松戸市立病院建替計画検討委員会(第2回)の概要について
更新日:2013年11月25日
検討委員会概要
1.開催日時
- 平成22年11月1日(月曜)午前10時30分から午後12時10分まで
2.開催場所
- 市役所議会棟2階第1委員会室
3.議題
1 市民公募委員の選考について
2 その他
4.公開・非公開の別
- 公開
5.傍聴人
- 一般3人、新聞記者3人
6.議事内容
委員会の様子
市民公募委員の投票
市民公募委員の選考について
市民公募委員については、平成22年10月1日から15日まで広報まつどや市ホームページを通じて募集したところ、54通の応募がありました。各委員には応募者の履歴書(氏名や住所の地番の部分などの個人を特定できる情報については隠したもの)と作文(氏名を隠したもの)をお渡しし、それを評価していただきました。その上で各委員が3票ずつ投票して、票が多かった上位3人を選出しました。
市民公募委員に選ばれた方々は次のとおりです。
- 谷川 正人 氏 北松戸在住 45歳 男性 得票数4票
- 窪田 芙美子 氏 六高台在住 64歳 女性 得票数3票
- 田村 建弘 氏 和名ヶ谷在住 51歳 男性 得票数3票
ご応募いただいた作文の中には優れた意見もあることから、集約したものを公表してはどうかとの提案がありましたので、主な意見をここに掲載します(配布資料の中に詳しく記載されています)。
意見内容 | 件数 |
---|---|
医療機関同士の連携を図る | 13 |
現地での建替えを希望、東松戸への移転反対 | 10 |
高齢者医療、慢性期医療、寝たきり予防、認知症予防、終末医療の充実 | 10 |
小児・周産期医療の充実、維持、24時間受入 | 8 |
救命救急の充実、維持、24時間受入 | 7 |
医師・スタッフの確保、医師スタッフの待遇向上 | 7 |
赤字経営の改善、建設費用の抑制 | 6 |
診療科目数・病院機能・規模の見直し、再編、減少 | 6 |
市民の意見を聴く機会を設けることについて
市民公募委員の参加だけでなく、広く市民の意見を聴き、委員も市民も含めてできるだけ多くの人たちで意見を共有したほうがいいのではないかという提案がなされました。委員会の下部組織として部会を設置して主催すること、広く参加者を募るため土日に開催することなどの意見が出され、12月に開催する方向で進めていくこととなりました。
コンサルタントへの委託について
現地建替の可能性を検証するため、医業経営コンサルタントに具体的な建替プランを提案してもらうことになっておりましたが、その委託業者が決定しました。
公募型指名競争入札により業者の選定を実施したところ、5社が募集に応じましたが、1社が応募要件に合致せず、さらに1社が仕様書についての質疑応答の過程で辞退し、結果として3社による入札が行われ、下記の業者が落札しました。
- アイテック株式会社 落札金額 11,550,000円(税込) 契約締結日 平成22年10月29日(金曜)
コンサルタントに現地建替プランの作成を依頼するにあたっての指示内容について検討しました。
【前提条件】
(1)医師住宅、5号館、駐車場などの周辺用地の活用を含めて検討する
(2)東葛北部地域の基幹病院としての現在の機能を維持する
(3)工事期間においても可能な限り現状の診療機能を維持する
(4)動線を改善する
【プランの種類】
1案:1号館の建替えを軸としたプラン
2案:1号館、2号館の建替えを軸としたプラン(夜間小児急病センターの対応を含む)
3案:その他のプラン
現在の機能を維持するためには、どのくらいの規模が必要なのかを明確にすべきとの意見が出され、市立病院の担っている役割・機能・必要とされる規模などについて議論が交わされましたが、短時間で結論が出る問題ではないため、コンサルタントが作成するプランの検討と並行して引き続き議論していくこととなりました。
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