をあげておきましたが、皆さんはこの土器に私が何を見つけたかわかりますか?それは人の顔です。本当?と思う人は実物を見に来てください。偶然とはいえ、その見事さに感心してしまいました。皆さんも自分だけの発見を探してみてください。                         (2016年11月1日)

着物の思い出

 博物館では、現在、「くらしのなかの着物」展を開催しています(9月4日まで)。
現在では着物を着る機会が非常に少なくなってしまいました。着物を見かけるのは、正月、七五三、祭礼、成人式、大学の卒業式、結婚式、葬式など、主に冠婚葬祭の機会だけでしょう。着物は身近な存在ではなくなってしまいました。着物を着て生活していたのはずっと昔だと感じます。戦後すぐの「団塊の世代」の私にとっても、普段着は洋服でした。ふだん、着物で過ごしているのはお相撲さんくらいでしょうか。
 私が育ったのは神奈川県厚木市の住宅でしたが、庭に張り板を出してのり付けした布をピンと張っていたこと、くけ台で母が裁縫をしていたこと、赤ん坊のいる家ではおしめがたくさん干してあったことなどを思い出します。また、冬は足袋を履いていたこと、夏は下駄で遊び回ったこと、小学校の運動会は、運動靴ではなく、白足袋を履いたことなどを思い出しました。

 皆さんは着物にどんな思い出がありますか?展示された着物を見ながら、昔を思い出してみてはいかがでしょうか。
                                      (2016年8月23日)

戦国時代の貴重な資料「西原文書」を展示しました

 新しい年度が始まりましたが、熊本では地震による大きな被害が出ています。熊本城をはじめとする文化財も大きな被害を蒙りました。私たちも備えを怠ってはならないと感じます。被災された皆様の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 今年度最初の展覧会、館蔵資料展「幸田貝塚の世界」がまもなく終了します。ご存じのように、幸田貝塚の出土品は、その一部が、松戸市で唯一、国の重要文化財に指定されています。今回の展示では、お子様にも楽しんで頂けるような展示を目指しましたので、まだご覧になっていらっしゃらない方はぜひ、お子様連れでご覧下さい。ジグソーパズル、縄文衣装体験、しおり作りも楽しめます。

 ミニ写真展「駅前の風景 新松戸・北小金駅編」(6月30日まで)もお見逃し無く!昔はこんなだったのかと、今では想像も出来ないような風景に驚くばかりです。

 さて、このたび、博物館は松戸にとってたいへん重要な「西原文書」10点を入手いたしました。戦国時代の松戸を知る貴重な資料ですので、さっそく常設展示室に展示いたしました。写真の文書は、北条氏康が秩父氏と西原氏に出兵を要請した文書です。氏康は、NHKの大河ドラマ「真田丸」で高島政伸が演じている北条氏政のお父さんです。6月12日には、この西原文書について解説する講演会(博物館講堂、入場無料)が開催されますので、ぜひ足をお運び下さい。
(2016年6月7日)

3月の博物館

 3月に入り、暖かい日もあって春が近いことが実感されます。もうすぐ桜のつぼみも色づいてくることでしょう。

 さて、博物館の展示は室内だけではありません。野外でも縄文時代の竪穴住居を3棟復元して展示しています。今、そのうちの一番大きな竪穴住居の屋根が縞模様になっています。なかなかしゃれていると思いませんか?この光景が見られるのも今の内です。なんでこんな模様が出来ているのか、どうぞご自分の目で確かめてみてください。

 現在、学習資料展「昔のくらし探検」(3月27日まで)が好評開催中です。炊飯器ではなくかまどでご飯を炊いたこと、夏は蚊帳をつって寝たこと、水道ではなく井戸から水をくんだこと、洗濯機ではなくたらいと洗濯板で洗濯をしたことなどなど、昔と今の生活の違いを体感してください。
 なお、展覧会の期間中、3月20日(日曜)と27日(日曜)には、紙芝居の口演と昔の遊び(お手玉、けん玉、こまなど)を楽しむイベントも開催します。ぜひご家族でお楽しみ下さい。

 3月13日(日曜)には富澤学芸員による講演会「非文字資料とは何か?」(申込不要)がございます。昨年、博物館に入った富澤学芸員による初めての講演会です。ご期待下さい。
(2016年3月8日)


ごあいさつ

松戸市立博物館は、市制施行50周年を記念して、平成5年(1993)4月29日に「21世紀の森と広場」の一角にオープンしました。早いもので、今年で23年になります。
 開館以来、松戸市民をはじめ多くの方においでいただき、平成26年には来館者がのべ200万人に達しました。
 このように皆様に親しまれてきた博物館ですが、博物館も20年を過ぎると、施設の老朽化が目立つようになりました。照明も蛍光灯からLEDに変わろうとしています。博物館も時代に取り残されないように、常に新陳代謝を心がけなければいけません。博物館が「博物館入り」になってはシャレにもなりません。これからの大きな課題です。
 さて、博物館では現在、学習資料展「昔のくらし探検」(3月27日まで)を開催中です。平日は市内・市外の小学生が社会科の授業の一環として訪れて、楽しく学んでいます。また、デイサービスをはじめ高齢者の方々も、昔を思い出して懐かしくご覧になっていらっしゃいます。今から80年ほど前、人々がどんな暮らしをしていたのか、皆さんも来て、見て、さわって、体験してみませんか?
 これからも博物館をよろしくお願いいたします。
(2016年2月16日)

お問い合わせ

生涯学習部 博物館
千葉県松戸市千駄堀671番地
電話番号:047-384-8181 FAX:047-384-8194

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